尾張廼家苞　四之上     身をしれば人のとがともおもはぬにうらみがほにもぬるゝ袖かな 　かこちがほなる我涙かな　なげゝとて月やは 　　　　...

  　　　和泉式部 　　　　　　　　おもひ 　あらざ　　　　　　でに 　　　　らむ　　　　　いま 　　　この世の　　　　　　ひ たび　　　　　　　　　 　　と 　...

        　　　　　　　　　春の日 俳諧七部集　　　　冬の日　　　一 　　　　　　　　　　　　ひさご ...

　刺史 　　　　　　　　　　　　　　　　　白 士女笙哥宜月下使君金紫称花前 　　　　　　　　　　　　　　　　　白 精明合浦珠相似断割昆吾剱不如 　　　　　　　　　　　...

            校 　七部集 正   乾、艮（坤） 表題紙なし。 八雲龍守 　　　　　　校訂 一葉舎仙鳬 ...

    神風の 　　　伊勢の濱荻 　　　をりふせて 　たび寝 　　　やすらむあ 　　　　　　らき 　　　　　　　濱邊に ...

春の日 曙見んと、人々の戸扣きあひて、 熱田のかたにゆきぬ。渡し舟さはがし くなりゆく比、并松のかたも見てわたりて、 いとのどかなり。重五が枝折をける 竹墙ほどちかさ...

    　　西行法師   こゝろなき   　　身にも哀 　　　　　　は 　　　しられ 　　　　　けり ...

春の日     　　二月十八日 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　荷兮   春めく...

百首歌たてまつりし時 　　　皇太后宮大夫俊成   　　駒とめて なほ水かはむ 　山吹の 　　はなの 　　　露そふ 　井...