toru-kon DIARY

撮魂日記
アクティブダイバーの水中写真日記ですよ

”草間の宇宙”ではないのです

2007-07-19 22:48:35 | 身の回りのこと
栗林慧先生の草間の宇宙という映像作品ではありませんが、今日僕にとって物凄い光景を目撃してしまいました。

それは草間ではなく会社のトイレ(和式)というどうしようもなく無粋な場所で起こりました。最初の引き金はトイレという閉鎖空間で逃げ場のない僕を蚊が襲ったことなのです。
ただでさえ空間的制約が大きい上に大事な用事で思うように動けないながらもなんとか迎撃にのぞんだ僕だったのですが、いかんせん狙いが定まりません。適当にこのへんかなぁ?と思うところで手をパチンとすると、ちょうどかすったような感じで1匹の蚊が床に不時着しました。
床でジタバタ暴れ狂っている蚊に対して、撃墜した人間の義務としてトドメをさしてやるべきだったのでしょうが、やはり全てに優先する大事な用事があったので熱心にそちらに取り組んでいました。

大事な用事がひと段落付いてふとトイレの右前方床側の角方面をフと見ると先ほど撃墜した蚊が角方向へフーっと移動していました。
そして僕は気づきました、その角に一辺4cmの正三角形みたいな感じのクモの巣があったのです、そしてその巣には蚊の体積の30分の1もないようなゴマ粒のようなクモがおるではないやないですか!!

アレー、どないなるんかいな?!なんて思いながら見ていると蚊はクモの巣に引っかかってしまいました。昔、ファーブル昆虫記かなにかでコガネグモが巣にかかった生物の振動で獲物を探知すると読みましたが、その通りにゴマ粒グモは”おっ”っといった感じで蚊の方向へダッシュして迷わず彼からしたらとんでもなくデッカイであろう蚊にかぶりついてトドメをさしてしまいました。

こんな身近な足元に弱肉強食と言うか下克上と言うか真剣勝負な世界が広がっているわけなのですから、うかうか用もなかなかたっせませんネ。

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