実高ふれ愛隊日記

-石川県立大聖寺実業高校情報ビジネス科課題研究ブログ-

片山津温泉の守護寺・「愛染寺」

2013年05月13日 | 日記

隊員NO.6れいなで~す(^_^)v

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5月7日(火)の課題研究の時間、片山津温泉の守護寺で

片山津のみなさんから「お薬師さん」と親しまれている「愛染寺」

ご住職の竹内秀岳さんにご案内いただきながら、見学しました。

ご住職、本当にありがとうございました。

「愛染寺」片山津温泉街を一望できる片山津で一番高いところにあります。

趣きがある石階段を60段ほど登ると、そこが「愛染寺」の境内です。

霊峰白山や柴山潟を望める素晴らしいロケーションですよ。

正面には本堂、右手にお寺とは思えないほど現代的な護摩(ごま)堂、そして

左手に納骨堂があります。

片山津温泉は1653(承応2)年大聖寺藩二代藩主・前田利明が、

鷹狩りで水鳥が柴山潟に群れているのを見て、柴山潟から温泉が

沸き出ているのを発見したのがはじまりだといわれています。それ以降、

幾人もの人々が水面の埋め立て工事を試みましたが失敗続きで、

ようやく願いが叶ったのは1882(明治15)年だったそうです。

それが片山津温泉の始まりです。温泉宿が建ち、湯治に訪れる人も増え、

温泉町としての片山津の町ができてきましたが、温泉を守るためのお寺がありません。

そこで「お薬師さんが必要」と立ち上がった片山津の人びとがいろいろと探し、

明治25年、金沢から「愛染院」を迎えることになったのです。それが

『瑠璃光山 愛染寺』となり、以来百三十年余り、片山津温泉の守護寺として

親しまれてきたのです。温泉って、「病気やケガを治したい!疲れをとりたい!

少しでも健康でいたい!」という人びとの願いと結びついているのですね。

1969(昭和44)年5月18日、片山津温泉は大火事に見舞われました。

今年は大火事から44年目。愛染寺の本堂では18日に「鎮火法要」が営まれます。

「愛染寺」って、片山津温泉とともに歴史を刻んでいるお寺なのですね。

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