中小企業のES=人間性尊重経営のパイオニア/有限会社人事・労務 ES組織開発・人事制度改革ブログ

社員の幸せ、職場の幸せを基準に経営を、社風を変えたいと本気で思っている社長さん・人事担当者の方へのエールをあなたへ!

GATE ASAKUSAを合言葉に、中学生と、浅草のまちの「おもてなし」を考える3日間

2014-11-17 15:02:11 | ES
3日間お疲れ様!今年で、4年目になる地元中学生のインターンシップ受け入れプログラム。

* 後日届いた中学生たちからの感謝の手紙
 

今回は、GATE ASAKUSA をコンセプトに日本に来る1000万人のうち、約500万人近くが
やってくるこの浅草のまちのおもてなしについて中学生と活動をいたしました。
 今回の世話人は、石橋先輩と入社3年目を迎える、瀬戸山君です。


2人との今年のインターン生に対する受け入れ方針は、地域のためになる仕事を
体験させ、仕事は、お金を稼ぐだけじゃなく、それ以上に大切なものがあるということを
少しでも気づくきっかけが出来たらよいね!ということに。
 じゃあ、先日の「下町の未来のはたらくを考える」でも話題に出た、
これから益々オリンピックに向けて増え続ける未来の国際都市浅草としても
まちづくり、おもてなしについて考えよう!ということで一致。
 さて、初日から、果たしてどのように調査するか考えることに。
 瀬戸山君が、お得意のデザイン思考を中学生に説明したり、フィールドワークの
意義や手順を語っていくとどうしても避けて通れないことが生じました。
 利用者に直接聞き取り調査をするという項目です。
 さて、外国人と中学生が話せるか、そして、それはおろか、英語が達者な、
小保内が、こともあろうに、アメリカに研修ということで不在!どうする瀬戸山!
 ということになったのですが、瀬戸山君から、大丈夫ですと。
 なんの自信が彼にあるのかわからないが、さすが、若い2人。中学生をその気にさせ、
さっそくアンケートづくりへ。


 なんかスゴイ!中学生。自分より英語ができるじゃん。そうだ、彼らは、台東区ナンバーワンの
都立一貫校なのだ。サクサクとアンケートを完成させました。
 日本の魅力、お土産はなに?これからどこへ行くの?日本に来て不便だと思うことは?
 などをドンドン英訳したのでした。
 さて、私たちも、中学生のやる気に押され、なじみのお店にいって
「中学生がきているので、インタビューに協力してあげてくれませんか!」と。
地元のお店なども快く引き受けてくれ、この時ばかりは、毎日、フラフラと
色んな地元のお店に行ってつながりを作っておいてよかったと。



 さて、最初緊張気味だった中学生たちも、石橋や瀬戸山君と協会のジャンパーを来て、
まちに繰り出していきました。どこに、沢山外国人はいるのかな?扇子屋さんのおじさんに聞いてみよう!
あっ外国人の方だ!といつの間にか、自分たちからドンドンインタビュー。
 若い人、子供たちは、私たち大人より、仲良くなるのがうまい、そして速いなあとここでも感心。
 たった、三日間だけで、学生の姿勢がドンドンかわります。インタビューに戻ってきた、彼らに、
事務所の先輩たちから、インタビューどうだったと毎日聞かれる。中学生たちも目を輝かせ、
今日の外国人は、京都にこれから行くんだって、日本の素晴らしさは、自然や伝統って言ってました!
フジヤマを見に行くそうだよなどなど毎回新たな発見に仕事って面白いんですね。と一言。
 そうだよ、仕事ってなかなか面白いでしょ。お店のご主人からも、「浅草のためにおつかれさん!」って感謝されたでしょって。
 そして、最終日、インタビューの結果から、なにか創りだそうと、プロトタイプの段階へ。
皆、おもいおもいで、浅草の外国人をおもてなしするカフェを運営するとしたらどんなカフェを創りたいか描いてみることに。
「浅草のまちから、日本を地域、文化をしる世界の玄関口」というスローガンで、ASAKUSA GATE CAFÉ を描いてみました。
これが、彼らの完成イメージ。すごいですね。百人一首を埋め込んだ座敷、漢字ポスター、日本を5つに分けて物産を売る、
囲碁や将棋など自然と日本の文化に触れる遊び場、伝統工芸を一緒につくれる場など実に面白いです。
 アンケート内容は、40名ほど集まったので、後日皆さんにもほしい方は、お送りいたしますが、
大人顔負けのプレゼンでした。
 そんな、こんなで、あっという間の3日間でしたが、
学生たちは、素直です。私たち大人がやっていることを真似します。下の世代に起きていることは、私たち世代の行いがそのまま反映されています。

 学生たちが、感謝の手紙をいただきました。
 「お金を稼ぐだけじゃなく、人と人との関わりを大切にということを前提に仕事を選んでいきたい!」
  「人と人とのつながりは、自分自身を助け、お金以上の資産になる」
など、気づきがあったようです。
 本当に、今回のインターンプログラムは、地域の会社や、お店、そして浅草におとづれる外国人さんなどの
つながりなくしてはできないプログラムとなりました。ありがとうございました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿