ジージのドイツ散歩

散歩中に見た物を写真に撮って、記事にしています。

ドイツの鉄道 その2

2013-04-02 | 特別編

                    前回は超特急と特急を紹介しましたが、
                    今回はその他、近距離電車です。

     初めにメトロノームです。
     ドイツ国有鉄道、DBの経営が思わしくなくて、
     部分的に私営鉄道になりましたが、その私営鉄道の
     会社はDBと同じ路線を使えるし、また利用客も
     DBの1部として切符を買えます。
     日本人にはちょっと理解できないかもしれないですね。

     

          メトロノームです。
          この名前を聞くと、音楽関係、あるいは
          楽器を演奏される方は、すぐあのカチカチ
          気になる機械を想像されると思いますが、
          正確に往復する、という意味があって
          名付けられたようです。

     

               これは1階席です。

     

               これは2階席。
               ピンボケですが、勘弁してください。

     前回、緊急ブレーキを作動した女性を記事にしましたが、
     今回はオロオロしてしまった女性の話です。

     ハンブルク止まりの長距離列車がハンブルクに着くと、
     まず中央駅、それからダムトア駅、そしてアルトナ駅が
     終点となります。

          僕はその時ブレーメン方面から帰ってきたのですが、
          アルトナで降りるため、ダムトア駅を過ぎると
          早めに席を立って乗降口に行ったのです。
          するとそこには60半ばくらいの女性が
          泣きながらうずくまっていました。
          僕が事情を聞くと、ダムトア駅で降りるつもりだったけれども、
          モタモタしていて降り損なってしまった、と言うのです。
          ダムトア駅とアルトナ駅間にはSバーンが通っていて、
          たったの3駅でしかありません。
          まあ東海道線、新橋と東京みたいなものですね。

               僕が繰り返してそれを説明しても、
               オロオロ泣いてばかり。
               非常ブレーキを作動させるクールな女性と、
               オロオロして何も出来ない女性。
               女性は2通りですね、吉田拓郎の
                “外は白い雪の夜”が思い出されました。

     今度はDBに所属している近郊電車です。

     


     

     ストライキの話です。
     DBはめったにストライキをしないのですが、
     ちょうど僕がブレーメンに行く時、
     ストライキがありました。
     ブレーメン~ハンブルク間は車で行ってもいいのですが、
     雇用者側がホテルを用意してくれるので、肉体的、
     そして精神的な疲れが違います。

          僕の乗ったICはのんびり走り続け、
          まあストは承知していたからよかったのですが、
          途中で停まり、やがて場内放送が流れてきました。
          『お急ぎのところ、大変申し訳ございません。ただ今
          牛が線路を横切っている為、停止しています』
          ストは承知しているよ、西部劇じゃないんだぞ 

     

               その近郊電車の1階席です。ちょっと色が・・・

     

               2階は1等席です。ガラガラですね。


                    今日もジージのブログを訪問いただき、
                    ありがとうございました。
                    どうぞお気軽にコメントください。

                    では次回まで