切ったら泣かすよ

好きになるってムツカシイ

消されたヘッドライン

2009年06月05日 | 映画

私には珍しく社会派ムービー、「消されたヘッドライン」を観て来ました
ラッセル・クロウは バーチュオシティ くらいしか観たことないんですが


        
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ある夜、何者かに追われてた黒人の男性が射殺され、目撃者も殺される。
そしてある日、駅のホームに落ちた女性が事故死する。
なんの繋がりもないように見えた2つの事件に、
若き政治家を巻き込んだ国家レベルの陰謀が絡む。
若き政治家の友人である新聞社のジャーナリストは、事の真相を暴けるのか??

お話はそんな感じ

この映画、元はイギリスのドラマなんだそうです。
元のドラマは政治とジャーナリズムの戦いを描いたサスペンスなのだそうな。
この映画では、政治(国家)が抱えてた問題は「軍」の民営化
国家の陰謀じゃなくて、民営の会社
しかも軍需産業じゃなくて軍そのものを民間がビジネスにするの
アメリカって今そんな映画ができちゃう下地、あるの
そっちのコンセプトに、まずびっくりでした

映画自体は、仕事、友情、出世、対立、妥協・・・いろんな思惑が絡み合って
ストーリーを重く肉付けしました。
心理的に圧迫されちゃう感じ
わかりやすい撃ちまくりなシーンは全くないんだけど・・・
どんでん返しに次ぐどんでん返しで、全然目が離せませんでしたよ~

ラッセル・クロウはね、一目見て、「わっ、デブった!」(笑)
役作りなのか、素なのか、判別付きませんでしたが

暗くはないけど、全体的にちょっと重い映画なので
ココロに余裕がある時に見た方がいいかも
あるいは、社会派だけどわかりやすいから、
「こういうのが好きなんだ」って、彼女を連れていくとかね


彼女さんが「ターミネーターの方がいいっつーの」って人じゃなきゃ