三部作完結!パイレーツ・オブ・カリビアン・ワールドエンド(2007年13本目)

単品として観ると映像の迫力もすごく面白いが、
完結編として観るとわかりづらかった。


これが観賞1回目での正直なオレの感想。

ディビー・ジョーンズの心臓を手に入れ、
海賊を滅亡の危機に陥れた東インド貿易会社を相手に結束して戦う海賊たち。

海賊たちの処刑のシーンから海賊達の集結→最後の決戦と、
ストーリーの流れ自体はとてもスムーズなのだが、
一方ウィルとエリザベスをはじめ、ディビー・ジョーンズ、バルボッサ船長など
多くの登場人物たちのそれぞれの完結は、
この映画を観る前に1作目と2作目を観ていかないと、
すぐには理解できないかも。

というか一度これを観た後に、1作目2作目をもう一度観て
またワールドエンドを観るのがいいのかもしれないな~。
そうすれば、きっともっと深いところまで楽しめそう。
(エンドロール後の映像で出てきたエリザベスとウィルの息子と
初めの方で処刑台に上がった男の子が同じように感じたので
それも確かめたい)

あまりにもジャック・スパロウの存在が大きくて、
他の登場人物のエピソードをいつの間にか忘れてしまっている。
それを痛感した今回の『ワールドエンド』観賞であった。

あと解せなかったのが『カリプソ』
ジャックの元カノという設定だったテイァ・ダルマが
実はディビー・ジョーンズと恋愛関係にあった女神カリプソだったとは

しかもこのカリプソ、映像のなかでは渦巻きとしか表現されてないし
なんかわかりにくい存在。
ファニーフェイス好みのオレとしては美形のエリザベスより
ティアのファンだったのでここがイマイチだった。



エンドロール後のオマケの映像を観ると
この映画の本当の主人公というか本当のテーマはウィルとエリザベスだったんだな~と思い出させられる。


三部作が終わるだけでシリーズは続くというのが世間での評判だが、
これからは名実ともにジャック・スパロウ中心の映画になっていくのだろうか。

パイレーツオブカリビアン・ワールドエンド公式ホームページ

※ロックファン、ストーンズフリークとしてはジャックの親父役で出演して
ギターまで弾いたキース・リチャーズの登場シーンはお宝映像だ


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