8月20日(土)
観光名所嵐山の北西にある小倉山へ行った。嵐山公園亀山地区から登るが、公園には駐車場がないので、近くのコインパーキングに車を停めた。トロッコ嵐山駅から大河内山荘前を通り、公園展望台への案内に従って進む。展望台からは保津峡が美しい。
嵐山公園展望台から保津峡
「公園はここまでです」という看板の先は山道になる。途中で道が何本も分岐するが、何度か間違えながら、山腹の南側を巻くような道で徐々に高度を上げていく。駐車場から約55分で標高296mの山頂に到着した。ところが、山頂手前で煙が上がっているのが見える。誰か焚き火でもしているのかと近寄ってみるが山頂には誰もいない。落ち葉や腐葉土、枯れた立ち木が燻っており、まだ広がりそうな気配だ。あわてて警察や消防に連絡してから、井手町大峰移動のJM3GVH局と交信してとりあえず山ランを終了。下山してくださいという消防の勧めにしたがって下山を開始する。
小倉山山頂、煙が燻っておりびっくり
下山は山頂北側の管理道から山腹北側の道を通る。その頃から消防車のサイレンやヘリが飛ぶのが確認できる。携帯に消防からの連絡が何度か入り、場所を確認される。
下山途中の休憩場所にはこんな看板が
休憩場所から京都市内の眺望
消防から何度目かの連絡で、隊員が現地に到着して消火したとの情報がもたらされる。ヘリまで出動して大事になってしまったが、山で遊ばせてもらっている者の一人として火が広がらずに済んでほっとする。原因は分からないが、人為的な失火とすれば人騒がせでほんと迷惑なことだ。