八木映美with友田ジュン★麹町PACO

2017年5月31日（水）
■麹町ＰＡＣＯ
■八木映美 (vo)、友田ジュン (pf)



オメガ３メンバーのおひとりの勝又さんが絶賛プッシュで追っかけされている若手ボーカリストの八木映美さん。
勝又さんの曰く・・・
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もはやいかなるジャンル分けも不可能なAiméeのサウンド
決して世間に媚びないオリジナル曲たち。
優しさと痛みが入り混じって聴き手の五感に訴えかけてくる
独自の世界は作りたくて作ったというより胸の内をさらけ出したら自然にこうなったという必然性を感じます
一度体験してみてください。釘付けになりますから。演奏のクオリティは最高です！
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むむむ・・・これは「ｍｕｓｔ」だねぇ・・・ということで、大好きなＰＡＣＯへ事前予約。
当日早めにお店に向かい・・・一番乗り。ママさんにご挨拶「この間店の前で・・スキップしてましたね！（笑）」
ミュージシャンお二人が入店しましたが、しばらく誰も入ってこなくてもしかして私ひとり？と心配してたらご婦人がお二人・・。八木さんとの会話を聞いていると八木さんのママさんとバァバさんのようですねぇ。
八木さんとはじめましてのございさつ。勝又さんの推薦で聴きにきた旨お伝え、勝又さんのおかげで初めてですがなんとなく親近感がわきます。
さてライブ。ブラジルサウンド、オリジナル、そしてジャズ。こってこてのジャズというのではなく、何か新しい感覚でジャズ曲をアレンジして表現する。決まりきったジャズの型にとらわれない自由な感覚が感じられましたねぇ。
友田さんのピアノも八木さんの世界観を溢れんばかりに見事に表現していてその世界に引き込みます。
ただでさえアットホームなお店にご家族を交えてとてもあたたかくほんわかした暖かいライブを楽しませてくれたひとときでした。ありがとうございます。




■Set List
1-1. The Girl from Ipanema
1-2. In My Dream（Amy Yagi）
1-3. Waters of March
1-4. Varedas
1-5. On The Sunnyside Of The Street

2-1. Smile
2-2. My Favorite Things
2-3. But Not For Me
2-4. Little Butterfly（Amy Yagi）
2-5. Morning Glory（Amy Yagi）

3-1. My Romance
3-2. O Pato
3-3. Night And Day
3-4. Song Of Life（Fred Hersch）
enc. Over The Rainbow

中本美智子 with 山本剛TRIO ★六本木IZUMI

2017年5月30日（火）
■六本木IZUMI
■中本美智子(vo) 山本剛(p) 香川裕史(b) バイソン片山(ds)


金沢で人気の歌姫「中本美智子」ちゃん。金沢以外でも東へ西へ精力的にライブ活動。東京でも六本木IZUMIに隔月くらいで出演していて、毎回お誘いのメッセージをいただきながら、なかなか聴きに伺うチャンスが無かった。今月も当初別のライブがスケジュールに入っていたのですが、いろいろやりくり調整して、やっとこの日お応えすることに。
六本木IZUMIは名前と場所は知っていたが今回初めて伺うお店。チャージが少々お高めのお店（そういうのもあってちょっと敬遠だった）。
この日のバックメンバーは、日本のJAZZ界のレジェンド。ずいぶん久しぶりの山本剛(p) 香川裕史(b)さんと初めてのバイソン片山(ds)さん。
お店は中規模的な器で、この日はみっちゃんの応援団とお店のお客でほぼ満席の盛況。ほぼ正面のいい席に案内され、あとから隣に座った女性はみっちゃんの昔の台湾でのお勤め仲間だったとのことで少しお話。
さてライブ、初々しいみっちゃんとおじ様ミュージシャン達の和気あいあいとしたセッション。まだなんとなくはじらいが感じられるボーカリストをベテラン達がやさしくフォローといった感じでした。
この日に向けて極秘のプレゼントを用意していたものを隠密裏に渡す。・・ていうかここに書いたら隠密でないね。
帰りがけに剛さんにごあいさつ。以前、大友義雄師匠に仕えていたころよく師匠と剛さんのライブに通っていたことを話すと、私を思い出していただいたようでした。なにせ約５年ぶりかな・・剛さんのピアノを聴いたのは。
この日は、ビッシリ時間いっぱいの演奏でゆっくりみっちゃんと話できなかったのが残念でしたが、今度は７月に機会があればと思っています。
みっちゃんが今後、どのように化けるのかが期待されるところです。




■Set List
1-1. Suger ♪inst
1-2. Good Life ♪inst
1-3. Blue Moon
1-4. Tea For Two
1-5. Goody Goody
1-6. Dream A Little Dream Of Me
1-7. L O V E

2-1. Where Do You Start ♪inst
2-2. Perdido ♪inst
2-3. Blue Sky
2-4. My Romance
2-5. Give Me The Simple Life
2-6. It's A Sin To Tell A Lie
2-7. Orange Colored Sky

3-1. Isn't She Lovely ♪inst
3-2. Sentimental Journey
3-3. My Favorite Things
3-4. After You've Gone
3-5. The Nearness of You
3-6. Smile

■≪Gee-Baby≫阪井楊子&宮藤晃妃＋ぱくよんせ featuring Greta Matassa (from Seattle)

2017年5月25日（木）
■学芸大学　珈琲美学
■≪Gee-Baby≫阪井楊子&宮藤晃妃＋ぱくよんせ featuring Greta Matassa (from Seattle)


昨年10/26六本木サテンドール以来のGee-Babyの東京ライブ。
今回はシアトルから強力な助っ人外人で素晴らしい（・・らしい）ボーカリストのGreta Matassaさんをフューチャーしてのライブということでまたまた楽しみに、かなり早くからお店に予約を入れておく。事前の調整で最前席に“オメガスリー”の三人（勝又・竹内・下田）が仲良く並んで楽しみました。
しかし・・・さすがですねぇ～！「裏切らないジンクス」を持つGee-Baby。当日の朝から雨模様（笑）。
さてライブ。この日Gee-Babyのお二人の歌は各セットの冒頭２曲に押さえグレタさんを前面にライブ進行。
Jazzの本場のボーカリストはやはりこうなんですねぇ。パワー漲るボーカルでありながらその余裕、そして低音から高音の滑らかな途切れを感じさせないワイドな声域。でてくるでてくるさまざまなスキャットのフレーズ。本当にメチャクチャそのボーカルに魅了されてしましました。Gee-Babyの二人のボーカルの素晴らしさはGreta Matassa のエッセンスがかなり影響しているのがうかがえる。本当に貴重なひととき、空間を体験でき感謝しています。グレタさんこれまでは日本では関西でしか歌ったことがなかったそうです。東京に来られたのは初めてとのこと。これから毎年東京でのライブが是非定着していただくことを願いますねぇ。
そして・・・ぱくさん！この素晴らしいボーカリストをさらに引き立てるその演奏は素晴らしかった。かなり緊張していたようですがメチャクチャがんばっていましたねぇ。グレタさんもすごく褒めていましたよね。
Gee-Baby、グレタさん、ぱくさん全員のコラボ演奏はその相乗効果はすごかったですねぇ。
最後のアンコール曲は、私が大好きなコール・ポーターの♪It‘s De-Lovely思わず一緒に口ずさんでいましたぁ。（この曲なかなか歌うボーカリストはいないので貴重。これまで聴いたことがあるのはデコちゃん：清水秀子さんくらいかな）
そして、いつもFacebookのGee-Babyのお二人の投稿等に名前が登場している「かなちゃん」とこの日初めてお会いでき、お互いに嬉しかったねぇ。さっそくお友達承認していただきました。
2013年10月に私が大阪出張で初めてクレッセントで楊子ちゃんのライブを聴いたのがきっかけ（そのときのブログはこちら→http://blog.goo.ne.jp/jazz-rambler/e/ca76499b1326fa602a60c6b3dc66e57e）でなんか次々と素晴らしい出会いが・・・・感謝！感謝！
あああああぁぁぁぁ楽しかったぁぁ。




■Set List
1-1. I Got Rhythm
1-2. Bluesette
1-3. Some Of My Best Friends Are The Blues
1-4. That Old Black Magic
1-5. Too Late Now
1-6. How insensitive
1-7. Baby,Baby All The Time
1-8. You Can't Go Home Again
1-9. Day By Day

2-1. The Jody Grind（Horace Silver）
2-2. Stardust
2-3. The Late Late Show
2-4. Speak Low
2-5. My One and Only Love
2-6. Waltz for Debby
2-7. Take The A Train
2-8. On The Sunny Side of the Street
enc. It's De-Lovely

正清泉TRIO with 池田篤★渋谷KOKO

2017年5月18日（木）
■渋谷KOKO
■正清泉TRIO with 池田篤
池田篤(as)、魚返明未/おがえりあみ(pf)、俵山昌之(b)、正清泉（ｄｒ）



先週久しぶりに渋谷KOKOのライブ（テナーの安藤さん出演）の際、ドラムが正清さんで、帰りがけに「来週私のリーダーライブ・・・」との声かけ・・。そうだよねぇ・・しばらく
聴いてなくて、池田さんの演奏をききたいなぁと機会を伺っていたところだったので、スケジュールを調整してやってきました渋谷KOKO。。。ん？１９時過ぎに店に着いたが・・・シャッターが閉まってたぁ・・・pfの魚返さんらしき方もたたずんでいたが・・ほどなくして店主の小柳さん登場し、無事入店。正清さんが来られて私の顔を見て・・おぉ！
さてライブ。やっぱり池田さんの演奏は素晴らしい。ボキャブラリーが乏しくていい言葉が出てこない・・。いろいろと勉強になります。体を仰け反ってのブロウがカッコイイねぇ。正清さんの選曲もまたよかった。ピアノの魚返さんは最近ライブシーンでよく名前を見かけることがあって今回初めて聴いたが素晴らしい演奏でした。
今日は正清さんの出身中学の後輩の女性の集まりがいらっしゃって結構賑やかでした。





■Set List
1-1. Black Nile （Wayne Shorter）
1-2. Like Someone In Love
1-3. Isotope（Joe Henderson）
1-4. Mood Indigo（Duke Ellington）
1-5. Voyage （Kenny Barron）

2-1. Yesterdays
2-2. Let‘s Cool One （Thelonious Monk）
2-3. Lover Man
2-4. Marmaduke （Charlie Parker）

美人３アルトサックス バトル★六本木Satin Doll

2017年5月17日（水）
■六本木Satin Doll
■３アルトサックス バトル
吉野ミユキ(as)、高橋里実(as)、堤智恵子(as)、続木 徹(pf)、矢野伸行(b)、公手徹太郎（ｄｒ）



昨年１２月以来のこのメンバーのライブ。フロントに美人アルトサックス３人を揃えた六本木Satin Doll恒例の昔から楽しみにしているライブなのです。
今回はお店が移転して初めて伺う。スクエアなスペースの角をステージにして天井も高い解放感があった前の店とは変わってスクエアためのの一辺がステージで若干こじんまりとした感じ。写真を撮るための席のポジショニングが難しい感じ（前は必ず決まった席を予約していた）で、最初最前席をと思ったが、出演者全員が写せないので左側の席に。山谷さんが先にそこに陣取っていて同席させていただく。しばらくして金枝さんが来て同席し生徒席になる。
さてライブ。フロント３人の個性が溢れる演奏はとても面白く参考になる。普段レッスンで教わっている吉野節はもちろん、高橋里実ちゃんの若干ダークなサックスの音色でダイナミックなブロウでなんとなくこちらも体が上下左右につられてスィングしちゃいます、元気モリモリブリブリ吹きまくり引用フレーズ盛りだくさんな堤千恵子ちゃんの演奏。結構それぞれのエッセンスは私の演奏の中に影響されているのです。その３人の演奏を支える続木さん矢野さん公手さんのバックの信頼のある演奏は盤石なのです。
ライブ前に吉野師匠から、今日は「アレ？演りますからネ・・」・・・「アレ」ですかぁ。そして２ndで♪Blue Minorを演ってくれました。ライブ後、高橋里実ちゃんが、私の前日のレインボーブリッジでの練習でこの曲をやっているのを見てやったとのこと。あの投稿結構インパクトがあったようです。
２nd最後の曲で急遽、お店に遊びに来ていたマリーンさんをシットインさせて盛り上がる。
ライブ後、吉野師匠と話しをしている中で、私や山谷さんのセットリストを一生懸命投稿してくれているので、演奏曲もそれなりに同じにならないよう気配りをいただいているとのこと。また吉野師匠のライブをしっかり追っかけて写真を投稿してくれている山谷さんに配慮して、ステージ衣装もそれなりに考えているとのこと。ミュージシャンとお客、師匠と弟子でなかなかいいシナジーを生み出していますねぇ。




■Set List
1-1. Broadway
1-2. There Is No Greater Love
1-3. Little Sunflower（Freddie Hubbard）
1-4. My One And Only Love
1-5. All The Things You Are
1-6. Starting Point （Miyuki Yoshino）
1-7. Now’s The Time






2-1. The Viper （Charles McPherson）
2-2. Tea For Two
2-3. Blue Minor
2-4. The Preacher
2-5. Love Theme from ‘Sunflower‘ （Henry Mancini）
2-6. One Winter Morning （Miyuki Yoshino）
2-7. The Summer Knows （Michel Legrand）
2-8. Der Sasser
2-9. Route 66 （with マリーンvo）