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洗礼式 - サン・イシドロ教会 -

2010年07月19日 | 施設お店等ご紹介


サン・イシドロ教会


普通、サン・イシドロをサン・イシッドロと呼んでいます。
この教会の上部に掲げてあるサインは、

PAROKYA  NG SAN ISIDRO LABRADOR


★PAROKYA=教会教区(檀家のような意味かな。)(英語でPARISH)
★NG=~の。(英語のOF)
★LABRADOR=犬の種類。またはカナダ北部の地方名。

※LABRADORを調べてると、こういうサイトに行き当たりました。
スペイン語会話

■知らず知らずに使っているスペイン語

【ラブラドール】 labrador

街でもよく見かけるラブラドール・レトリバー犬は性格が優しく扱いやすい犬種です。このラブラドール犬はもともとはカナダ北東部のラブラドール半島周辺で猟犬として働いていた犬で、それが19世紀になりイギリスへ渡り、その後さまざまな作業を行うことのできる犬として世界中に広まりました。前置きが長くなりました。ラブラドールとはスペイン語で「農場主」「農民」を意味しこの半島の地名として借用されています(※ラブラドール半島は寒冷な地域のため「農業」には適した土地ではありません)。

なお余談になりますが、レトリバーとは英語で「回収するもの」を意味し、漁や狩りで取った魚や鳥の回収など活躍していたことからこの名前がついています。

-以上、スペイン語会話から-


★しかし、ここで使われてる「ラブラドール」は、殆んどのフィリピンの人は
聖イシドロが可愛がっていた犬のことだと言う。

じゃあ、PAROKYA  NG SAN ISIDRO LABRADOR は、
聖イシドロの犬の檀家?  本当かな? なんで?

★洗礼式=バプテスマ(Baptisma)(英語です)=ビニャグ(Binyag)(タガログ)

そして、
★聖イシドロについて少し。

聖人カレンダーより

■5月15日 「聖イシドロ農夫」の日

1070年-1130年

 スペインのマドリッドの貧しい農家に生まれたイシドロは、幼いころから父の農業を手伝っていたが、一家の貧窮を救うために裕福な地主のもとで働くようになった。彼は熱心に働いたので、毎日、教会の中で祈る時間をもらうことができた。休まずに働いている他の人より、イシドロが耕す田のほうが収穫が多かったのである。

 彼は、「私は、植えるが、成長させるのは神である。植える者も水を注ぐ者も取るに足りない。ただ尊いのは成長させてくださる神である」という信念から、労働に祈りを合わせていった。温かい心の持ち主で、ある雪の降る日、小麦を製粉所に運んでいく途中、小鳥が食べ物がなく震えているのを見て、小麦の半分を与えた。減っているはずの小麦が、製粉所に着くまでに奇跡的にいっぱいになっていたという。農業の保護者である。

-以上、聖人カレンダーから-


■そして絵画から、
アロンソ・カーノ作『聖イシドロと井戸の奇蹟』

■と、その
『聖イシドロと井戸の奇蹟』の解説


***********************************




露天商が店開きの準備中。
その後方に、大きな教会が在りました。




うわっ。 外まで信者さんでいっぱい。


PONDO NG PINOY?
《私の貯金箱》じゃありません。
《フィリピン人のための基金》と言う意味です。
良いことですね。










この子供たちは、神父さんが使う神具の運び役です。
神具を披露する儀式だと思います。

ゆっくりと祭壇まで進み出ます。





緑のおばさん、何をやってるんでしょう?



寄付金集めです。





沢山集まりました。



なんとなく、

「さあ、頂いた寄付金を持ってらっしゃい。」

と、聞こえたような...







でも、良いですね。
こんな厳かなお祈りと賛美歌は。


磔刑のキリスト像は、
罪無きキリストが人々の罪を背負って云々... 
どの教会にもシンボルとして必要なんでしょうけど、
あまりにも血だらけのリアルなキリスト像は好きじゃありません。


外では、サンパギータ売りの子供たちが信者を待っています。

中では、聖水を振り撒く神父さんを囲んですごい熱気。




私は、中へ外へと大忙し。  迷カメラマン。
教会の中は長時間居れないの。悪魔じゃないよ。アクマデモ。
たばこ吸えないからっ!
Ω!
↑↑ オ~・メイ・ガッ!









幸運の井戸?

















ガラガラと祭壇前に押されて来たのは、
洗礼用の流し(聖水受け)テーブルです。





まず、額に十字を切って、



聖水で清める。

「ハイ、あなたは今日から神の子です。」

どうでも良いけど、その聖水入れはレストランの水差しみたい。
寄付金、沢山集まったでしょう?
噂じゃ、つい何ヶ月か前までは、
聖水受けは普通の洗面器だったそうな。





ろうそくは、私が持ってたらふにゃふにゃになった。

ユリゲラーかPinoyは?

えっ? 私が中年だからだって?



くるっと回せばチャンと...

火を点けられるの!



白いドレスの赤ちゃんは、かみさんの姪っ子。

で、この日、神さんの子になりました。

来月2歳になるうちの子が「おめでとう♪」ってキッス。



帰りはジープニーに乗ってモニュメントまで行き、

そこから前号のお話の【LRT】に乗って帰宅です。





このオッチャンたち、二人乗りで道の真ん中を走って

危なっかしい。




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