DV被害者の想いを綴った本。
DVのほかにもストーカーによる傷害・殺人事件。
相手がもう嫌だと言い別れることになりながら執拗に追いかけ回す。
これはもう全く病気としか言いようがないのでは。
この本の作者はDV被害について書かれた本を参考にして書いた。
主人公は、最終的に自分が殺されるか相手を殺すかまで追い詰められる。
元夫の殺意に敢然と立ち向かうのだが、最後、自分の殺意を実行する。
正当防衛を認められ起訴はされないで終わるのだが、明確な殺意を持って実行したことは
死ぬまで記憶にとどめられる。
現実に生きている今の社会でもDVはあり被害者もいる。
小説としてだけでは済まない感じで読んだ。
どうも後味の悪さがのこるな・・・。