沖野ゆみwith井上ゆかり★麹町ＰＡＣＯ

2015年9月24日(木)
■麹町ＰＡＣＯ
■沖野ゆみ(vo)with井上ゆかり(pf)
ゆみとゆかりの縦横無尽ライブ！


■Report
私のお気に入りのピアニスト達とDUOで演奏されていて以前からすごく気になっていたヴォーカリストの沖野ゆみさん。
この日はどのヴォーカリストも絶賛の最強のピアニストの井上ゆかりさんとのDUOということで早々にPACOに予約。事前にゆみさんともFacebook友達リクエストもいただいていた。
この日は朝３時起きで始発電車で両国国技館に行って、１８時まで大相撲観戦のあと麹町へ異動して料理もおいしいお店ＰＡＣＯへ。
お店に着くと、ゆみさんから「もしかしたら下田さん・・」と声をかけていただきご挨拶。この日のお客さんはゆみさんのお弟子さんやゆみさん追っかけの親衛隊おじさん達で狭いスペースは満席（この日は高齢の大入袋が出ました）
１曲目ゆかりさんのインスト。突然キーボードで「キィ～ン　コォ～ン　カァ～ン　コォ～ン・・」「８時をお知らせします・・」ゆかりさんお茶目だねぇ。そして、「ミネさん(お店のシェフ)が病みあがりで胃を壊していた様で、胃が良くなるような曲を・・・」と言って弾き始めた曲が♪ショパン/前奏曲第7番イ長調Op.28-7　　そうあの太田胃散ＣＭのテーマ曲。この曲をテーマに即興でJAZZアレンジでアドリブ演奏を一気に奏で始めました。
さて弓さんのヴォーカル。いきなりご機嫌なノリノリなEarth,Wind & Fireの曲♪SEPTEMBER　なかなかこの曲を歌うJAZZシンガーはいない。
その歌声はRod StewartばりのハスキーVoice。そしてそのすばらしいエンターテインメント性にお客は魅了されます。ゆみさんの仕掛けたトラップにまんまとはまってしまうのです。
その'ゆみさん'に'ゆかりさん’の力強く繊細でお茶目な意表をつく素晴らしい演奏が加わりお客さんはノックアウト状態でしたねぇ。


■Set List
1-1.ショパン/前奏曲第7番イ長調Op.28-7（太田胃散ＣＭ）
1-2.SEPTEMBER / Earth,Wind & Fire
1-3.I've Got The World On A String
1-4.Agua de Beber
1-5.Fascinating Rhythm (George Gershwin)
1-6.My Old Flame
1-7.Night and Day

2-1.Cleopatra's Dream
2-2.I Only Have Eyes for You
2-3.Old Devil Moon
2-4.Yesterday～Let It Be
2-5.What about today? (Barbra Streisand)
2-6.Time After Time
2-7.Take the 'A' Train
enc.Bye Bye Blackbird


■メモ
♪Fascinating Rhythm (George Gershwin)
https://www.youtube.com/watch?v=6mR41gQuqN0
https://www.youtube.com/watch?v=IRSmEMc8vvA
https://www.youtube.com/watch?v=6BTM07B0U64

♪My Old Flame
1934(Sam Coslow / Arthur Johnston)
1934年レオ・マッケリー監督映画『罪ぢゃないわよ(Belle of the Nineties)』の挿入歌。女優メイ・ウェストが主演も脚本も兼ねている。ジャズ・バンドの歌姫ルビーがニューオリンズに流れ着いたところ、偶然そこに元恋人のボクサーもタイトル戦のためにやって来て起こるドタバタ・コメディ。ルビーのバックバンドが実はデューク・エリントン楽団で、曲は全部エリントン楽団が手掛けている。「マイ・オールド・フレイム」は戦時中エリントンが慰問演奏で演奏し、スタンダードとなった。
恋人のことを「炎」に喩えた歌。「恋の炎」という感じかな。古い歌を聴いていると、突然昔のことを思い出してしまう。顔も名前も忘れたけれど、あのときの自分の気持ちだけは覚えている。その気持ちを灯し続けようと、新しい恋を渡り歩いてきたのね。懐かしいわ。- でもそんなに好きだったんなら、せめて名前だけでも覚えておいてくださいよ。

私の初恋、名前も思い出せないけれど
おかしなものね、今ふと思い出したわ

新しい恋人たちはみなやさしいけれど
あの人ほど気品のある人は他にいない

魅力的な人ならたくさん出会ってきた
見つめられるだけで恋の虜になるとか

天にも昇るような気分になれる人とか

でもどれもイミテーションに過ぎない
どれもあの初恋の身代わりに過ぎない

名前さえ忘れたけれど、知りたくなる
あの人は今頃どうしているのかしら？

※「Jazzと読書の日々」より転載

♪What about today? (Barbra Streisand)
https://www.youtube.com/watch?v=67SN8ijpq3Q

堤智恵子with中島明子★麹町PACO

2015年9月11日（金）
■麹町ＰＡＣＯ
■中島明子(pf,vo)、堤智恵子(as,ss)

今日は会社の同僚のスタッフのNMTさんを誘って明子＆智恵子の楽しいこのライブに招待。お店に一番乗りで乗り込む。ポップスを織り交ぜたわかりやすいライブなのでNMTさんにも好評。そして二人のMCも相変わらず楽しませてくれました。この日店に香港から来られたカップルが。アルトサックスを演る男性がYoutubeで堤さんの♪ティアフル・レインを聴いて好きになり、５日間の日本旅行の間に東京での堤さんのライブを調べてこの日来られたとのこと。私の同僚のNMTさんが英語が堪能で通訳として大活躍。香港BOYは堤さんの演奏に瞳を輝かせて聴いていました。♪ティアフル・レインの演奏後、その楽譜を堤さんからプレゼント。堤さん中島さんのCDを購入しサイン。そしていっしょに写真撮影と大感激されていました。
この日も狭い店内は満席で大入袋が出ました。楽しかった。



■Set List
1-1.The Girl from Ipanema
1-2.Around The World
1-3.ティアフル・レイン
1-4.The Joker
1-5.I Need to Be in Love
1-6.Isn't She Lovely

2-1.Tea for Two
2-2.One Note Samba
2-3.ジャコビニ彗星の日／松任谷由実
2-4.What You Won't Do For Love
2-5.Can't Take My Eyes Off You(君の瞳に恋してる)

3-1.中央フリーウェイ
3-2.Lullaby Of Birdland
3-3.So Danco Samba
3-4.My Favorite Things
3-5.Caribbean Evening Wind
enc.Samba de Orfeu

赤坂由香利 TRIO+ONE★赤坂Ｂ♭ライブ

2015年9月4日（金）
■赤坂Ｂ♭★No Charge Day 赤坂由香利 TRIO+ONE
赤坂由香利(p,vo), 斎藤クジラ誠(b), 関根英雄(ds), 藤陵雅裕(sax).

今日は赤坂Ｂ♭★No Charge Dayリベンジ。何かというと前回のライブはちょっと選択を誤り相当がっかりしたもの。リーダーが知らない人のライブにフロントに好みのミュージシャンがいるライブだと、演奏や曲がリーダーに支配されてまったく面白くなる（聴き手の好みのミュージシャンに求める演奏とは異なるものになる）状況にあること。その日もリーダーのオリジナル曲中心、スタンダードもリーダーが変に凝ったアレンジを振りまいたものでちょっと私の好みに合わなかった。ということで今日はリベンジなのだ。
この日はこれまで名前は知っていたが初めての赤坂由香利さん。事前にネットで下調べ、なかなか興味がワク方。そしてフロントには私がアルトサックス奏者ではピカイチと認識している藤陵雅裕さん！！そしてバックにはこれまで大友師匠のバックにもよく登場する斉藤さんと関根さん。開演前に斉藤さんが近くを通ったのでご挨拶。
さてライブ。赤坂さんはなかなか個性のあるヴォーカルで魅了。開場は赤坂さんの生徒さんらしき団体客多し。若干年齢層が高い感じでした。
しかし藤陵さんの演奏はいつ聴いても素晴らしい。隣にいたおじいさんグループもうなっていました。（このじいさんグループおしゃべりがうるさ過ぎで困ったもんだ）斉藤さんもいつものベース演奏しながら口笛・スキャットを披露。そしてドラムの関根さんは超ド級のヴォリュームのドラミング。赤坂さん藤陵さんがニヤニヤ笑ってましたねぇ。
赤坂さんのライブまた機会があったら聴いて見たいとおもった。

■SET LIST
1-1.On Green Dolphin Street
1-2.Island
1-3.Time After Time
1-4.Georgia on My Mind
1-5.The Nearness Of You
1-6.Autumn Leaves

2-1.I'm Coming Back Again (Joe Sample)
2-2.I Didn't Know What Time It Was
2-3.Gee, Baby, Ain't I Good to You
2-4.Beautiful Love
2-5.In a Sentimental Mood
2-6.Street Life
enc.Antonio's song