実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

「工芸空間フゾン」・すてきなギャラリーを楽しめます!

2013年05月31日 | 日記

隊員NO.3ゆかぴで~す(^_^)v

5月28日(火)の課題研究の時間、学校がある大聖寺の街中・山田町の

工芸空間FAISONS(フゾン)」さんを訪問させていただきました。

工芸空間フゾンのマスター・山根大徳さんは大聖寺実業高校情報デザイン科の

卒業生で、わたしたち実高ふれ愛隊の大先輩です。

FAISONS」とはフランス語で「作りましょう」と言う意味。工芸空間フゾン

作品」のみでなく「[作家」そのものを見せるコンセプトで2年前にできた

ギャラリーカフェなのです。

工芸空間フゾンの建物は、かつて繊維業で栄えた大聖寺に、明治13~14年頃に

建てられた町屋を活用したものです。しとみ戸のある8畳の部屋が2つ、

吹き抜けの6畳の部屋1つがあって、ギャラリーとして、カフェとして、素敵な空間が

演出されています。オーナーの山根さんは、グラフィックデザインやウェブデザイン、

それにイベントや映像、音楽に至るまで、さまざまな仕事をされていて、とっても

格好いい方でした。そしてアシスタントをされている女性はチェロの演奏をされている方で、

アートなお二人は息もピッタリでしたよ。

わたしたちが訪問した日には、Suzu Yaki-静かなる重みの器たち-」という企画展が

行われていて、珠洲焼作家・宮脇まゆみさんの作品が数多く展示されていました。

宮脇まゆみさんは、1973年に金沢市で生まれた作家さんで、鳳珠郡能登町に

「しこたろ窯」という窯を持ち、金沢で制作した作品をその窯に持ち込んで丸5日間

寝ずの作業をして仕上げているそうです。珠洲焼は、珠洲市周辺で採取される鉄分を

多く含んだ土を素材に、1200度以上の高温で焼き締めるのが特徴だそうです。

火を止める段階で窯を密閉して酸欠状態にすることによって独特の黒灰色の

色合いが出現します。わたしもこのような珠洲焼の器を一つ持ってみたいなぁと

思いました。この展示会は6月19日(水)まで開催されています。

工芸空間FAISONS(フゾン)」ではうれしいことに、展示されている作品を

実際に手にとって鑑賞することができます。

みなさん、工芸空間FAISONS(フゾン)」を一度訪れて下さいね!

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