フィリピンの顔

フィリピンの日常や、旅行記、人、観光地、ビジネス、
出来事等を記録します。

JAPAN 国際教育学院

2010年11月20日 | 施設お店等ご紹介
フィリピン情報ランキング


JAPAN 国際教育学院
をご紹介します。


フィリピンから日本の短期大学を紹介なんて可笑しいようですが、
先日からのお話にある、フィリピンの当【NGO】と提携し、留学生を受け入れて、日本語や日本の文化を教えてくれる学校としてご紹介致します。

まずは6ページのパンフレットから2ページを抜き出したものです





〇地理

『JAPAN国際教育学院』は、九州の福岡県直方市に在ります。

福岡空港から車で九州自動車道に入り、〔北九州〕に向かって1時間ほど走ると、丁度中間辺りに〔直方〕インターチェンジがあります。

〔北九州〕は九州の最北端ですが、少し南の方に〔行橋〕が在ります。
そして、〔福岡〕から〔行橋〕の中間には、〔田川〕〔飯塚〕が在ります。

〔直方〕は、どちらかと言うと、〔田川〕や〔飯塚〕に近い場所です。
それでこの三つの市が筑豊を代表して「筑豊三都市」と呼ばれています。

ただ、〔直方〕は、〔田川〕や〔飯塚〕の様に炭鉱地ではなく、石炭に
関わる商業地区でした。 加えて農業も盛んでした。

〔直方〕は〔のおがた〕と読みますが、昔は皇室所縁の地として〔皇方〕の字を使った時代があります。

少し細かい説明をしてますが、何を隠そう、私がフィリピンのプロモーターだった頃、この〔直方〕にタレントを入れてた事があるんです。

はっきり言ってここは、チョイ田舎です。

でも、ここを中心に、北九州や福岡市も近いし、勿論ここにも商店街があり、
太宰府天満宮、宇佐八幡、箱崎宮、赤間神宮等、神さんが近い処でして、
この〔直方〕に住んでみたいといつも思っていました。


〇何故、今、日本語学校?

タレント(外国芸能人)の日本行きが規制されて2,3年前から「ケアー・ギバー」と言われる介護士がフィリピンからも日本に何百人か入りました。
私も30人ほど介護士を育てましたが、実りませんでした。

で、日本に入った介護士さんたちの殆どが1年も経たずに帰っています。
「ケアー・ギバー」がギブ・アップしたんですね。

『日本語が通じない』と言うのが大体の理由ですね。

そりゃあ介護のお手伝いをする相手はお年寄りですからね。
普通、日本人介護士でも意思の疎通は難しいでしょう。
地方弁なら尚更ですよね。

そこで、まず日本語と日本文化を徹底的に勉強して頂ければと。はい。

また、介護士以外でも、と言うお話ですが、
『JAPAN国際教育学院』は『ブリックス・グループ』に属し、
『ブリックス・グループ』は『JITCO』と言う組合に属しています。
そして『JITCO』はフィリピンの【TESDA】とタイアップしています。
【TESDA】とは「技術訓練、職業技能開発庁」です。

どういうことかと言うと、
『ブリックス・グループ』は、溶接工や洋裁士その他の技能訓練生を
日本の企業に派遣出来るのです。

その訓練生と企業間でも悩みは同じ。
文化の違いや言葉の違いがネックです。

そこで、4月入学生は2年間、10月入学生は1年半、しっかりと
「日本」を勉強して頂きたいと思います。日本贔屓の外国人若者は。

補足しますが、日本語検定で、1級、2級を取得すると、学校推薦で
続けて日本の大学へ進学できる可能性もあります。
「スチューデント・ビザ」という入国査証カテゴリーです。

この学院への入学は「ウォーキング・スチューデント・ビザ」です。
学費や生活費を稼ぐために、日に4時間までは仕事が出来ます。
勿論、クラブ等の風俗店での仕事は出来ません。

この学院は、病院や商店街などで、180店舗と提携しています。
生徒は安心して、勉学に、アルバイトに専念できます。


〇何故、私が日本語学校を勧めるの?

今言った、日本語と日本の文化を外国に広めたいと思っています。

そして、外国の人々と関わりのある方にもお勧めしたいのです。

奥さんが外国の人でしたら、その奥さんの兄弟姉妹に日本語を勉強してもらうと、きっと将来役に立つと思います。日本語等がです。兄弟姉妹にとって。
旦那さんも、何かしら事業の展開に、夢や希望が持てると思います。

この学院には、ベトナム、ミャンマー、インドネシア、中国、台湾等から
ぞくぞく生徒さん達が入学しています。
政府が勧めていますからね。

フィリピンからは...    まだです...
フィリピンは書類の作成が大変です。それに入学費も。

もし、沢山のフィリピン人が卒業してフィリピンに戻って来たら、
日本企業や観光客も増え、またここフィリピンが日本の人たちで賑わってほしいとも思います。


ここからの写真は、私が最後に日本に帰った時に
『JAPAN国際教育学院』にお邪魔して撮って来たものです。



まず校門です。商店街の中にあります。





入り口に入った所で、受付前の小さなスペース。



廊下ですが、3階まで教室があります。



私が一番驚いたのはトイレです。




各階にいくつもトイレがあり、ハイテックです。それに綺麗!






各教室です。









視聴覚室です。


音響設備も凄い!



 




図書室です。



2階へ上がる階段。



今のファックス、コピー機はカッコいいですねえ。




職員室と言うか事務所と言うのか、3部屋あります。







教頭先生です。


先生方? 事務員さんたち?


ヤッパリ先生かなあ...

でも、皆さん、優しそう。
安心しました。


最後に商店街ですが、人気が少ない感じです。

ここに外国から生徒さんが沢山入れば、きっと賑わいますね。

そうか、学校は町興しにもなるんですね。

フィリピンからも早く生徒さん達が入学して、
一生懸命勉強して帰ってほしいですね。

日本の文化と言葉を。

でも、日本の『言霊』は無理かな? ははは。




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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (あのう、、)
2010-11-22 07:46:40
いきなり失礼なことをいう無礼をお許しください。
しかし、受付の世界地図、なんとかなりませんか。
アジア諸国を相手にしている割には、地図がいい加減すぎませんか。インドシナ半島がない上に、フィリピンや台湾も見つかりませんが、、。
東南アジアに対する認識の低い、いい加減な機関だと思われますよ。
入り口はその家の顔。そして、相手の気持ちを考えるのが、日本人。
まずは身内から日本文化の勉強をする必要がありませんか。
返信する
あのう、、さんへ (あのう、、さんへ)
2010-11-22 09:52:42
そうですね。
単なる抽象画と思って気が付きませんでした。
東南アジアからの生徒さんが出入りする玄関ですからね。
早速伝えておきます。
有り難うございました。
返信する
Unknown (あのう、、)
2010-11-23 01:58:12
すみません。改めて地図をよく見ましたら、インドシナ半島が薄っすら見えていました。それに、フィリピンもルソン島とミンダナオ島らしき島で表されているようですね。
でも、この際ですから、誤解の生まれないよう、ビサヤ諸島も少し書き加えてもらえれば嬉しいですよね。だって、ビサヤ語を母語にする人口のほうが多いのですから。
返信する
あのう、余計なお世話ですが、 (Unknown)
2010-11-23 08:43:50
この学校はピノイさんが作った学校ではないんですよ。
「日本語や日本の文化を教えてくれる学校としてご紹介致します。」とか、
「ここからの写真は、私が最後に日本に帰った時に『JAPAN国際教育学院』にお邪魔して撮って来たものです。」って、ちゃんと書いてあるでしょ。
ピノイさんに色々注文したって始まらないでしょうが…
ビサヤ語を大事にすることも良いですが、もっと日本語を読めるようになって下さい。



返信する
あのう、、さんへ (あのう、、さんへ)
2010-11-23 09:03:51
わざわざ戻って来て頂いて
有り難うございます。

これからも宜しくお願いします。

        Pinoy
返信する
Unknownさんへ (Unknownさんへ)
2010-11-23 09:10:13
すみません、お名前をお伺い出来なくて、Unknownさんへ、と言うタイトルになりました。

早朝から有り難うございます。
嬉しくて涙ぐんでますよ今...

心から感謝します!

これからも、遊びに来て下さいね。
頑張りますから!

      Pinoyです。
返信する
しつこいようですが、、、 (あのう、、Unkownさんへ)
2010-11-23 11:13:14
ごめんなさい、最初に謝っておきます。
が、Unknownさんこそ、早合点していませんか。私はPinoyさんのブログをよく拝見させて頂いていますし、Pinoyさんが地道にフィリピンに溶け込み、良心的なフィリピンの方々を助け、助けられている姿を誇りに思っています。
着実に色々な方々との交流を深められ、そのひとつがJAPAN国際教育学院だということは、いくら私がバカだといっても、理解しています。日比間の良い関係を作りたいと思っていらっしゃるPinoyさんの力のお蔭で、JAPAN国際教育学院はこれから比国で事業を展開していけるわけですから、Pinoyさんを通して学院のほうにアドバイスをして頂けると考えるのは自然ではありませんか。
Unknownさん、私も5年ほど在比し、階層関係なく本当に良いフィリピンの方々にお世話になりました。だからこそ、日本人中心であろうあなたにとって下らないだろうフィリピン人の愛するフィリピンの国土や言語にすら、敏感になります。
いやしくも「国際教育」という言葉を冠し、日本の文化を教える機関だからこそ、まず相手のアジア各国についての知識を深めておかねばならないでしょう。その初期段階といて、せめて地勢くらいは正確にしておいて頂きたかったというものです。
失礼だと思いますが、Unknownさんの、人の文章に対する安易な理解と、的を外れた忠告から考えると、あなたのまわりのフィリピンの方々は、あなたの勝手どおりに理解され、非難されているようでかわいそうです。
最後に、Pinoyさん、ブログを汚してごめんなさい。<m(__)m> どうしても言いたかったので。
返信する
あのう、、さんへ (あのう、、さんへ)
2010-11-23 15:50:36
すみません。

どちらにも感情を概させてしまいました。
謝ります。

ただ、あのう、、さんから言われた事は、地球図の事だけだと思っていません。

私の性格のことを指摘されたメッセージだと思っています。

抽象的な図だと思い、アジアが無いのを何ヶ月も見逃していました。
私は古い人間だと思っていますから、本当は、玄関先やトイレは大事だと思いますし、ましてやアジアからの学生さんに日本の文化を教える学校が校門に掲げた世界地図にアジアが無いなんて可笑しいですよね。
それ以上に、往往にして私の性格は、このブログにしても、大事なところを茶化してしまう性格があります。
今日更新した記事でも、「国常立之大御神」の後に敬称をどう入れるか何度も何度も考えました。「さん?」「様?」それとも敬称を付けずに呼び捨てにして置く?
文章も支離滅裂、言葉もはちゃめちゃ、それでいて解かり易くする為に、「大方良かろう。」(おおかたよかろう)という、いい加減なところがあります。

「そういう事全てに注意をする様に」と、これは大事なメッセージだと真摯に受け取りました。

これは有り難かった...
考えさせられました...

そこを察知してくれたのか、Unknownさんが助け舟をくれました。

Unknownさんのメッセージも、「くよくよ物事を考えるな。」と、私に下さったメッセージだと思います。

どちらも波動の良い、光のメッセージです。
揉めないで、どうか堪えて下さい。

有り難うございました。

       Pinoy
返信する
今日はスカッとしました (ピノイさんを勝手に応援するメンバー)
2010-12-05 20:43:48
月一のコメントでご無沙汰しています。

 難解な神様の話を理解するのは至難の業。意外な展開になっていますね。

 しかし、JAPAN国際教育学院の話とそれに関するコメントは、興味深く読みました。『あのう、、』さんのコメントに喝采です。私も以前ムカッと来たコメントを当てられた思いがあるので、『あのう、、』さんの切り込みのお陰で、今回すっきりさっぱりしました。ピノイさんと『あのう、、』さんありがとう。
返信する
イロイロさんへ (イロイロさんへ)
2010-12-07 11:33:08
ご無沙汰しています。
いつも来られる方、いろんな方がいらっしゃいます。
イロイロさんや『あのう、、』さんのコメントも有り難く受け取っています。

どうぞ私のブログに補足が必要な時、また意見や苦情もご遠慮されずに書き込んで下さい。
イロイロさんのギマラスの説明など、私も勉強になってます。

1ヶ月も音沙汰が無いと心配していますよ。
「ピノイさんを勝手に応援するメンバー」ってうれし恥ずかしですが...

有り難うございました。
気をつけて頑張って下さいね。
返信する

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