Jazz-Rambler

Jazzの世界をぶらぶら歩き回る日記

上野鈴本演芸場★鈴本余一会 春風亭一之輔「夏」噺 三席

2018-08-31 22:28:10 | 落語
2018年8月31日(金)
■上野鈴本演芸場
■鈴本余一会 春風亭一之輔「夏」噺 三席
【夏の噺~滑稽噺・人情噺・怪談噺~】

開口一番:前座 春風亭きいち/寄合酒
①落語:春風亭一之輔/の鰻の幇間(うなぎのたいこ)
②落語:春風亭一之輔/真景累ヶ淵
~お仲入り~
③落語:春風亭一之輔/唐茄子屋政談

年間の有給休暇取得可能日数が20日で、今現在であと残り「2日と6時間」。
働くものの権利をしっかり使わないとねぇ。来月9月の下旬になると四半期末決算でまた忙しくなるので、早めに取得をとスケジュール帳とにらめっこ・・。
・・・ということでこの日はまず6時間の有給休暇をいただき、朝1.5時間だけ出社して上野へ。上野~御徒町をぶらぶらして昼食を早めに済ませて久しぶりに上野鈴本演芸場へ。
ここのところすっかり落語の寄席はご無沙汰で、行きたいなぁ~とずぅっと思っていたのでいい機会・・。調べたら2015年7月9日以来だったぁ。
この日は31日。寄席はひと月を3期に分けてプログラムが組まれています。1日から10日が上席(かみせき)、11日から20日が中席(なかせき)、21日から30日が下席(しもせき)と呼ばれます。
ところが、31日のある月は、その日だけの特別興行が行われるのです。これが余一会(よいちかい)です。独演会や二人会なども多いのですが、時々、ビックリするような興行に出合えることがあります。
この日は、春風亭一之輔さんの「夏」噺の三席。夏休みの最終日のこの日、外はまだ酷暑が続いている中、での「夏」噺というのもオツだねぇ。
事前にホームページをチェックしたら、この日は全席指定で売り切れ・・当日は立ち見のみということで・・まぁいっかぁ・・1000円安い2000円だし・・・。
13時の立ち見席チケット販売開始の1時間前に演芸場入り口に並ぶ。暑いので途中からエアコンが効いた中には入れて並ばせてくれて助かった。開場後ホールに入り会場の一番後ろのスペースで立ち見。約3時間弱 ずぅっと立っ、噺を聴くのは過酷なものがありましたが、一之輔さんの熱のこもった噺で最後まで聴くことができた。
一席め二席めの噺は初めてで、噺に出てくる人物や出来事を手帳にメモメモ⁉️ いまそのキーワードをネットで調べると演題が判明した。
三席めの噺は途中から、ははぁ〜ん‥これは‥唐茄子屋政談‼️とわかった。
普通の寄席の場合は、ひとりの噺家の持ち時間が約15分ですが、この日は珍しい寄席での独演会で一席の時間がたっぷり30分前後とじっくり聴けた。一之輔さんは私たち立ち見席の客を結構気遣ってくれていたようでした。
滑稽噺、怪談噺、人情噺の三席、笑いと息をのみ、ウルウルし、久しぶりに落語で気持ちをリセットさせていただきましたー。


高橋徹TRIOライブ feat.岡崎正典★渋谷KOKO

2018-08-30 22:26:58 | JAZZライブ
2018年8月30日(木)
■渋谷KOKO
■高橋徹TRIOライブ feat.岡崎正典
高橋徹(dr)、岡崎正典(ts)、千北祐輔(b)

「・・なんどもすみませんが、本日8/30渋谷KOKOで・・・」とのドラマーの高橋さんの投稿がなんとなく響いたので・・予定していたスケジュールをやりくりして、今宵は急遽KOKOに。
ヤマジョーさんのライブで演奏はよく聴いていましたがなかなか高橋さんのリーダーライブを聞く機会がなかったので是非と思いこの日のライブに。高橋さんのトリオはなんと2009年08月20日に一度聴いたことがあり久しぶりでしたね。
店に入るとソコソコお客さんが入っていて、その後続々と客が沢山入ってきて、20人弱の生協なライブになりましたねぇ。高橋さんの幅広い交友関係が素晴らしい。小柳ママが大忙し・・・大喜び!
ライブは高橋さんの独特な選曲で普段は聴けないような曲が沢山ありましたねぇ。1stセットはなんとなく知っている曲、2nsセットはソニーロリンズの曲(でも聴くのは初めて)中心。
高橋さん、曲の解説がメッチャ丁寧かつ詳しくかつ優しく説明してくれた。
コードレス楽器なしでテナーの岡崎さんのブリブリ演奏を堪能。この日初めて聴くベースの千北さんは、ゴリゴリ体育会系感じでのベーシングでしたねぇ。高橋さんのドラムも終始アグレッシブな感じでしたぁ。
アンコールでは友人のトランペッターと岡崎さんのお弟子さんのアルトサックスがシットインで賑々しい演奏で締めくくりました。

■Set List
1-1. Jeannine / Duke Pearson
1-2. Lonnie's Lament / John Coltrane
1-3. Petite Fleur (邦題:可愛い花) / Sidney Bechet 1-4. La Vie en rose (邦題:ばら色の人生) / Edith Piaf 1-5. Inception / McCoy Tyner

2-1. Paradox / Sonny Rollins
2-2. The Freedom Suite / Sonny Rollins
2-3. The Nearness Of You
2-4. The Bridge / Sonny Rollins
enc. Straight, No Chaser

・・・泣けないんです・・。心がポカンとしちゃって・・

2018-08-29 22:25:48 | JAZZライブ
2018年8月29日

8/11の大阪吹田Take Fiveでの「あめはれーず」ライブの時の話。
阪井楊子ちゃん達メンバーで岡山のある町の水害被害の支援に行かれたそうで‥

支援作業後にKenKobaもLeo×Leoも演奏させてもらったそうですが、別に演奏させてくださいと言ったわけではない(支援作業のお手伝いにいっただけ)のですが、会話の流れからミュージシャンであることが伝わり、是非演奏してくださいと・・。
でも「メロディも歌詞も、どんな応援歌やどんな励ましになる言葉であっても、あまりにも傷ついた心には、余計に傷つきませんか・・?そんな歌詞を聴くのは辛くないですか?」と聞いたところ、被災地の方の話によると、「今は皆聞きたがっている・・歌いたいし・・泣きたい・・。」

「・・・泣けないんです・・。心がポカンとしちゃって・・。目の前にやることがありすぎて心が無くなってしまっている」「みんなを泣かせてあげてください・・泣けないんです・・ここの人たちは・・」
音楽はそんな意味で大切なんですね。悲しい曲を聞いて泣いて切なくなっても、涙を流してちょっとでも元気になれたらと・・。

「泣く」という現象は人間の不思議な自浄作用。
うれしくて感極まって・・「泣く」
悲しくてたまらずに・・・「泣く」
その両極端な状況を「泣く」ことによって、人間は「フラット」な状況に戻すんですね・・・。

雨上がりは晴れるもの・・・。まさに「あめはれー」ですね。

山田穣 Quartet★赤坂 B♭★No Charge Day

2018-08-25 22:24:44 | JAZZライブ
2018年8月25日(土)
■赤坂 B♭★No Charge Day
■山田穣 Quartet
山田穣(as,ss)、松本茜(pf)、小林航太郎(b)、高橋徹(dr)

(遅れての投稿になりますが・・・)
昨年に続きこの時期のヤマジョーさんの期間限定の一時復帰ライブ第一弾。
昨年同様、B♭でのノーチャージデーということで、超満員を想定して、酷暑の中開場前1時間前に一番乗りで並ぶ。開場5分前にドアが開きジョーさん出てきて待ちの行列を見て「・・・暑いですよねぇ・・・」といって店に戻りマスターに調整してくれて早く入ることに・・・ジョーさん超優しい。・・ということで、お気に入りの最前列かぶりつき席をGet。
ジョーさんが生まれて初めて書いたアルバム「BLUE STONE」 に入っている ♪First Step からスタート。初めて聴く♪Sister Cheryl はソプラノでいい感じ。後は馴染みの曲が続きジョーさんの素晴らしい演奏を肌で体感。
2nd最初は、んん~ん久しぶり・・以前KOKOのライブでコレでもかといった感じで何度も聴かせてくれたウェイン・ショーターの ♪マージャンからスタート。いまレッスンでやっている ♪グレーター・ラブ・・・ちょう参考になりラッキー。Fのブルース、そしてこれも初めてかな ♪Come Sunday のあと、・・・・夏ですが・・♪枯葉・・(笑)・・といいながらキレキレの哀愁ある枯葉が秀逸。
そしてアンコールには、・・・コレ・・をしみじみとジョーさんかみ締めながら演奏・・・それを私たち聴衆もかみ締めながら・・・。
メンバーそれぞれの演奏も熱くこれまた秀逸・・。演奏中・・ジョーさんが他のメンバーそれぞれの顔を眺めながらニッコリ微笑み頷く姿がとてもとても印象的・・・。
さぁ皆さん・・山田穣・・祭りが11月まで続きますヨー。機会があれば是非足を運んではいかが・・。

■Set List
1-1. First Step
1-2. Sister Cheryl / Tony Williams
1-3. I Thought About You
1-4. My One And Only Love
1-5. My Shining Hour

2-1. Mahjong / Wayne Shorter
2-2. There Is No Greater Love
2-3. (FのBlues)
2-4. Come Sunday
2-5. Autumn leaves
enc. Everything Happens To Me

大友義雄vs吉野ミユキ★ガチンコアルトバトル★荻窪 Rooster

2018-08-24 22:23:45 | JAZZライブ
2018年8月24日(金)
■荻窪 Rooster
■大友義雄vs吉野ミユキ★ガチンコアルトバトル
大友義雄(as) 吉野ミユキ(as) 井上祐一(pf) 山田晃路(b) 利光玲奈(ds)

三日ほど前に、いつも世田谷線三軒茶屋駅のホーム横を通りぬけて自宅に帰るのだが、ふと電車の窓際に座っていた大友師匠を発見し窓をノックしてご挨拶。そういえば大友さん最近Facebookを始めたようで友達リクエスト来ていたなぁ・・そして一昨日メッセンジャーで「あさってルースター来てね・・」のメッセージ・・!
でも‥‥プロフィールに写真が無いので超あやし〜いので友達承認は保留、大友さんに会って本人に確認してからだな‥‥
そういえば、大友さんのライブ久しくご無沙汰・・。調べたら昨年9/4以来だぁ・・・ということでこの日の大友師匠・吉野師匠のガチンコアルトバトルを聴きに荻窪へ。
店に入ると懐かしい艶のあるアルトの音色‥大友さんにお久しぶりのご挨拶。
Facebookの話を聞くと、何やら生徒さんに言われて登録したが操作がよくわからず困っている様子‥やっぱりなぁ‥プライバシーの設定も知らなくて電番、生年月日(なぜか平成生まれ⁉️)がダダ漏れ状態‥‥ということで、この日のライブ中に私がずぅ〜と大友さんのスマホでFacebookのプライバシー設定やプロフィール写真の設定をやって、ライブ後スマホでの大まかなFacebook操作方法を教えてあげましたぁ〜⁉️
思えば以前大友さんの自宅のパソコンを更改したときも私が購入からセッティング、設定、操作説明を大友さんちに行ってやってあげたんだよなぁ‥懐かしい。
さてライブ。懐かしの大友節と吉野さんのアルトバトルが心地よい。それに井上さんの意表をつくフレーズが絡み、堅実な山田さんのベースの刻み、そして今日初めて聴くドラマーの利光さんの小柄な体からシャープかつパワフルなドラミングが盛り上げてましたねー‼️
利光さん、洗足音大のジャズ科を首席で卒業されている方のよう‼️大友さんがいつもミュージシャン紹介のときに使う「この方は●●大学を首席で卒業された‥‥方の隣にいた‥(笑)」ではなくホンマものなんだね⁉️
2ndにはテナーの佐藤さん、ギターの谷口さんもシットインして賑々しいライブとなりましたぁ。

■Set List
1-1. On A Misty Night
1-2. Anti- Calypso
1-3. Easy Living
1-4. I Mean You

2-1. Nostalgia in Times Square / Charles Mingus 2-2. Little Sunflower 2-3.Blues For C.T.
2-4. Everything Happens To Me
2-5. On Green Dolphin Streft
2-6. Now's The Time