toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

ほんまもんのピカチュウ

2006-12-17 22:45:11 | ダイビング、水中写真

さて、西伊豆は安良里の黄金崎ビーチでダイビングをして撮ってきた水中写真もとうとうネタ切れです。トリを飾るのはこれまたミジンベニハゼです。
僕としては本当に”なんかエエ感じやなぁ”という写真なのです。要するに、僕としては黄金崎ビーチで撮った中で一番出来が良いと考えているのです、正しくこの写真を撮れたので、黄金崎ビーチで潜ってよかったと思えてしまうぐらいです。

はからずも撮った直後、”ほんまもんのピカチュウのようだ”と例えた覚えがあるのですが、我がことながらナイス例えですわ。顔面の形状といい鮮やかな黄色といい、ピカチュウウミウシやなんてあだ名をつけられているウデフリツノザヤウミウシの何倍もピカチュウっぽいと思います。

っとここまで書いてハたと気づいたのですがピカチュウ自体実在の生物ではないので”ほんまもんのピカチュウ”ってちょっとおかしいなぁ、と思ってしまいました。

高所こわい

2006-12-16 18:24:28 | weblog
職場に建築中の建物があります。とても高いです。

今日、鉄骨の枠組を登ってみました。高いです、手のひらと足の裏がムジュムジュしてしまいました。

久しぶりに自分が高所恐怖症であることを思い出しました。

カワユイ??オドロオドロシイ??

2006-12-15 20:34:30 | ダイビング、水中写真

西伊豆は黄金崎ビーチでダイビングをして撮ってきた水中写真、今日はイザリウオです。オオモンイザリウオではないか、というようなことでした。僕は小さなイザリウオはかわいいので好きですが”成熟個体はちょっと気持ち悪いなぁ”派です。

この写真の構図は”長いレンズをつけて写真を撮っているときにでっかいイザリウオに遭遇した人が選択する構図BEST3”にかなりの確率で入ってくると思います。僕自身以前に2へんほどこんな感じで撮っていますし、他にどんな風なのがBEST3に食い込んでくるか想像がつかないぐらいです。
まぁ、何にせよでっかいイザリウオのゴッツさやら迫力を生かすには悪くない選択やないかと思っています。

ところでこの写真を撮ったときにご一緒した女性がイザリウオファンだったご様子で、水中でこの個体を見ていたく感激されていました。その余韻が覚めやらぬまま、僕の撮ったこの写真をご覧になって”カワイイ、カワイイ”を連発されていました。
しかし、”をでかゴツいイザリウオをおどろおどろしくうまいこと撮れたわい、イッヒッヒ”とほくそえんでいた僕にとっては”カワイイ”はちょっと複雑だったりしたのでした。

昨日のアヅリ浜でもでかくて黒いイザリウオを同じような構図で撮ろうとしましたが、うまいこと撮ることができませんでした。うまいこといってないなりにそのうちあげてみようと思っています。

初冬ってヤツです

2006-12-14 21:18:43 | 身の回りのこと

今日はお休みだったので久し振りにアヅリ浜でダイビングをしてきました。何かもぉ、やたらめったらニシキツバメガイがたくさんわいていて、嬉しいやらなんやらで水中写真も撮りまくりで楽しむことができました。
水温も17、8℃となっていて、気温よりも高いのでドライスーツを着て入ると海の中の方が暖かいぐらいなのです。とはいえ、水中はボチボチ寒い海の様相を呈してきつつありました(というような気になりました)。

写真は関係ないのですが、この間近所の横山で撮ってきたものです。季節感が漂うような雰囲気なのでエエ加減、時期を外しそうだったものですから、つい‥ですわ。
横山も冬に向かう雰囲気で花やら昆虫は殆ど見かけなくなってしまいました。そのうち越冬中の昆虫でも撮ってみたいです。

タツノイトコの水虫

2006-12-13 22:41:54 | ダイビング、水中写真

西伊豆は黄金崎ビーチのダイビングで撮ってきた水中写真、今日はタツノイトコです。僕はヨウジウオがおる、と思って見ていました。何といってもタツノイトコをそれとわかって見たことがなかったのですからしょうがありません。

このタツノイトコ、ファーストコンタクトのヨロコビ、オドロキ以上に精神的に衝撃を受けたのは彼らの体表です。よく見ると体表にコケやら藻類の類が生えているのですわ。
なんのために生やしているのか知りませんが、そんな得体のしれないものが体から生えていて気持ち悪くないのでしょうか?!
人間の体で考えたら、頭のてっぺんから植物が生えてくるやなんていうのは落語の世界の話です。現実的には足に水虫ができるのんが、体にカビやらなんやらが生えるということでタツノイトコと近いかもしれません。

全身に水虫ができているような状態で普通にふるまえるようなイキモノがいるわけないと思いますので、多分そんなことはないのでしょう。

桃色のイカみたいな感じで

2006-12-12 22:28:00 | ダイビング、水中写真

さてさて、ええ加減水中写真的ネタが底をつきかけています、西伊豆は黄金崎ビーチのダイビングで撮ってきた写真です。
今日はナンでしょう、このイカ?!ボウズコウイカでしょうか?!表面がツルツルスベスベしとるようなものは坊主さんの頭っぽいのでボウズコウイカである、というような話を聞いたことがあるような気がします。

僕は小さい頃、生きたイカを見たことがなかったので刺身やイカリングなんかを見て、”イカは白い”と思いこんでいました。おそらく現代のオコチャマもそうなのでしょう、絵なんか書かすとたいがい真っ白けに塗りよるでしょう(しかし、実際何色に塗ってよいものかよくわかりませんが‥)。
ところが生まれて初めてイカを釣った時にドギモを抜かれてしまいました。
水中で肉薄したときには感動してしまいました。
以来、イカがいると何か妙にかまいたくなってしまいます。

オオスジオッケー!!

2006-12-11 21:16:24 | ダイビング、水中写真

西伊豆は黄金崎ビーチでダイビングをして撮ってきたオオスジイシモチらしき魚の水中写真なのです。撮影直後に何という魚か教えてもらっていたはずなのですがさっぱり記憶が抜け落ちてしまったのでタチが悪いです。ナンタライシモチということぐらいはわかるのですが、その先がさっぱりです。

そんなわけで山渓社の”日本の海水魚”で調べて見ましたが体側の線の数やら別カットの尾鰭らへんの黒点から判断するにオオスジイシモチやないかなぁ、という考えにいたりました。

正直、僕はこの手のナンタライシモチやらネンブツダイやらナンタラテンジクダイの仲間の区別をつけて水中で見ていなかったのですが、いっぺんやたらめったら写真を撮ってやってちゃんと納得して識別してやらんとかわいそうだなぁ、と考えが改まってきました。
なんちゅうても彼らは数がいっぱいいますし、けっこう綺麗なトサカなんかのまわりでじっとしてくれたりしますもんね。

大型ハック!!

2006-12-10 17:29:54 | JOG家の晩メシ

なんとなく成り行きで玉城町のアスピア玉城というところの温泉に入りにゆきました。ところが現地に到着して付随する施設をうろちょろしていてとんでもないものと出会ってしまいました。
それがこの写真の重量4.8kgの大型ハックです。オチャラケ抜きにすると物凄く大きな白菜です。農家直売(育てたのは中森信郎さんという方です、感謝いたします)という販売形態ならではの、所謂規格外サイズなのでしょう。写真と違って、実物から滲み出る迫力は鬼気迫るものがあるほどなのです。

こんな大きなハクサイを果たして食べきることができるのか?!という疑問を抱えたまま、予定ではお好み焼きであった本日の晩メシメニューをその場で鍋物に変更して迷わず168円で購入しました。
何故か当初の予定である温泉に入ることもそっちのけでソソクサと帰宅して晩メシ準備なのでした。

喪中のご挨拶ハガキ

2006-12-10 13:36:08 | weblog
先日嫁ハンのおばあちゃんが亡くならはりました。そのようなわけで今年のJOG家は喪中というわけです。
今日は朝からボチボチ喪中の挨拶のはがきを仕上げていきました。

もしか(本当にもしかです)ワタクシJOGさんのおうちに年賀状を出そうやなんて予定されていた方がいらっしゃいましたら、ご遠慮申し上げますのでよろしくお願いいたします。

っとまたしても予防線なのでした。

青カブリ VS 僕

2006-12-09 21:24:14 | ダイビング、水中写真
先日のミツボシさんの写真について安良里でガイドしていただいたsay-sea中野さんに青カブリレタッチ画像を送ってもらってしまいました。それからすると、やっぱしオリジナルは”うはぁ、青膜かかっとるがな”といった感じになっております。

そもそもなんでこんな感じの写真になるかというと、
”ストロボというかフラッシュ光を照射しているのですが、ミツボシさんの体に反射してカメラのCCDに届く前に海水に吸収されてしまっている、つまり空気中で見るところのミツボシさんの色をCCDに変換させるには絶対的に不足しとるというか、とにかく照射量が少ない”ということなのでしょう。

それはそうなのです。なぜなら僕はわざと人工光を最小限に削って撮ってみようとと意図していたのです(決してスイッチ入れ忘れていたのデハアリマセン)。つまりはストロボというかフラッシュにディフューザーをつけて散乱、拡散させるだけでなく、その拡散した光の端っこをミツボシさんにちょっと補ってやって柔らかいエエ感じの青カブリになって欲しいなぁ、と念じていたのです!!
使いまわしの写真なのですがイメージとしてはこれとか

こんな感じを狙っていたつもりなのです。

考えてみれば僕が使っているカメラはデジタルカメラであるわけですから、撮った直後に色の具合やらなんやらを確認してフラッシュの角度やら出力、ミツボシさんまでの距離を修正してやればここまで質感がなくなってしまうこともないはずなのです。しかし、こういうものしか撮れていない理由は正しくここのところで、結局ジャマくさくてモニターでチェックしなかったり、”まぁ、ええか”的行動をとってしまうことにあると自分では考えています。

フィルムカメラの時と比べてシャッターを切るときの集中力が減少していることが多いことは自覚しています。これには良い面と悪い面があると思うのですが、完全に今回のケースは悪い面ですわねえ。どうも知らず知らずのうちにロクに設定も変えて撮ってもいないのに、”数たくさん撮っといたから大丈夫や”なんて考えてしまっているときがあるのですわ。
”納得いくまで撮る”の納得いくの部分がちゃんとできていないのでしょう。僕はやっぱりエエ感じの水中写真なんかが撮れると嬉しくて楽しいので、目一杯楽しむためにはメンタル面をもうちょっとなんとかしないといけないようです。

ミツボシさん撮りの苦悩

2006-12-07 22:08:04 | ダイビング、水中写真

ハイ、そういうわけでございまして苦悩しまくりのミツボシクロスズメダイの幼魚ちゃんです。西伊豆は黄金崎ビーチでダイビングをして撮ってきた水中写真です。

何が苦悩なのだ?!っという話なのですが、カメラの露出設定がさっぱり掴めない、目にピントがいけへん、ということなのです。
なんかもお、この写真はなんとなく写っている感じなのですが実際、ミツボシさんの鱗やら鰭やら口元なんかの質感があれへんやないですか、どうもD50でまともなミツボシさんの写真って撮れたためしがないんですわ。
多分、ストロボというかフラッシュを自動制御やなしにマニュアルで適当に撮っているせいなんでしょうが、ちょっと気分悪いですわぁ。

最後になりましたが、ミツボシクロスズメダイはキョロキョロしていてかわいい上に数もたくさんいるし、しばしばエエ感じのイソギンチャクと絡んでくれるのでダイスキです。

セミフォーボーー!!

2006-12-05 21:20:31 | ダイビング、水中写真

西伊豆の黄金崎ビーチでダイビングをして久し振りに出会いました。セミホウボウです。何かいかにもスルスルスルスルーといった感じで砂の上を滑走というか滑泳?!していました。

セミホウボウはどのへんがセミなのかよくわかりません。そんなことを言い出すとセミクジラなんかもそうですわね。しかし、僕がこの世の中で最も注目に値すべき、と勝手にマークしている”セミのつく生き物”は百人一首の蝉丸さんです。そうです、”これやこの~”という歌を詠まはったあの蝉丸さんなのです。
百人一首の札を用いた坊主めくりで蝉丸に何度泣かされたかわからない経験を持っているのはきっと僕だけではないはずです。

蝉丸さんとその絵姿を残しはった絵師の人はホンマに罪作りなお人ですわ、なんて21世紀の世の中で思われるやなんて、ご本人は思いもせんかったでしょうねえ。