源氏物語図屏風 蓬生 宮内庁三の丸尚蔵館 絵はがき
蓬生 「いかがすべき。かゝる忍び歩きも難かるべきを、かゝるついでならでは、え立ち寄らじ。変はらぬ有さまならば、げにさこそはあらめと、推し量らるゝ人ざまになむ」とはのたまひなが...
俳諧七部集 春の日 春野吟 餞別 蔵書
春の日 春野吟 足跡に桜を曲る菴二つ 杜國 麓寺かくれぬものはさくらかな 李風 榎木まて桜の遅きながめかな 荷兮 餞別 藤の...
源氏物語図屏風 薄雲・朝顔・乙女 宮内庁三の丸尚蔵館 絵はがき
薄雲 姫君は、何心もなく、御車に乗らむことを急ぎ給ふ。寄せたる所に、母君みづから抱きて出で給へり。片言の、声はいとうつくしうて、袖をとらへて、「乗りたまへ」と引くも、いみじう...
俳諧七部集 春の日 夏 武蔵坊 蔵書
春の日 夏 ほとゝきすその山鳥の尾は長し 九白 郭公さゆのみ焼てぬる夜哉 李風 かつこ鳥板屋の背戸の一里塚 越人 ...
源氏物語図屏風 若菜下 宮内庁三の丸尚蔵館 絵はがき
若菜下御琴どもの調べども調ひ果てゝ、掻き合はせたまへるほど、いづれとなき中に、琵琶はすぐれて上手めき、神さびたる手づかひ、澄み果てておもしろく聞ゆ。和琴に、大将も耳とゞめ...
俳諧七部集 春の日 逢坂 老子 火宅 蔵書
春の日 逢坂の夜は笠みゆるなどに 明て 馬かへておくれたりけり夏の月 聴雪 老聃曰知足之足常足 夕かほに雜水あ...
和漢朗詠集 餞別 元禄五年版
直幹 江霞隔浦人煙遠湖水連天鴈點遥 順 一行斜鴈雲端滅二月餘花野外飛 ...
俳諧七部集 春の日 秋他 蔵書
春の日 秋 背戸の畑なすひ黄はみてきり/\す 且藁 貧家の玉祭 玉まつり柱にむかふ夕かな 越人 厂きゝてまた一寐入する夜...