フィリピンの顔

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ルルドの泉 -フィリピンのルルド-

2010年04月24日 | ルソンの風景

Our  Lady of Lourdes
-ルルドの聖母-


オリジナルの「ルルドの泉」は、フランス南部のピレネー山脈のふもとにあります。

ルルドの泉とは、真偽のほどはよく判りませんが、
皆さんご存知、奇跡の泉ですね。

このルルドの泉がフィリピンにも在るというので行って来ました。
Graceville, San Jose del Monte City, Bulacan  ブラカンです。

同じ様に、「病気治癒等に良い、不思議な水が涌き出る」のでカトリック教会から認められたようです。


★「ルルドの泉」のお話し。(フランス南部)

人口1500人位の小さなルルド村に
年間500万人ほどの人が奇跡にあやかろうと訪れています。

ルルドの泉が奇跡の泉と呼ばれる様になった由縁は、
簡単に説明しますと、若いころからの私の記憶では、

1.ベルナデットと言う少女が、聖母マリアに会った。
2.聖母マリアから「ここ掘れ」と言われた。
3.掘った池の水が、人の病気直しになった。
4.水を分析するとゲルマニウムが入っていた。
5.ベルナデットが病気で若くして死んだ。
6.ベルナデットの死体が腐らない。
7.ベルナデットは、セイント「聖人」として認められた。
8.泉には、沢山の不要になった松葉杖がぶら下げられてた。

粗方こういった事を覚えています。いくつかの写真も。
ここフィリピンに来て、もうかれこれ15年ほど前にベルナデットという同じ名前の女の子がいて、不思議な経験をしたので、このベルナデットという名を聞くたびにルルドのベルナデットとそのフィリピンの子を思い出していました。

で、今はインターネットで簡単に調べる事が出来ますね。
これだけ有名だと、文献も沢山探せます。

ネットから少しだけ拾ってきました。
〇1858年2月11日、14歳のベルナデットが、妹と友達と一緒に洞窟のある場所に行き、白いガウンに水色の帯をしている若い少女と出会った。
〇この少女は他の者には見えず、「無原罪の宿り」と名乗った。
〇それは、罪無き者を宿った人だから、キリストを宿した聖母マリアだという事になった。
〇聖母マリアは、下に降りて水を飲むように言うので従った。
〇他の人がその小さな水溜りを広げると泉になった。
〇1879年4月16日に、ベルナデットは病気が悪化して35歳で亡くなった。
〇亡骸は、教会の地下納骨堂に安置された。
〇30年後に棺を開けてびっくり、死体が腐ってなかった。
〇泉に訪れる人々は、いろんな病気が治ったという。
〇足の悪い人が泉に浸かって良くなり、松葉杖を置いて帰った。
〇1933年12月8日に、カトリック教会から聖人として列記された。


★写真はフィリピンのルルドです。
写真の後にベルナデットの写真を入れています。

教会前の駐車場で、右手に見えるのは土産売り場です。


教会の左手の通りです。


「Our  Lady of Lourdes Church」教会の正面です。




正面入り口。

上を見上げると



緑色の大理石で建てられています。


入ってみました。


早朝7時の教会内(聖堂?かな?)です。


教会の右裾。


同じく教会の右裾。

この右端をくるっと裏に回ると


教会右裏。(だったと思います。)


モーゼの「十戒」を真似た「Sampung Utos」です。

Sampu =〔10〕ng=〔の〕 Utos=〔命令〕
この十戒は、フィリピン語でも日本語と同じように、
10の戒めの本訳は似たり寄ったりですが、綴りが教会や
伝える人によってばらばら(マチマチ)です。
例えば、8つ目の、『盗みを働いてはならない。』は、
伝える書物や教える人に依って、『汝、盗む事無かれ』等。

この「Sampung Utos」は、その内にご紹介します。


教会裏を下に降りると3つの洞窟がありました。
右は聖母マリアが置かれています。
中央下はミサや説教や儀式用に使われているようです。
左上の洞窟は、足の不自由な人たちが完治した後に
置いて行った松葉杖が下げられています。
フランスのルルドと同じようですね。



フランスのルルドで誰かが言ったそうです。


「義足が無いのは、足が生えた人がいないと言う事か。」

ここでは、

義足かな? ギブスかな? コルセット? 車椅子?
何か積み上げられています。


写真がありませんが、すぐ近くで聖水を汲む事が出来ます。
本物のルルドと似てますね。
教会のお店で聖水を入れる容器を20個ほど買い、
全部に聖水(不思議な水)を入れて帰りました。
私は、持って来てたポリタンク3本にも聖水を汲んでて、
写真を撮るのを忘れてしまいました。


タロット占いのおばちゃんと、占ってもらうおばちゃん。<






教会の売店やここで、ロザリオや聖書やお土産を買えます。
私はこんな雰囲気が大好きです。
聖水容器は教会横の売店で買えます。



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※ Saint Marie-Maria Bernadette Soubirous
   マリア・ベルナデッテ・ソウビロゥス(Pinoy読み)
   一般に、ベルナデット・スビルー
   1844年1月7日 ? 1879年4月16日
   聖マリー(若しくは、聖ベルナデット)(セント ベルナデット)
   聖(せい)は、セント(Sant)、セイント(Saint)、サンタ(Santa)、サント(Sant)
   略して、 St.  とする事が多いです。 例、 St. Bernadette


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★ 参考にはならないでしょうけど、

※ 私が読み(呼び)慣れてる言葉で『St.』を言いますと、

St. Claus = サンタ・クロース
St. Nicholas = セント・ニコラス
St. Louis = セント・ルイス
St. Valentine = セント・バレンタイン
St. Thomas = セント・トーマス
St. Peter = セント・ピーター&サン・ピエトロ
St. Bernadette = セント・ベルナデッテ
St. Monica = サンタ・モニカ
St. Maria = サンタ・マリア
St. Mary = セント・メアリー&セント・メリー
St. Bernard = セント・バーナード&セント・ベルナルド
St. Ana = サンタ・アナ
St. Andres = サン・アンドレス
St. Andrew = サン・アンドリュー
St. John = セイント・ジョーン
St. Juan = サン・フアン&サン・ヌアン
St. Joseph = セイント・ジョセフ
St. Lucia = サンタ・ルチア
St. Michael = セント・ミカエル
St. Isidoro = サン・イシッドロ
St. Sebastian = サン・セバスチャン&サン・セバスティアン

※ どうしてこう読み方が違うのか、何か規則があるのか解かりませんが、
聖徒や聖人の事であり、日本語読みで「セイト」ですので、
『セイント』と発音しても、殆どの国で通じると思います。
できれば、『イ』を小さくして、『セィント』と言えば英語発音みたいでしょ。
ちなみに私は英語が苦手です。エヘン!

もともと、St. Claus=サンタ・クロースは、St. Nicholas=セント・ニコラスで
セントニコラスがサンタクロースと呼ばれるようになりました。ホントダヨ。

ついでに、St. Bernard=セント・バーナードは、セントバーナードと言う犬の種類がありますけど、これは、17世紀ごろからグラン・セント・バーナードという修道院で雪の中の救助犬として飼われていた犬達の活躍が凄く、1884年に、セントバーナードと命名されたようです。(Wikiより)

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ルルドから帰る途中、
近くで「バハイ クボ」を作っていました。
バンブーハウスで竹の家です。
屋根はニッパ(椰子の木)の葉で作ります。







注文して帰りました。

2~3日すると、うちのビルの2階の庭に、
材料を持って来て、組み立ててくれました。
37,000ペソ。およそ7~8万円です。



3年ほど前のことで、今はこのビルは、
手放しました。
Bahay Kubo(バハイクボ)は、
まだ2階に置いてあるようです。


Walang magagawa...


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