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好きになるってムツカシイ

パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉

2011年05月22日 | 映画

ディズニーが続編を作るらしいって噂が出てから
待ちに待ってた映画、「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」

昨日、観て来ました


          
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やー、バルボッサにブラックパール号を奪われたまま終わって・・・
エンドロールの後に何か始まったから、パールの行く末がわかるのか!?って思ったら、
オーランド・ブルームの恋物語のワンシーンで終わり

 ンなモンより、ブラックパールはっ

・・・って、とっても憤慨してた第三作だったんで
それはそれは楽しみに待ってた第四作でした


生命の泉の噂を聞いたジャック・スパロウは、地図を手に入れ船と乗組員を探しにロンドンへ。
そこで盟友?ギブスを絞首刑から救い出すが、英国海軍に寝返ったバルボッサに遭遇。
ブラックパール号の行方を聞くと、史上最悪の海賊、黒ひげに沈められ、
その戦いで、自分の片足もまた奪い取られたと言う。
「船長は船と運命を共にすべきじゃないのか?」というジャックに素知らぬ顔のバルボッサ。
ジャックは自分の名前を語って、酒場で船乗りを集めている人物の噂を聞く。
ジャックを語った人物は、昔、付き合って捨てた女海賊のアンジェリカだった。
アンジェリカは自分は黒ひげの実の娘だと打ち明ける。
アンジェリカに騙されて黒ひげの船に乗せられたジャック。
黒ひげ、アンジェリカ、バルボッサ、そしてジャックの目指す先は同じ。
ジャック(と地図をみたギブス)だけが知る生命の泉。

英国海軍は宿敵スペインを出し抜くために。
黒ひげは「片足の男に殺される」という予言(運命)に逆らうために。
アンジェリカは父親(黒ひげ)の命を助けるために。
バルボッサはブラックパールと片足の復讐のために。

ジャックは・・・
泉の「生命」のカラクリを知り、永遠の命への興味は失うものの
パールの復讐に燃えるバルボッサと、
昔ヒドイことをしたアンジェリカのために泉に向かう。

5者5様の思いと策略を秘めたこの呪われた航海。
最後に泉の水を手に入れ、「永遠の命」を飲み干すのは誰なのか!?


お話はそんな感じ

自由と海と酒と女、そしてブラックパール号を心の底から愛してる
キャプテン・ジャック・スパロウ
決して正義感あふれる海賊じゃないだけど
バルボッサの復讐やアンジェリカの(父への)思いを助けたりする
よくわかんない「正義」を持ってる愛すべき海賊。

アンジェリカと2人、置き去りにされた時には、
(助かろうとした)アンジェリカに愛してると告白されて、
自分も愛してる・・・とアンジェリカ抱き締めつつ、
「あ、もう行かなきゃ」って、ひとり、サクッと船に乗ったり
ギブスくんが救い出してきたブラックパール号(のボトルシップ)に
心底楽しそうに意気揚々としてたり

大冒険もさることながら(こっちがメインで、めちゃ楽しいよ )、
そんな自由気ままなジャック・スパロウが今回も健在で、めっさ楽しい

エンドロールの後も、続編を予感させるワンシーンがあるので
お見逃しなく


バラエティ番組:アナザー

2011年05月21日 | TV・本・コミック

今週は、珍しくバラエティ番組で竹野内豊を2回見ました

私がTVを見れるのは、大体、22時過ぎなんで
その前の時間帯はわかんないんだけど

ひとつは、ドラマBOSSの後でやってるトキオの5LDK
これは、映画の番宣で、共演の女優さんと出てました

バラエティが苦手であまり出ないと語ってましたが・・・
BOSSで全然外さないくらい、テンポ、イイから
空気がわかんないわけでもないと思うのになー
この番組では受けに回って静かに佇んでる感じでしたが

あ、結婚しろって、いろんな人から言われてて・・・・
共演の女優さんは、どうですか?って突っ込まれて
「一緒になってくれるなら」って、あの目で女優さんの目を見て答えてて・・・
共演の女優さん(20代)の方が赤くなってました

共演者を素で照れさせるなんて凄い

それにしてもなんで浮いた噂がないんでしょうね


二つ目は、昨日やってた、芸人さんの今田が仕切ってるアナザー
こっちは番宣も特にしてなかったんで、なんで出たのか不思議だったんだけど
メインは映画、「冷静と情熱のあいだ」で竹野内豊が長期ロケをしてたフィレンツェ。
当時の助監督(イタリア人)が、竹野内との思い出深いフィレンツェを案内して
竹野内がロケ中、ずっと滞在してたアパートや、よく行ってたお店とか紹介してて。
後半は、竹野内が行きたいと思ってるイタリアのリゾート地、サルディーニャ島を案内。
後半部分は、今田も絡めたコメディチックな乗りで進んでました

竹野内豊も、「懐かしい・・・」って魅入ってたり
映画のラブシーンでは「こーれは・・・」「勘弁して下さい・・・」って
本気で照れてたり

5LDKより、ずっとリラックスしてて、
見てるこっちも、凄く楽しかった

用意したVTR見ても・・・
ゲストのために(そして視聴者のために)真摯に番組造ってるんだなぁって思えます。
今は売れっ子な監督になってる、当時の助監督に依頼までしてるもんね。

ぶっちゃけ面白可笑しければいーじゃん?なノリのバラエティが多い中、
この番組スタッフ、とっても好感が持てます


アンノウン

2011年05月17日 | 映画

日曜日のレイトショーでアンノウン観てました


          
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ベルリンでの学会の発表の為、妻と共に空港に降り立った
植物学者のマーティン・ハリス博士(リーアム・ニーソン)は、
ホテルに到着した際、空港に大事な書類の入ったカバンを忘れたことに気づく。
しかし、タクシーを拾って空港に向かう途中、事故に見舞われ、意識不明の重体に。
4日の昏睡状態を経て目覚めると、記憶障害に陥っていた。
僅かな記憶を辿って、滞在していたホテルを訪れ、妻と再会するハリス。
しかし、妻は彼を知らないと言い、全くの別人を夫だと紹介する。
その夫は彼しか知らないはずの彼の過去を知り、妻との写真も持っている。
対するハリスは身分証明証もなにも所持してはいない。
自分は本当にハリスなのか?それとも頭がイカレタのか?
疑心暗鬼になりながら病院に戻ったハリス。
しかし、そこで誘拐されかけ、それを防ごうとした看護師が殺された。
そのことで自分が何者かにハメられたことを確信するハリス。
死んだ看護師が教えてくれていた「友人」の元を訪ね、
また自分を乗せたタクシー運転手を探し出し、協力を頼む。
謎を追ううちに、意外な真実をつきつけられるハリス。
果たして彼は、全ての謎を解き、過去の自分と対峙することができるのか?

お話はこんな感じ

や、一介の植物学者にしては、妙に物慣れてて
その上、記憶も定かでないのに、トラブルへの対処法が鮮やか。
特に身に迫る危険への対処(警察に捕まりそうになった時の言い逃れ方とか)は絶品で。
こんなん、一般人にはとても無理だろーって感じで始まってたんですが・・・
観ていくと、おお、だからか、おお、そうなのかって納得できる感じです

主役のリーアム・ニーソンは、「96時間」で娘を誘拐された元秘密工作員を演じた人
「パパ、最強」なゴッツイ暴走パパが強烈で
なんつーか、オッサンなんだけど・・
無表情で、必要とあればいくらでも冷酷になれる感じが
よかったら、前、こちら に書いてるので見てみてください

アンノウン、最終的には「自分だけ助かって、ズルくね?」って思ったけど
や、でも2時間バッチリ、目が離せない面白い映画でした


ブラック・スワン

2011年05月16日 | 映画

土曜日、車の片目のライトが切れたので、交換に行った帰り道・・・
ブラック・スワン、観て来ました


          
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ニューヨークのバレー団に属するニナ(ナタリー・ポートマン)は
元ダンサーの母親に生活の一切を任せ、人生のすべてをバレーに費やして生きていた。
そのニナが新作の「白鳥の湖」で主役のプリマに抜擢される。
優等生で繊細かつ臆病なニナの白鳥は完璧。
だが、邪悪な黒鳥にどうしても成り切れずにいた。
そんな中、演出家との噂や、奔放で官能的な新人ダンサーのリリーの存在により
ニナは精神的に追い詰められてゆく。
焦りと不安と苛烈なプライドの中、暗闇を彷徨うニナの精神。
狂気と紙一重の光と闇を行き来するニナは、やがて、栄光の舞台初日を迎える・・・

お話はそんな感じ

純粋培養な優等生の真面目っコが、もがき苦しんだ末に掴む眩しいスポットライト。
なんだけど、完璧を目指す彼女の選んだ(選ばされた)選択はとても過酷で。
ビジネスに直結する芸術を選ぶには純粋過ぎる要素(コマ)だった感が強かったです
あんま、アメリカっぽくない感じ。
ラストも決してハッピーエンドじゃないし

主演のニナはナタリー・ポートマン。
「レオン」でジャン・レノの小さな恋人を演じた13歳の女の子です
今はいろーんな映画に出てるけど、やっぱ、レオンがイチバン印象的

演出家役のヴァンサン・カッセルは、ドーベルマンやクレムゾン・リバーに出てた
ひょろっとした優男タイプなんだけど、妙に目を引く俳優さん
演技が上手いんでしょうか
それとも、とても自分にぴったりな役を選んでるんでしょうか
決してタイプじゃないのに忘れられないという

映画全体は暗いし、バレー好きな人には物足りないだろうし・・・
観た後も暗くなるんで

精神状態がな時に観た方がイイ映画だと思います


攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D

2011年05月15日 | 映画

GWの初日に「攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D」観てました
UPが遅くなりましたが



          
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『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』の3作目のオリジナルビデオを
3Dで映画化したものです。
映画化ということで、オープニングは新しく追加したんだそうな。
監督も押井守じゃなくて、神山健治です。

お話は・・・

多分、シリーズを見てないとよくわかんない感じになってます
メインで取り上げられてる問題は、少子高齢化。
なんだけど、かなり独特な進め方してるので、
ああ、そうですね、高齢化問題ですねって思える感覚ではないです
今までのシリーズに比べると、音楽の使われ方がイマイチ
ただ、3Dは綺麗でした
電脳だから、元々リンクし易いし
今までの3D映画の中では、イチバン、無理なくしっくりきてた感じがしました
3Dの必要性、感じられない3D映画が多いけど、これは別、必要に応じたって感じです。

ただねー・・・

目が慣れると物足りなくなる
30分刻みくらいで、もっとハードに3D化させてもいいんじゃないかな
お客さんも、一般映画を見る層じゃなく・・・わかってて来てる方々だしね

そうそう
お客さんというのが

マニアックっていうのはいいんだけどさ。
前の方も後ろの方も空いてるのに・・・
両サイド、きっちり座られたのには閉口しました

映画館で絶対的にイイ席(音響と映像と)って限られるけどさ。
席にかなり余裕があるなら、隣と、ひと席空けようよ
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