隊員NO.6れいなで~す(^_^)v
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5月7日(火)の課題研究の時間、片山津温泉の守護寺で
片山津のみなさんから「お薬師さん」と親しまれている「愛染寺」を
ご住職の竹内秀岳さんにご案内いただきながら、見学しました。
ご住職、本当にありがとうございました。
「愛染寺」は片山津温泉街を一望できる片山津で一番高いところにあります。
趣きがある石階段を60段ほど登ると、そこが「愛染寺」の境内です。
霊峰白山や柴山潟を望める素晴らしいロケーションですよ。
正面には本堂、右手にお寺とは思えないほど現代的な護摩(ごま)堂、そして
左手に納骨堂があります。
片山津温泉は1653(承応2)年大聖寺藩二代藩主・前田利明が、
鷹狩りで水鳥が柴山潟に群れているのを見て、柴山潟から温泉が
沸き出ているのを発見したのがはじまりだといわれています。それ以降、
幾人もの人々が水面の埋め立て工事を試みましたが失敗続きで、
ようやく願いが叶ったのは1882(明治15)年だったそうです。
それが片山津温泉の始まりです。温泉宿が建ち、湯治に訪れる人も増え、
温泉町としての片山津の町ができてきましたが、温泉を守るためのお寺がありません。
そこで「お薬師さんが必要」と立ち上がった片山津の人びとがいろいろと探し、
明治25年、金沢から「愛染院」を迎えることになったのです。それが
『瑠璃光山 愛染寺』となり、以来百三十年余り、片山津温泉の守護寺として
親しまれてきたのです。温泉って、「病気やケガを治したい!疲れをとりたい!
少しでも健康でいたい!」という人びとの願いと結びついているのですね。
1969(昭和44)年5月18日、片山津温泉は大火事に見舞われました。
今年は大火事から44年目。愛染寺の本堂では18日に「鎮火法要」が営まれます。
「愛染寺」って、片山津温泉とともに歴史を刻んでいるお寺なのですね。