ブラームスの生家は現存していて、非常に古い建物です。
そして中庭があるのですが、まるで400年近くさかのぼって
タイムスリップしたような雰囲気です。
ハンブルクに38年以上も住んでいるのですが、恥ずかしいことに
生家の中に入ったことがないんです。
ですので、今日はちゃんと家の中に入りましたから。

もちろんどこに建物があるか、は知っていましたから。

その生家は、現在は博物館になっています。
ブラームスおじさんは銜え葉巻が好きだったようですね。

入り口の上に書いてありますが、1761年に建てられました。
では中に入ってみましょう。

建物に入った正面にあります。
ブラームスおじさん、怖そうな顔をしていますね。
左側の部屋に直筆の楽譜があったのですが、
ガラスをはめた額に入っていたため、
全部反射してよく見れませんでした

では階段を上りましょう。


ブラームスが弾いていた 「 ピアノフォルテ 」 です。
現在のピアノは、昔はピアノフォルテという名だったのですが、
いつの間にか 「 ピアノ 」 だけになってしまいました。

製造会社が書いてありますが、製造年月日は書いてありませんでした。

おそらく製造番号でしょう、中の板に焼き付けてありました。
ちょっと専門的なことを書きますが、この楽器は高音から低音まで
全て2本弦でしたね。
現在のピアノでは、低音は1本、中音域は2本、高音域は3本
ピアノ線を使っています。
このピアノフォルテがこの博物館のハイライトでした。

絵も飾ってありましたね。

ブラームスの時代には、すでに写真技術があったので、
これは写真だと思います。
うっすらとカメラを構えているジージが見えます

では最後に。

この博物館に入りたいひとは、5ユーロの入館料が
かかりますからね。
開館時間は火曜日から日曜日、10~17:00です。
次回はこの博物館の周囲を紹介したいと思います。
古くてきれいな建物ですから。
今日もジージのブログを訪問いただき、
ありがとうございました。
どうぞお気軽にコメントください。
では次回まで


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私はいつか、ヘルマン・ヘッセをたどる旅をしたいな~
彼はあちこちに住んだので大変です・・・
こんなにもっているなんて建築設計が昔のほうがより強固に作られているんでしょうか?
ピアノフォルテ、初めて聞きました。
見たことがない 形ですし、鍵盤の配置が 個性的です。
ユーチューブで 音色も聴いてみました。
プチ グランドピアノの様な楽器の演奏のみでしたが。
昨日の 聖ヤコビ教会のパイプオルガンも 興味深く インターネットで 検索できたものを 色々 読んでみました。
パイプオルガンの演奏は ホールでしか 聴いたことがありません。
なんか、人工的な感じかして しっくりきませんでした…。
いつの日か
聖ヤコビ教会のパイプオルガンを 聴いてみたい! と、思っています。
生家、というだけで、博物館という名前は大げさな気がします。
広さもごく当たり前の80㎡ほどのマンションのようだし。
でもまあピアノフォルテを見れただけでもうれしかったですね。
足跡をたどる旅は大変ですね。
僕はあまりよく知りませんが。
日本人でも俳人など旅をしっぱなしだったようですし。
ヘッセの足跡をたどれるといいですね。
この国は地震がないですからね、多少のことでは崩れません(笑)
でも本気で、木組みの家は頑丈だそうです。
ドイツのどこに行っても木組みの家はちゃんと残っていますから。
木組みの家を探してドイツ中を旅している人もいますよ。
ピアノフォルテは、学校の先生も知らないから教えてくれませんよ。
知っているのは音楽学の研究家くらいですから。
昔の鍵盤楽器は、オルガンを除いてこのような形がほとんどでした。
弦の張力がずっと弱かったので、大きくする必要がなかったのです。
ヤコビ教会のオルガンは、ハンブルクに来ればいつでも聴けますよ。
リューネブルクにも来たかったですよね。
近いからちょうどいいではありませんか。
一生懸命旅費を貯めましょう。