きょうの教会ごはん 

神様との食卓で、一緒にご飯を食べましょう!

真の情報力

2009年05月12日 | 羊の声
現代は、情報の時代。何をするにしても、どんな職種においても「情報力」が必要とされる。

正しい情報を得ることは、成功するために有効だ。しかし、毎日押し寄せる情報量に、うんざりしたことはないだろうか。統計によると、何とこの40年で発生した情報量は、その前の5千年分以上になるそうだ。現代人が扱う1日平均の情報量は、16世紀人の一生分とも言える。更に増加は止まず、5年後には倍増すると予測されている。こんな忙しい世の中に生きる私たちは、情報の怒涛に溺れ、押し流されて、行き先を見失ってしまう危険性がある。

聖書中、最も賢いと言われるソロモン王は、この問題に対処する術を知っていた。〔ソロモン王は、ダビデというイスラエルの偉大な王様の子供で、生まれながらの王として富も権勢も力も持ち、更に神様から祝福を受けて知恵と見識を授けられた王様。その財力で望むままのものを得、1000人以上の女性を宮殿に侍らせ、周囲の国々からも賢王との聞こえ高く、世の中の人誰もがうらやむような境遇にあった。しかし、彼はやりたい放題した後、そんな人生が何と空しいものだと悟る。〕彼の言葉として残された「伝道の書」には、次のような戒めがある。

それらよりもなお、わが子よ、心せよ。書物はいくら記してもきりがない。学びすぎれば体が疲れる。(コヘレトの言葉 12:12)

情報を制するため、正しく情報を得るため、3つのポイントがある。

(1) 知るべきものと、そうでないものを選び取ること。選択は生き残るための鍵となる。
(2) 知ったそのことの意味を理解るすこと。関連性を鳥瞰する。〔木を見て、森を見る。〕
(3) 知ったことをどう生かすか、何をすべきかを知る。

知識は知恵となる。知恵は、単なる知識よりも人生の成功をもたらすもの。それは、情報を力に変換できるからだ。知識ではなく知恵を得るための二つの方法。ひとつは祈ること。「あなたがたの中で知恵の欠けている人がいれば、だれにでも惜しみなくとがめだてしないでお与えになる神に願いなさい。そうすれば、与えられます。」(ヤコブ1:5)もう一つは、聖書を読み、神様の導きに従うこと。「しかし、自由をもたらす完全な律法を一心に見つめ、これを守る人は、聞いて忘れてしまう人ではなく、行う人です。このような人は、その行いによって幸せになります。」(ヤコブ1:25)


今日のサドルバックのディボーションから。〔〕内は私の付け足しです。

何を知るべきか、何を見るべきか、何をするべきか。一人では見失いがちなその答えを、仲間と一緒に考える、シェアすることで解答を見つける。火曜日の夕方はそんな人のために集まりたいと思います。トーランス、ガーデナ方面にいらっしゃる方、ぜひご一緒しましょう。お待ちしています。

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