私が広告業界を選んだ理由

　どうも！皆様お元気でしょうか。ライターの孫子です。

　先日ゆりさんが「なぜ広告業界を志望されたのですか？」という質問をしてくださいましたので、今日は私が広告業界を選んだ理由についてお話しようと思います。（ゆりさん、いい質問本当にありがとうございます！）

　きわめて個人的な話ですので参考になるかは分かりませんが、私の例を述べさせていただきます。

　私の場合は、広告業界を志望した理由を一言で言うことはできません。様々な要素について考え、広告業界に行こうと思ったからです。

　まず自分は何が好きなのか？何をすることが好きもしくは得意なのか？について考え、そこから広告業界を目指す理由やきっかけを発見していきました。

　高校時代戦略ゲームに傾倒していたこともあり、人が何を考えているのか、人の言動の意図を探りそれを踏まえた上でいろいろな策を考えることが好だったこと。

　そして何より広告が好きでした。それはドラマ「恋のチカラ」や映画「ハートオブウーマン」などをみて培われたものかもしれません。その後、雑誌広告批評を読んでゆくたびにその思いは強くなっていったこと。

　たくさんの人々の目にとまり、社会にも大きな影響力をもたらすこともある仕事ですから、名声欲を満たす機会があること。

　広告する対象は新しい商品やサービスが多いと思ったので、広告業界で働いていればこれからも加速するであろう時代の波に乗り遅れることなく、時代の最先端を行くことができるのではないかと考えたこと。

　そして広告業界で実際に働いていらっしゃる方々の、洗練された思考力、人柄、仕事に対する思いなどを伺い、自分も将来広告業界の先輩方に比肩する存在になりたいと思ったこと。　

　以上を複合的に考えた結果、広告業界を志望いたしました。

　上記はあくまでも具体例にすぎません。

　ゆりさんはゆりさんなりの答えを見つけなくてはならないでしょう。

　そのために、まず広告業界の仕事とはどういうものなのかについて調べてください。

　そして自分は何をするのが好きなのかについて、自分の人生を振り返ってみて下さい。

　その後、広告業界の仕事内容と自分が好きな行動とが一致もしくは類似する部分が見出せれば、それは立派な志望理由になると思います。

　たとえ上記の二つが一致しなくても、広告業界の仕事について調べ、こういう仕事がやってみたいと強く思えるなら、それも立派な志望理由です。その場合はなんで其処まで広告の仕事をやってみたいと思うのか？その理由について考えてみてください。

　他にも自分の思いをさぐる方法はまだまだたくさんあると思います。

　そのほかの方法については他のライターの方にお任せいたします。


　これから本格化する就職活動に備え、自分の根底にある思いと正面から向かい合ってみてくださいね。そうすれば充実し、後悔しない就職活動を送ることができると思います。

　広告に関するオススメ本：天野祐吉著、岩波書店版（2002年）「広告論講義」


広告業界就職フォーラム：http://homepage3.nifty.com/adunion/　

　平成１７年９月１６日　孫子06