実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

山代温泉の女性の歴史を語る「女生水」

2013年05月30日 | 日記

隊員NO.2ゆきちで~す(^_^)v


山代温泉観光ガイド体験で勉強させていただいたことをレポートしています!!

古総湯から歩いて5~6分のところに、「女生水」があります。女生水は、

おんなしょうずと読み、かつては山中温泉の「桂生水」、加茂町の「ぼけ生水」と

ならんで、大聖寺藩の三生水の一つに数えられていました。

女生水」は1300年の間湧き続けていて、どんなときでも枯れることがなかった

のだそうです。山代温泉はその名の通り地面を掘ると、すぐに温泉が出るのですが、

飲み水はなかなか出ませんでした。街の中で水が湧く場所はごくごく限られて

いました。またこの地域には1956(昭和31)年まで上水道が通じていなかった

ので、それ以前の山代温泉では旅館の女中さんが、毎日せっせと水を汲みに

来ていたことから、いつしか女生水」と呼ばれるようになったのです。

男生水男生水

「女生水」の奥には地蔵尊が安置されており、山代に住むみなさんは、通りすがりに

必ず手を合わせるといいます。

みなさん、女生水」に湧き続けるおいしい水を飲んで、

山代温泉の女性たちの歴史に触れてみられてはいかがですか?