こんばんは、おりー07です。
昨日広告就職フォーラムに参加された就活生の方、本当にお疲れ様でした!
営業・企画・クリエイティブと幅広い職種の方のお話を聞いて、
「広告業界で働く」というイメージが湧いたのではないかなと思います。
自分が働く姿、なんとなくイメージできましたか?
ところで、フォーラムでも講演して下さった、
とおりすがりの業界人さんの、
「 広告業界就職ノススメ。 」もう読みましたか?
私は就職活動中、ずいぶんこの本に励まされました。
こんなにラインマーカーをひいたのは、大学受験以来ですw
広告業界の就職活動だけではなく、就職活動全般に関して、
いや日々の生活に関して、身に沁みるものでした。
知らないうちに「基本」を忘れてしまっているんだな~と
気付かされます。
私の印象に残ったコラムは、
「携帯で、名乗る。」
「「役員=お父さん、人事=お母さん」論。」
です。
就職活動の真っ只中、この本を持って夜行バスに乗った友達の隣に、
同じ本を持った就活生がいたそうです。
そんな「偶然の出会い」を結ぶ本ですので、是非読んで見て下さい。
フォーラムに来ていた就活生によくされた質問が、
「広告業界について勉強したいのですが、オススメの本はありますか?」
というものでした。
私は下でPRの本などを紹介するとして、
挨拶専用85さんのブログで広告をはじめとする本が
紹介されていますので参考になさってみて下さい。
ヴィレッジバンカードにもクリエイティブ系の面白い本が置いてますよ。
広告フォーラムに来た方は、ビーンスター株式会社の鶴野さんの
広報やPRに関する講演を聞いてどう思いましたか?
フォーラムに来ていない方は、なんとなくイメージはくるものの、
仕事の内容などイマイチピンとこないと思います。
今日は、私が就職するPRという業種について、
「そもそもPR(パブリック・リレーションズ)とは何なのか?」
について私なりに書いてみたいと思います。
ここでお断りしておきたいのが、まだ私は実際に働いていないので
多少違う面もあるかもしれません。
なので、実際に説明会に行って、社員さんに話を聞いたり
OB・OG訪問に行って働いている方に聞くことが
一番有益だと思います。
PRとは、
「個人や組織体が最短距離で目標や目的を達成する、
『倫理観』に支えられた『双方向性コミュニケーション』と『自己修正』
をベースとしたリレーションズ活動である」
という風に定義されています。
(ウィキペディア「パブリックリレーションズ」参照)
これだけだと、「難しくてよくわからない・・・」
という方が多いかもしれませんね。
例えば、あなたは商品を買うときに何を参考にしますか?
「@コスメであのグロスが1位だったから買ってみた!」
「テレビで特集されてたけど、デパートで物産展があっているらしい」
「Wiiの新発売で前日から並んでいるみたいだ」
こんなこと以外にも、
「友達があのベンチー企業の説明会が面白いって言ってたな。
新卒採用ブログもあるみたいだし行ってみようかな」
「市の名前が変わるって話題になっている」
「今年のベスト○○ニストが特集されてる」
このように私達は、日々あらゆるメディアに触れています。
そして、一見自分の判断で決めているということでも、
実は無意識のうちに、色々な情報をもとに行動していることが少なくありません。
手元にある情報をもとに、あらゆるものをミックスさせて
私達の心を掴むニュースにするのが、まさにPRの仕事です。
PR会社や企業の広報では、主に企業や製品を記事や番組に
掲載・放送するように媒体に働きかける仕事をしています。
(会社内の相互コミュニケーションを
活性化させるために社内報を、
株主にはIRを、
と仕事は多岐に渡っています。)
「いかにしてPRするものや人に話題性を持たせ、とりあげてもらうか」
がPRマン・ウーマンの腕の見せ所ですし、
やりがいがあるところだといえます。
そのため時事問題から流行・歴史と色んなことに
興味がある人に向いている仕事だと思います。
ただ、メディアにのせることだけがPRの仕事というわけではないですし、
メディアへの露出がなかったからといってPR効果がない、
というわけです。ここは難しい所です。
担当業種は、
製品、サービス、アイデア、人、組織、イベントなど数多くのものがあります。
言い換えると、何でもPR対象になるわけですね。
最近では、IR(インベスターリレーションズ)や、
企業の危機管理に対するPRが脚光をあび、
企業もPRを重要性を認知しだしたようです。
ここで、広告とPRの違いを説明したいと思います。
広告が主に「購買に結びつける仕事」ならば、
PRは「知らせる仕事」なのではないでしょうか。
また、PRも広告会社もクライアントさんがいるいことは同じですが、
広告会社は主にメディア(=媒体)の広告局と仕事をし、
PRはテレビなら制作局、雑誌や新聞なら編集局にかけあって仕事をします。
私もPRについて理解するまで時間がかかったので、
これだけ読んでPRのことを掴むのは難しいと思います。
そこでまだ、
「PRって何?」
「イマイチどんな仕事かよくわからない?」
という方へのとっかかりにオススメなのが、
広告フォーラムで、ビーンスター株式会社の鶴野さんも紹介していた
『サンキュースモーキング』という映画です。
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アメリカのタバコ業界で働くPRマンの話です。
東京ですと、池袋で2月2日までやっているそうですよ。
私も駆け込む形で見にいきますw!
同期の友達がけっこう見ているのですが、
「DVDになったら買いたい!」と言っていました。
また、「映画見に行けないよ~」
という人にオススメなのが、林真理子さんの小説
コスメティックです。
ひょんなことから主人公の女性が、
外資系化粧品会社の広報担当になり、
仕事の魅力にとりつかれていくという話。
新商品のイメージ作りがどう行われているのか、
どんな風に雑誌がつくられていくのか
などの裏話がよくわかります!
小説の中では、イマイチ華がない新商品のPR
なんかもあったりするのですが、いかにしてこの難題を乗り越えるか
そして、魅力的に見せるか、ということに試行錯誤する所に
ブラボーの一言です。
移動の息抜きにも最適ですよ!
マイナス要素をプラスに転化してしまう所がPRの醍醐味
なんじゃないかな、と思いをはせています。
そして、PRにも専門誌があるんですね。
PRIR
しかも、今月号の特集が
「特集:大学生・人気職種ランキング4位
経営戦略を推進する「広報」の最新事例」
なので、とっかかりには最高だと思いますよ。
そんなこんなで、皆さんがあまり聞いたことがない
「PR」という職種があることをご紹介しました。
PR会社の新卒採用というのは、リクナビなどに載っていなくて、
自社ウェブサイトで募集されているようです。
また、インターンやアルバイトを積極的に募集してますので
参加すると実際どんな仕事なのか体で理解できますよ。
以下何社か載せておきますのでご参考になさって下さい。
・井之上パブリックリレーションズ(社長さんが早稲田大学で講義をしているそうです)
・ビルコム(新進系)
・電通パブリックリレーションズ(電通グループ)
・プラップジャパン(独立系)
・共同ピーアール(独立系)
・オズマピーアール(独立系)
・ベクトル
・フライシュマン ヒラードジャパン(外資系)
・エデルマン・ジャパン株式会社(外資系)
細かいニュアンスが違っていたり、
わからないことがあればご連絡下さい。