きょうの教会ごはん 

神様との食卓で、一緒にご飯を食べましょう!

きょうの教会ごはん プリム祭

2015年03月07日 | 羊のご飯
夏時間が始まります。すると、春はもう間近!先週は、イスラエルの最初の春祭り、プリム祭がありました。ユダヤ暦アダルの月の14日で、喜びのお祭りとされています。きょうの教会ごはんでは、麻婆茄子豆腐に加え、デザートにこのプリム祭のお菓子、「オズネイ・ハマン」=ハマンの耳、と呼ばれるジャムをフィリングしたクッキーを用意しました。

プリム祭は、かつてイスラエルの民がペルシャに捕囚の民となり、民族の危機に際した時のお話に由来しています。聖書のエステル記にこのことが書かれています。シナゴーグでも、またメシアニックジューの礼拝でも、全10章を朗読して祝うのですが、ここでは結末だけ抜粋。

それはアダルの月の十三日のことである。十四日には安らぎを得て、この日を祝宴と喜びの日とした。 スサのユダヤ人は同月の十三日と十四日に集合し、十五日には安らぎを得て、この日を祝宴と喜びの日とした。(エステル9:17-18)

イスラエルでは、このお祭りゆえに、アダルの月を「一年中で一番幸せな月」と呼び、仮装したり、お菓子を贈りあったり、ジョークを飛ばしたり、お酒を飲むなど、大賑わいの日となるそうです。流浪の民となり、史上多くの迫害を耐えてきたユダヤ人にとって、このお祭りは悲しみが喜びに、嘆きが幸福に変えられる、「終わりの時」に起きることの象徴の日なのです。

 


折しもこの時期、イスラエルのネタニヤフ首相が、米国議会での演説を行い、ユダヤ人の彼にとっては当然ですが、エステル記を引用していました。「現在ユダヤ人は、我々を破壊しようとする、もう一つのペルシャ権力者による企みに直面している。」と、テロを続けるイラン(かつてのペルシャ)には、甘い態度は有効でないと明言し、イランの現状を、世界に対して警告を発しました。そして「いずれの立場であろうとも、イスラエルを支持してくれるものと信じている」と締めくくりました。

この議会演説もあって、今年のプリムの祭ではイスラエルのために祈り、そのイスラエルを愛する神様に心を向ける時となりました。神様は、イスラエルとの独特な関係について語られ、イスラエルを祝福する者に祝福を、呪う者には災いが与えられると語っておられます。なぜイスラエルなのか、エステル記って何?と思われた方、いつでもお菓子を用意して、お話ししましょう。グレンデールの家の教会にお出でください。また、日本在住でこの辺りの事情をぜひ学びたい、という方は、えんぢぇる田中師までご連絡を!(info@goodnewsstation.com)



最後に、エルサレムからのニュースレターを引用します。神様の祝福をお祈りしています。

今、神の国にあるあなたの目的を知り、人生の優先順位を自信を持って定めたいと思うなら、主を求めてみてください。必ず答えてくださいます。主が与えてくださった道の、どこを歩いておられるにしても、すべての祈りと願いを用いて、どんな時にも御霊によって祈っていきましょう。

モルデカイがエステルに言ったように、私ももう一度、申し上げます。「あなたはすべてのユダヤ人から離れて王宮にいるから助かるだろうと考えてはならない。もし、あなたがこのような時に沈黙を守るなら、別の所から、助けと救いがユダヤ人のために起ころう。しかしあなたも、あなたの父の家も滅びよう。あなたがこの王国に来たのは、もしかすると、この時のためであるかもしれない。」(エステル4:13-14)

シャローム


ロサンゼルス(グレンデール)の家の教会で、毎週集まっています。一緒にご飯を食べましょう。心の食べ物も用意しています。えんじぇる田中牧師の聖書メッセージから、生きる知恵と希望を受け取ってほしいのです。「教会って敷居が高い。。。」と悩んだこがのある方、ぜひ一度おいでください。教会は平和と笑いと聖霊様の満ちるところ。いつでもご連絡ください213-324-6942 / MUTSUMI


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