Jazz-Rambler

Jazzの世界をぶらぶら歩き回る日記

阿佐ヶ谷MANHATTANのセッション断念~発表会前最終レッスン

2018-06-15 22:29:31 | JAZZ★SAX


2018年6月15日
昨日、楽器を持って出社し、夜の阿佐ヶ谷MANHATTANのセッションへ・・・と思っていたのですが・・業務後 山手線に乗り阿佐ヶ谷に向かう途中・・・なんとなく気持ちが・・持ち上がらず・・・渋谷駅で下車・・そのままくじけて帰宅してしまいました・・・。
原因は最近は発表会の曲を重点的に取り組んでいて、セッションでいろんな方と演る定番の曲が吹けていないので自信が全くない・・セッションに行っても不完全燃焼になるのが見えていたということですね・・・。事前にセッションに行く・・と話していた柴崎さんゴメンなさい。吉野さん今度リベンジしますね。最近咳がひどく体調も良くないこともあり帰宅後メシ食って朝まで爆睡でした・・。

さて、先日水曜日の月一のレッスン。冒頭発表会の曲を先生の前で演奏し最終チェック。かなり早い沢山のフレーズを仕込んでいるので、運指にばかり気を取られて、息の吹き込みが滑らかでなく途切れがちなブロウである重要なポイントを指摘いただき、あと1週間ほどでそのポイントを千本ノックで補正だなっ!
エンディングのところを仕込んでおいた流れで吹き終わり、先生から合格の言葉をいただき、めでたくこの曲はレッスンでは“卒業”というお言葉をいただく。さぁ、あとは本番で楽しく吹くぞー!!
これまで自分としてもかなりの練習時間を割いてこの曲に取り組んだので、それなりの自信・気持ちの余裕的なものがある。出来・不出来は別にして元気に楽しく吹くのが一番です。以前私がFB投稿で「練習は嘘つかない・・」の言葉について先生がほめていただいたが、先生が「プロも人知れず練習してるんやぁ・・・みんな・・」と美佐ちゃんが言っていて「プロなんてもう練習しなくてもいいんでしょう・・」なんてことは全くなく基礎練は毎日欠かさずやらないとすぐに落ちちゃう・・とのこと・・・。「いわんやアマチュアをや!」ということですね。

発表会曲を20分ほどでレッスンを終わり、残りの時間を新曲♪There Is No Greater Loveに取り組む。この曲はセッションでの定番中の定番。そんな曲(♪Just Friend、♪Candy etc.)が未だ数曲レパートリーに無かったのでなかなか、なじみの仲間と一緒に出来る曲が無かったので少しずつ増やさねば・・・。
この曲・・・レッスンを受けていて・・なかなか面白い・・・なんとなくいろんなフレーズが頭の中に湧いてきますねぇ・・・楽しみだ。

超初心者ジャムセッション★国分寺ART×JAZZ M's

2018-06-10 22:16:11 | JAZZ★SAX



2018年6月10日(日) 18:30~
■国分寺ART×JAZZ M's★超初心者ジャムセッション
■ホスト:吉野ミユキ(as)、寺島優樹(p)、小高敏之(b)、真喜志透(ds)。セッションに初めて参加する

発表会を2週間後に控え、これまでの練習の成果を試す最初のこの超初心者セッション。
直前に駅前のカラオケ歌広場で、軽く鳴らしチェック。ここの歌広場にはソフトドリンクになんと味噌汁があり、これがめっちゃ美味くて疲れたからだに沁み渡りエネジーチャージ⁉️って感じでパワーが漲るんですよー⁉️
室内での練習は初めてで、めっちゃ響いて気持ちよくリハーサルができました。
この日は、吉野先生門下の生徒が大挙集結して会場は熱気ムンムン。
私はこの日初めて♪Dell Sasserをセッションでお披露目でした。




★1曲目: ♪ Dell Sasser
いつもの練習のテンポを出したのですが、ピアノイントロでなんとなく若干遅いテンポで始まり、さらにリードがいきなりピーとなるハプニングでスタート。動揺もありフレーズも外し気味に‥何とか落ち着きを取り戻し、リズムに乗り調子を戻しつつ自分としては果敢にチャレンジ。後半は気持ちよくふききりました。・・・・とは思ったもののプレイバックを聴いたところ・・・練習では完璧ではないが、できていたフレーズの部分がところどころボロボロですねぇ。練習でできたレベルにまだまだ精度をあげなければいけないね。頑張って練習だ‼️

★2曲目: ♪ My Romance
事前の歌広場のリハでおさらいをした成果でおおきなミスなくうまくまとめられたかな。

多田誠司&永武幹子 Duoライブ★江古田そるとぴーなつ

2018-06-07 22:27:49 | JAZZライブ





2018年6月7日(木)
■江古田そるとぴーなつ
■多田誠司&永武幹子 Duoライブ
多田誠司(as.fl)、永武幹子(pf)






今宵は当初の予定を変更して、江古田そるとぴーなつのマスターが「超超超オススメ、とっても楽しみ、ぜひぜひ・・」と盛んにPR投稿されていたこのライブに。
ここ数日、咳き込んで喉が痛みちょっとくじけそうな感じでしたが、頑張って江古田へ。
多田さんは昨年秋にニューヨークでのアルバム作成し春からレコ発で全国行脚で今宵は東京・・・なのでCDのゲットも目的。多田さんの演奏はちょうど1年前のPACOでのちんしらライブ以来ですねぇ・・・その時私がサックスを持って店にいったので、それじゃぁ一緒に演奏ということになり昨年の発表会の曲♪Blue Minorを多田さん、南雲さん、山野さんと共演させていただきましたねぇ・・懐かしい。
永武さんは先月5/22の東中野セロニアスで初めて演奏を聴いてビビット感じるものがあり、絶賛のコメント投稿したところ彼女からFBリクエストがあり、次回の演奏を聴くのを楽しみにしていたのです。・・・で、この日はその絶頂のお二人のDuoライブ。
このお二人でデュオライブは初めてとのこと。事前にどんな曲をと連絡を取る中で、ミンガス、モンク、エリントン・・・といったところと共通点を今宵は中心のライブ
マスターのこのライブについてのコメント「力強いタッチで攻め込む永武、縦横無尽、かたや威風堂々と受け応える多田さん、とても初デュオとは思えない、まさに白熱のインタープレイ」
この日永武さんのピアノの先生?と当時の生徒仲間の方が来られていて緊張気味の永武さん。そのせいか1st-setでは前回聴いたキレのあるフレーズがなんとなくご無沙汰ぎみ・・・でしたが・・・2nd-setのモンクの♪グリーン・チムニーズからは吹っ切れた感じで、これこれ!!このキレのよい凄いタッチ本領発揮。多田さんが誉め言葉で「極悪なピアニだね・・・」。
多田さんと永武さんのバトルで盛り上がりましたねぇ。
休憩タイムに多田さんが来て「お久しぶり!」と声をかけていただく。しっかりCDをゲットさせていただきました。この日のライブではCDからの曲はなかったので聴くのが楽しみです 
永武さんの演奏は、まだまだ深堀が楽しみなので今後彼女のリーダートリオなんかも興味があるところで楽しみです。



■Set-List
1-1. Nostalgia In Times Square / Charles Mingus
1-2. Tristeza
1-3. All The Things You Are
1-4. Warm Woods / Seiji Tada
1-5. What Is This Thing Called Love?

2-1. Green Chimneys / Thelonious Monk
2-2. Out of Nowhere
2-3. Meditation (Meditação) / Antonio Carlos Jobim
2-4. Duke Ellington's Sound Of Love / Charles Mingus
2-5. Wig Wise / Duke Ellington

澤田一範TRIO★渋谷KOKO

2018-06-06 22:03:14 | JAZZライブ



2018年6月6日(水)
■渋谷KOKO
■澤田一範TRIO
澤田一範(as)、竹内亜里沙(pf)、藤田耕平(b)





澤田さんの演奏は3月のDuoライブ以来。今回はベースの藤田さんを加えてのトリオ演奏。
今宵は澤田さん曰く、チャーリーパーカーが「without strings」とうたったアルバムからの選曲になります‥とのこと。なので、澤田一範without stringsですね。
1st-setはなじみのスタンダードでどれも自分で演ってみたいなぁと思わせる選曲・・・。澤田さんのフレーズをじっとかみしめて聴く・・・とても参考になるねぇ。
2nd-setもまた然りあぁぁ演ってみたい~といった曲のオンパレード。すでにレパートリーにある曲もあるが、もういちどフレーズを見直さないとねぇ・・・といった感じです。
まったりとした演奏に疲れたからだがとろけそうでしたぁ。
休憩中に澤田さんがこの日も私に「いま何(曲)やってるの?」と声をかけていただく。前回♪Del Sasserと答えたところその場で、演奏していただいたが、今回は発表会に向け同じ曲をやっていて、新曲もボサノバ曲で譜面も持ってないですねーと‥(笑)澤田さん‥とても優しい方なんです。




■Set-List
1-1. Just Friends
1-2. If I Should Lose You
1-3. Dancing In The Dark
1-4. Everything Happens To Me
1-5. What Is This Thing Called Love?

2-1. April In Paris
2-2. I'm In The Mood For Love
2-3. I'll Remember April
2-4. Stella By Starlight
2-5. Parker's Mood

「ボサノバ」

2018-06-05 18:18:33 | JAZZ★SAX
2018年6月5日
この間のハーモニカとギターのデュオ「もにじん」のライブのときの♪デザフィナードの曲紹介のときの「おもしろMC」
このお二人とはほぼ同じ世代なので話が懐かしいんですよねぇ!

■ジンジン:ボサノバの代表曲ですね。ボサノバという言葉が初めて歌詞の中に出てきた曲でもありますね。「これがボクのボサノバだ・・」
■マツモニカ:そうですね。「ニューウェーブ・・」みたいな・・
■ジンジン:ボサノバという言葉を使うとカッコよかった。「ボサノバ」という名前の洗濯機があったらしいですねぇ。
■マツモニカ:ホントですかぁ! へぇぇすげぇなぁ! まぁ日本でいえば・・「銀河」というところですかね・・「新銀河」か・・・
■ジンジン:「風神」・・とかねぇ
■マツモニカ:「風神」ありましたねぇ・・!
■ジンジン:・・・プロレスのねぇ・・中継で試合と試合の間に掃除機でリングを掃除するんですねぇ。三菱電機のね・・・
■マツモニカ:宣伝のためにねぇ・・そんなのよくおぼえてますねぇ



※ネットで検索したらでてますねぇ
日本プロレスのころ、スポンサーに三菱電機が入っており、その宣伝をリング上でやっていました。番組中に生コマーシャルとしてリング上などで掃除機の実演宣伝が行われ、三菱電機が作っていた電気掃除機「風神」が試合と試合の間に出てきてリングを掃除するのです。
土俵をほうきで掃き清めるように、リングを掃除機で吸い清める──。時代が大きく変革した瞬間といった感じですかね。
このときテレビの実況アナウンサーがこう言うのです。
「おっと、リングに三菱の風神が出てまいりました」
のんびりとした宣伝でしたねぇ。
なんたって実況アナウンサー(清水一郎氏)ものんびりやっていました。

この曲「ボサノバ」という言葉が初めて歌詞に使われた記念碑的な作品ということで、いままで気にしていなかった歌詞を探ってみました。
「Desafinado」ってポルトガル語で「調子はずれ」とか「音痴」なんて意味のよう。
恋人同士の微妙なズレを音楽の調子のズレに例えているよう。
新しい感覚を感じ取れないあなたの頑固なセンスのせいという生まれて間もないボサノバからの挑戦状というニュアンスが含まれているようです。

初期のジョビンが作った曲の一つ。ニュートン・メンドンサがポルトガル語の歌詞を付けた。最初「ジャズサンバ」と名乗っていたが、この歌に出てくる「ボサノバ(新感覚)」がこのジャンルの代名詞になっていく。元の歌詞は「僕はどうせ音痴さ。君はいつも笑うけどね。でもこれが僕の心のサンバなんだ」という内容。少し音程を外して歌うのがミソ。


恋はいつまでも終わらないメロディ
詩人はそれをシンフォニーに喩える
月明かりに指揮されたシンフォニー
でも僕たちが歌うとなぜか調子外れ

前は君のキスで体が熱くなったのに
今ではオーケストラも響かないんだ
君はいつもと違う歌い方をしている
ボサノバみたいにスイングしなきゃ

前だったら二つの魂が調和していた
でも今は言葉さえ韻を踏んでいない
君は心のメロディを忘れてるんだよ
調子外れになるなんてどうしたの?

君の心を僕の心にチューニングして
ハーモニーを合わせ恋の唄を歌おう
二人の心がぴったりと一つになれば
調子外れも消えて一緒に歌える筈さ


あぁぁぁぁぁ 見っけぇぇぇ⁉️
これは、冷蔵庫バージョンの「ボサノバ」



ボサノバのリズムはサンバから派生したものですし歌われている言語はブラジルの公用語であるポルトガル語です。ちなみにボサノヴァのボサとは「隆起」「素質」「傾向」「魅力」ノヴァは「新しい」という意味で、英語の「ニューウェイヴ」仏語の「ヌーヴェルヴァーグ」と少し感覚が似ています。ブラジルではボサノヴァの最盛期、冷蔵庫や洗濯機にまでボサノヴァという名前がつけられたそうです。(写真は当時の雑誌広告)