ダビスタ04ノーリセット日記

2004年の発売当初からエンディング目指して苦闘し続けていまだに果たせずにいる男の、ある意味ライフログ

ダビスタにリアルな競馬を感じる幸福(3)

2006年11月02日 00時28分00秒 | きりん牧場史
プレイ再開の前に熱戦に手に汗握った、あの天皇賞を簡単に総括しておく(ちなみに前着順はコチラ)。

今作(既にPSP版発売後だけにこの表現も微妙か)のダビスタ04を良くも悪くも体現するのが、中舘を背に凱旋門賞など幾多のG1を逃げ切ったこの馬(805)。今回の注目は、この天皇賞で10連勝に挑む遅れてきた大物(801)との同期生対決であった。

前回触れた通り、1番人気は勢いで勝るオク手の彼(801)、2番人気のオペラオーを挟んで、3番人気が凱旋門賞馬(805)。脇を固めるのが日経賞で初重賞を勝ったばかりの明け4歳馬(821)、と6歳のナリタトップロードと4歳のマンハッタンカフェ・セイウンスカイ、そして3年前の有馬記念馬(784)という豪華メンバーであった。

4頭出しの4頭とも「いわゆるおまかせ指示」で臨んだこのレース、大逃げで勝って来た凱旋門賞馬(805)は典型的な「控えて見たら脆かった逃げ馬」を演じ、後方待機策の1番人気(801)と2番人気オペラオーは追い出しが遅れ届ずに4・5着というお約束な展開。逆に積極策に出た新星(825)マンハッタンカフェ・セイウンスカイが1着から3着を占めた。

10連勝が懸かっていた1番人気(801)は、前に行こうと思えば行ける馬なのだが、外目のワク順がたたって待機策とならざるを得なかった。内外の有利不利が極端な今作の矛盾を体現したと言えるだろう。同時に、時にシラケた雰囲気をかもし出す「大逃げ」の理不尽な強さを繰り返し体現してきた大逃げ凱旋門賞馬(805)のヘタレ具合も、今作の矛盾であろう。

実は今回のレース、凱旋門賞馬(805)の印は大きく下がっており、今回の結果が果たして「大逃げモード不発」のためなのか、ピークを過ぎた故のことなのかは次走で改めて「大逃げ」を試してみるまで判断を保留せざるを得ない。

個人的には、今回の競馬は実に競馬らしいものだったと思いたいのだが、凱旋門勝馬(805)がちゃんと逃げたらまるで勝負にならないほどのブッチギリだったりすると、それはそれでかなり白けてしまうのも事実。今回のレースで名を挙げた新星(825)が一気に強くなる、あるいは、10連勝を逃した馬(801)が「前走は敗れて強しだった」となる方が、どちらかというと競馬らしい競馬だという感がする。

ブラックシャドー(805)の復活というオプションはそれはそれで魅力的ではある。でも、大逃げしたらブッチギリというというのは逆にしらける。このまま老いに敗れ去りつつあるブラックシャドー(805)が最後の有馬記念で最後の激走で薄氷を踏むギリギリの勝利・・・、ってな展開なら、それはそれで肯定したくなる自分がいるワケです。終わるなよブラックシャドー(805)。いや、終わってもそれはそれでもいいけど。


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