きょうの教会ごはん 

神様との食卓で、一緒にご飯を食べましょう!

心の叫び

2009年09月29日 | 羊の群れ
 生まれてから一度も、40年以上、立つことも歩くこともできない人がいた。寝起きしている場所と施しを乞うための神殿前の往復に、運ばれ、置かれ、それだけの毎日を過ごしていた。「連れて来られる」ではなくて「運ばれ」、「いる」ではなくて「置かれ」、これらモノに対する言葉が使われていることから、彼は40年以上も人間と見なされていなかった、とメッセージで語られた。

 人が人であるために、何が必要だろう。一つの答えとして「関係」がある。クリスチャンは神様と関係を持っており、その関係を人との関係に広げていく。十字架は、神様との縦関係があって、横の人との関係がある、とも聞いた。周囲の人には、見るだけの「風景」人、使うための「道具」人、そして真に関係のある「人」という3タイプがあると以前SBCで学んだ。そして関係を築くのに必要なのは、「言葉」だ。

 メッセージ前に、牧師先生は「御言葉を集中して聞く」ことを勧められた。求める者に、言葉は与えられる。そして神様との関係が始まり、人との関係が始まる。私たちはきちんと人の言葉を受け取っているだろうか。この40年間歩けなかった人は、ペテロの言葉を、彼という人間を認めた言葉を聞いた。そしてそれを受け取って、神様を賛美できた。この人の「言葉」としては、約2章に亘って登場しているものの聖書に何も書かれていない。しかし、彼が人として生きることを求めて叫んでいたことをペテロは知ったのだ。「言葉」を求める彼の心の叫びを聞いたのだ。

 日常生活上に運ばれ、置かれ、その中でも「言葉」を求めている人がいる。SBCはそんな人の心の叫びを受け取って、言葉をあげる場でありたい。「愛」という字は、心を受け取ると書くのだから。


盲人は見え、足なえは歩き、重い皮膚病にかかった人はきよまり、耳しいは聞え、死人は生きかえり、貧しい人々は福音を聞かされている。(ルカ7:22)


メッセージ(音声)はこちらをクリック!↓
http://goodnewsstation.com/celebration.html




☆Good News Stationのメインページはこちら!