8月7日(日)
最高気温が36度を超える予報の中、京都北部の兜山と高天山で山ランをやってきた。
京丹後市久美浜町にある兜山は、山頂に熊野神社と展望台があり、車で山頂まで行くことが出来る。国道176号の甲山から入る道は全線が舗装されているが、車1台通るのがやっとの細い道で、対向車でもあれば苦労する道だ。192mの山頂には熊野神社があり、その横に三角点がある。道の突き当りには展望台があり、久美浜湾と日本海、丹後半島が一望できる。7Mhzを聞くと今日はフィールドデーコンテストをやっていたので、山形県のJI7GBI局に応答して1座目を終了した。
兜山山頂の展望台、山陰海岸国立公園の碑や説明板がある
展望台から久美浜湾と小天橋の展望
今日の2座目は京丹後市網野町にある高天山(285m)。国道176号をKTR網野駅前で海岸方面へ左折、一つ目の信号を左折すると下岡集落となる。公民館の広い駐車場に車をおかせてもらい、登山口の案内板から山へ入る。
高天山登山口の案内板、山頂まで4kmとある
民家の間を行くとすぐに「林道落谷線」となり、そこから長い林道歩きが始まる。林道を歩いていると、種類は分からないが小さなセミが道縁から次々と飛び出し、顔や体に体当たりしてくる。林道を歩くこと40分、最初の分岐に「山頂まで25分」の立派な指導標があり、そこから山登りらしくなった。登山道はよく整備されていて、手摺代わりのロープが多く設置されている。稜線に出ると「山頂まで約10分」の指導標と休憩のベンチがあり、日本海の展望がある。
稜線の休憩ポイントにあった指導標
その先は最後100mの急登に息を切らすと、網野の街や日本海、丹後半島の眺望が素晴らしい山頂だ。山頂には近隣の山名と方向を示した案内やベンチ、登山道を整備している「六社クラブ」のポストなどが設置されているが、日差しを遮るものがなくさすがに今日の猛暑では長居は出来ない。7MhzでFDコンテストのJA1CPに応答し、急いで下山した。
高天山山頂。ポストの中にはノートがあり、登山者の感想が記されていた
山頂からの眺望。網野の街とその先には依遅ヶ尾山の特徴的な姿が