衆議院予算委員会がスタートし、いよいよ国会論戦が本格的スタートした。
1月31日は、民主党議員も5人が質問に立ったが結局一矢も報いることは出来なかった。
長妻氏は、民主党と自民党の相違をボードを使って表現し、民主党を
美化したが、安倍首相に一つひとつ反論され、手法がデマゴークだと厳しく指摘された。
岡田氏は、靖国参拝等について質問したが、決め手を欠いて不発。
古川氏は経済やTPPについて質問したが、TPPについて選挙時
(参院)自民党は公約で交渉参加を明確にしなかったと追及したが、「自民党は聖域が
が認められない限り交渉には参加しないと公約に掲げて勝利した」「民主党は中で割れ
て結局決められなかった」と切り返されて炎上。
この後、異次元の税制措置を「どこが異次元か」等と批判したが、麻生財
務相に内容説明の後、「大変な税制措置である旨説明しましょうか…」と言われて断った
為、「説明は聞かないで、言葉だけを批判している」と言われて議場の失笑を買って、ほ
ぼ、自爆状態。
篠原孝氏は自民党の考え方や政策について一応理解を示した上で
だけど「こう云う問題があるので検討すべきではないか」と訴えて一応の理解を得た。
原口氏はNHK会長の失言に関して基本的な姿勢を質問したが、内
閣の責任を追及するには至らなかった。
民主党は、政府・与党との対決姿勢を強める事によって、存在感を強めるつもりでいるよ
うだが「あんた方の政権では、どうだったのよ…」と言われて攻めにならない。
まず、自分達がやって来たことを真剣に反省しない限り、先行きは見えない。