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山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

千石山から駒ヶ岳へ

2014-05-18 | 山と無線

2014年5月18日(日)

 歩いたルート

 福井県小浜市池河内を起点に千石山と駒ヶ岳を周回する。このルートは、ネットで検索すると結構報告している人が多いようだ。気持ちの良い尾根歩きを期待して出かけた。

 登山口は小浜市池河内先の落合橋。橋の横に駐車スペースもある。地道の落合林道は車の進入が三角コーンで規制されている。林道を数メートル入ったところに、登山口を示す黄色いテープがあった。主尾根に乗るまでは尾根筋の急な登りが続く。途中から林業公社のプラ杭が現れ、尾根の左手は杉の植林地となった。40分で千石山から西に延びる主尾根に乗る。この先も黄色のテープが千石山を案内してくれる。

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落合橋手前の路肩に車を置く

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登山口を示す黄色いテープ、この先もこのテープは多い

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アカマツの林、倒木もあるが松は多く残っていた

 千石山(682m)山頂は広くなだらかなところで、広葉樹の疎林で展望はないが気持ちの良いところだった。430Mhzをワッチするがメイン周辺は全く入感なし。とりあえずCQを出すと、滋賀県多賀町のJG3UCC局から応答があった。

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千石山山頂

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山頂のプレート

 千石山から駒ヶ岳をめざし尾根筋を南に進む。P650手前の標高660m地点には三宅林道への分岐の表示があり、この辺りから湖北武奈ヶ嶽や三重ヶ嶽、琵琶湖の眺望が広がる。快適な尾根と展望に気分を良くしながら、駒ヶ岳を目指す。P650では10人位の若者が休憩していた。今日出会った初めての登山者だ。高校生かと聞くと大学生とのこと。山岳部の新歓登山なのかも知れない。生杉から百里ヶ岳経由だという。朝立ちでここまで来たのであれば相当な健脚ぞろいだ。

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P660手前の三宅林道分岐

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雰囲気の良い尾根と展望が続く

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三重ヶ嶽や武奈ヶ嶽の稜線

 駒ヶ岳(780m)山頂は、岩の上に三角点があり、琵琶湖方面の展望がよい。誰もいない山頂で430MhzでCQを出す。何回か繰り返していると長野県下伊那郡移動のJE0FOQ局から応答があった。標高1500m程度のシャックからとのこと。応答に感謝だ。

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ようやく駒ヶ岳山頂に到着

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岩の上に三角点がある

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駒ヶ岳山頂から湖北の山と琵琶湖、その奥には伊吹山

 山ランを終え昼食を食べていると、次から次に登山者のグループがやって来た。お互いに身内同士で写真を撮ったりしているが、先行者への挨拶もない。早々に身支度を整えて先に進む。この先は高島トレイルの道となる。木地山峠への標識に従いトレイル道を西に進む。尾根の南側に狭い作業道が現れ、その先で池河内に降りる尾根分岐が現れる。ここにもテープの案内があった。

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高島トレイルから日本海の展望

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ブナの大木

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トレイル道から百里ヶ岳?

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下山尾根分岐のテープ

 池河内への尾根もブナなど広葉樹の快適な尾根だった。P611辺りはユズリハの群落があり、尾根筋は若干の藪状態となっている。GPSとコンパスで方向を間違わないように注意しながら下山する。

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P611前後はユズリハが多い

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その先も気分の良い尾根

 P428から先は痩せた岩の多い尾根が続く。左側は切れ落ちた谷になっているところもあるが、赤いプラ杭とともに、人が歩きやすいように灌木の枝などが整理されていた。下山したのは予定通り落合橋の南詰。予定していた時間より早めに下山することができた。

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下山中の尾根から千石山の稜線

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P428から先は急で狭い尾根が続いた

(コースタイム)

7:50 落合橋登山口 → 9:18 千石山山頂 → 9:35 山頂出発 → 10:15 P650 → 11:12 駒ヶ岳山頂 → 11:43 山頂出発 → 12:02 尾根分岐 → 12:53 P456 → 13:45 落合橋に下山   

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