Jazz-Rambler

Jazzの世界をぶらぶら歩き回る日記

相撲部屋見学(春日野部屋~伊勢ケ濱部屋)

2015-05-08 20:06:43 | 相撲

2015年5月8日
恒例の大相撲東京場所直前の春日野部屋の朝稽古見学に行ってきました。いつもどおりに7時45分頃に部屋に入ったところ、応対していただいた、二十山親方が、今日はあと10分ほどで稽古は終わります??とのこと。えぇぇ?と思いましたが、せっかく来たので10分だけでもと上がらせていただくことに。前回の見学のときにもいた、スージョ(相撲女子)二人が先に見学中。

さて力士達は皆元気そうで、今場所は期待できそうで明後日からの本場所が楽しみです。稽古後部屋の前の道に力士達が座り込んで、テーピングを外しながらワイワイやるのですが、幕下力士の碧天さんがかなりはしゃいでいたのが印象的。彼は春日野部屋のムードメーカー的な存在ですね。

稽古が早く終わったので、そのまま両国から錦糸町まで歩いて、いま強い関取が沢山いて注目の伊勢ケ濱部屋に向かう。

部屋の建物はコンパクトな感じですが、確か地下室に本格的なトレーニングマシーンがある。部屋の前にいた二人の力士に見学可能か聞いたら、見学は後援会の人のみとのこと。仕方なく部屋の裏手にまわってまたら小窓か、2つあってそこからあの照ノ富士関の姿を発見!ラッキー。照ノ富士は今場所、関脇に昇進し、おそらく早々に大関、横綱に昇りつめるのは確実とみている。

春日野部屋 栃乃里引退式

2015-05-04 19:59:46 | 相撲

2015年5月4日
■稽古場で、星の数ほど相撲を取った栃乃里の最後の一番。
栃乃里の後ろに回った力士が「送り出し」・・・・・・。
■この写真は4月6日に春日野部屋の朝稽古後に行われた、栃乃里の断髪式。
栃乃里は、石川県野々市出身。金沢学院東高校で、遠藤の1年先輩、今場所新十両に昇進を決めた大翔丸の2年先輩で平成19年のインターハイ団体戦は先方が大翔丸、中堅が遠藤、副将が栃乃里で初優勝。
20年3月に初土俵を踏み、1年後には幕下に昇進、24年9月には幕下4枚目に上がり十両(関取)目前だったが、3勝3敗の千秋楽、十両の力士との対戦に敗れて右ヒザ前十字靱帯断裂。三段目から再起を図ったが、その後首も痛め、ドクターストップで引退となったそうだ。
断髪式は石川県から駆けつけた母、姉が見守る前で行われ、力士達がすすり泣く中、本人も涙をこらえられず、「同期の力士が泣いているのを見たら、もうダメでした。ヒザをケガしていっしょに入院していたこともあったので・・・」。
今後は、会社勤めをしながら、埼玉県入間市の「入間少年相撲クラブ」で指導する・・・。
この内容についてベースボールマガジン社の相撲雑誌「相撲5月号」に小さい記事が掲載されている。(86ページ)
■相撲の世界には、華やかなテレビに映る世界とは別の世界がある。稽古を見に行ったり、テレビに映らない時間帯に行われている取り組みを見ていると、関取(十両以上の力士)を目指す幕下以下の力士達の厳しい世界が繰り広げられている。
栃乃里の第二の人生に幸あれ。