Jazz-Rambler

Jazzの世界をぶらぶら歩き回る日記

河原厚子Quartet★吉祥寺SOMETIME

2017-10-29 21:55:09 | JAZZライブ
2017年10月29日(日)
■吉祥寺SOMETIME
■河原厚子Quartet
河原厚子(vo),井上ゆかり(p),八尋洋一(b),今村健太郎(ds)






とてもとても楽しい素敵な私が大好きなこの店の厚子さんとゆかりさんのこのライブ。なぁんと2012年11月以来の久しぶりだった。
台風真っ盛りの雨の中、早めに店に入り席に着くと、ミュージシャン席から厚子さんが私を覗き込んで見つけご挨拶。レインボーブリッシした出のサックス練習の写真の話を持ち出ししっかり私のことを認識していただいているようでうれしかったですネェ。
ゆかりさんもやってきて8月以来のお久しぶりご挨拶。
ライブ中に厚子さんもおっしゃっていましたが、このお店は本当に素晴らしい。料理が美味い、お店の方々もとても親切で優しい、チャージもめちゃ財布にやさしい。都内では一番好きなスポットです。
さてライブ。インストから始まったが、ゆかりさん、八尋さんのファンキーなノリノリ感爆裂。♪How Do You Keep The Music Playingは素敵な曲で、ゆかりさんが好きな素敵な曲。そして厚子さん登場、そこから厚子ワールドで店内は和気藹々な雰囲気に。今日は一緒に歌って・・の厚子さんの誘いに、ミュージシャン全員・店内のお客さんも全員参加といった感じでいいハーモニーが流れましたぁ。
2ndセット演奏前にふとゆかりさんの譜面を見ると「T E T S W A N A T O M」なんとなくほほえましくて笑ってしまいました。本当にゆかりさんお茶目ですねぇ。♪Happy Birthdayソングがこの日2回でこれも店内全員で祝福。男性だけで歌って・・・今度はかわいい女性だけで・・・では全員で・・・ととてももりあがりましたねぇ。
台風のよるにも関わらず集まった特別なお客さんが集まるとこれまたホットなライブでした。隣に最後まで聞いていた女の子(ジャズ聴くの2回目とのこと)終始ニコニコして楽しんでいたのが印象的でした。
あああぁぁぁぁたのしかったぁ~!







■Set List
1-1. Felicia and Bianca
1-2. How Do You Keep The Music Playing / Michel Legrand
1-3. The Boy From Ipanema
1-4. My Romance
1-5. You'd Be So Nice To Come Home To
1-6. Human Nature
1-7. Black Night
1-8. The Tokyo Blues / Horace Silver

2-1. Tetsuwan Atom
2-2. Here,There And Everywhere / The Beatles
2-3. It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing)
2-4. Do I Move You?
2-5. Norwegian Wood / The Beatles
2-6. In My Life / The Beatles
2-7. Blown In The Wind
Enc. Yesterday / The Beatles


臼井優子 with 中山瞳TRIO★松田順司 Birthday Live

2017-10-21 20:04:59 | JAZZライブ
2017年10月21日(土)
■大坂西成Dona Lee/西成Jazz【夜】
■臼井優子 with 中山瞳TRIO★松田順司 Birthday Live
臼井優子(vo)、中山瞳(pf)、光岡尚紀(b)、松田順司(dr)、sit in津上信子(fl)





西成ジャズを主宰するドラマーの松田順司さんのバースデーライブ。西成ジャズを愛する方々が集結した大盛り上がりのライブ。
このメンバーは素晴らしかったぁ。臼井優子さんは“いわずもがな・・“ですが、


ピアノの中山瞳さんはそのかわいい容姿から、太いがっちりしたジャジーな演奏に聞き惚れましたねぇ。瞳ちゃんの新しいCDが休憩中に流れていてすごく気に入ったのでさっそくGetいたしました。




そしてベースの光岡尚紀さんは優子ちゃんが言うようにおしゃべりしているような味のある弾きでしたねぇ。



そして松田さんのドラミングはめっちゃカッコイイ。アグレッシブな演奏、そして渋いスキャットに魅了されましたぁ。




この日初めて西成ジャズにオメガスリーが集結。最前列ど真ん中の席に陣取って厚い視線・応援をむけましたぁ。


隣の席に昼ドナから一緒させていただいきFB友達になっていただいた河俣さんも西成ジャズタオルを振りかざして熱烈な応援でしたねぇ。後ろの席にはアメマーズのJoさんがもいらっしゃってます。

♪I Concentrate On You 演奏のあと、優子ちゃんが「気持ちいい感じサウンドですねぇ・・」と言うと松田さんが・・「いい感じで歌えてるような気がする・・なんかこの感じ・・喜び・・みんなが同じような気持ちで演奏できてる感じなんですね・・ひとつの同じところへ行こうとしているそれが今日のメンバーの感じなんですよ・・歌はすごく歌いやすいし、ふわふわしながら歌えるようなきがする・・たぶん・・だぁ~れもでしゃばらない・・ね・・みんながお互い尊敬しあいながらやっているってそんな感じやね・・」
この日のメンバーは個々はとびきり素晴らしいミュージシャンですが、そんなメンバーが松田さんの言葉のように演奏するとそのシナジーが倍増し快感を生むんですねぇ。いやぁいい話を聞かせていただきました。


事前にネットで「西成ジャズ」「松田順司さん」についていろいろ予習してライブに臨む・・。松田さんに是非にとライブ前にいろいろお話させていただく。二人に旨には前日にじゃんじゃん横丁の猫町のおっちゃんのところで買った猫Jazzのペンダントをお互いに下げている・・。この日松田さんは56歳を迎えたとのコメント・・んん同じ歳じゃぁないですかぁ。ライブ後それを伝えがっちりと握手して写真に(笑)


■Set List
1-1. There Is No Greater Love
1-2. Our Love Is Here to Stay
1-3. Black Coffee
1-4. I'm Confessin' That I Love You
1-5. It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing)
1-6. My One And Only Love
1-7. Lover, Come Back to Me

2-1. You Are My Sunshine
2-2. On The Sunny Side Of The Street
2-3. I Mean You
2-4. I Concentrate On You
2-5. I'll Be Seeing You
2-6. Bye Bye Blackbird
2-7. Caravan
enc. Someone To Watch Over Me




OCT西成 平野翔子 with 中山瞳TRIO

2017-10-21 18:18:30 | JAZZライブ
2017年10月21日
■大阪西成Dona Lee/西成ジャズ【昼】
■OCT西成
平野翔子(vo)、中山瞳(pf)、光岡尚紀(b)、松田順司(dr)




大阪Jazzツアー2日目は、ディープな街 西成で過ごす。
西成ジャズという松田順司さんが主宰するライブなのです。

まずは昼の部。ボーカルの平野翔子さんと中山瞳トリオ。

中山さんのピアノは可愛い容姿に似合わない太くがっつりとした演奏に感心、なかなかいい。


光岡さんのベースも味のある演奏。そして松田さんのドラム至極アグレッシブでとても気に入りました。



そして平野さんのボーカル。粗削りですが精一杯背伸びしたボーカルを聴かせていただきました。


しかしこのお店チャージはなしの投げ銭、1ステージ毎に投げ銭を集金というシステムでした。そしてドリンク・フードともに滅茶苦茶安い。素晴らしい。


■Set List
1-1. Broadway
1-2. On The Street Where You Live
1-3. I Need To Be In Love
1-4. Cry Me A River
1-5. The Nearness Of You
1-6. My Romance

2-1. With A Little Help From My Friend
2-2. Blue Sky
2-3. Love For Sale
2-4. Tea For Two
2-5. Alone Again
2-6. Sweet Georgia Brown


Gee-Baby 20th Aniversary Live★大阪なんば Flamingo The Arusha

2017-10-20 23:23:13 | JAZZライブ

2017年10月20日(金)
■大阪なんば Flamingo The Arusha
■Gee-Baby 20th Aniversary Live
阪井楊子(vo)、宮藤晃妃(vo) with 古谷充(as,vo)
①大野綾子(pf)、衛藤修治(b)、三夜陽一郎(dr)
②ぱくよんせ(pf)、西川サトシ(b)、梶原大志郎(dr)





Gee-Babyの20th記念ライブ。私がGee-Babyのお二人とお付き合いするようになったのはほんの数年にもかかわらず、お二人が東京でライブを演るときは必ずはせ参じ、Facebookの投稿などでちょっとした蜜な関係?になっている中、今回の記念ライブに決心して東京から頑張って参加させていただきました。
広い店内に入り一番前列のに案内されテーブルにはオメガスリーのメンバの名札が並んでいました。



そしてGee-Babyの顔写真入りのぺろぺろキャンディーがさりげなく置いてありましたぁ(これはkanaさんが作って提供してくれた模様)。
会場にはお二人のファン、支援者等大勢の方々、なんとなくFacebookの彼女たちの投稿に登場する方の顔がわかるのが面白い。(逆に私の顔も知られているということなのか・・笑)
ライブはお二人にゆかりにある古谷師匠ほか、ミュージシャンの皆さんが終結しめちゃ盛り上がっていましたねぇ。お二人とのいろんな昔のエピソードなどの披露もあり爆笑・
この日に合わせて、お二人の初CDも今回リリースされ、2ndセットはCDからの曲のオンパレード。




師匠の古谷さんの場を和ませるコメントに。そして渋いボーカルとサックスの音色がこれまたいい感じにホール内に響いていました。
お二人の緊張感も感じさせないその素晴らしいエンターテイナーぶりでこのめでたいライブを歌い切り、私を含めお客さんは大満足の宵でしたね。
ライブ後、CDを買う長~い列を待ちお二人にサインをいただいたり、写真をとったり賑やかなひと時は尽きませんでしたねぇ。
お二人からの全員へのプレゼント・・・。そうだよねやはりこれになりますよねぇ・・(この日もしっかり雨降ってるし・・)。「Gee-Baby傘」をいただきましたぁ。日曜日の朝東京に着くんだけどちょうど台風がくるみたいでこの傘が大変役立つかもね。(風で折れないように大切に扱わねば)



あぁぁぁぁぁぁぁ~楽しかったぁ~、大阪まで頑張って来てよかたぁぁぁ。




■Set List
1-1. Brasil
1-2. I Got Rhythm
1-3. Moon Grow
1-4. Nica's Dream

2-1. New York,New York
2-2. Answered Prayers / Ivan Lins
2-3. Here Comes Gee-Baby(GB Blues)
2-4. Stompin' At The Savoy
2-5. In A Sentimental Mood
2-6. Close to You
enc. Side by Side
















山田穣TRIO★大塚DONFANライブ

2017-10-13 23:03:25 | JAZZライブ
2017年10月13日(金)
■大塚DONFAN
■山田穣TRIOライブ
 山田 穣(as,ss)、小林航太朗(b)、高橋 徹(dr)






山田穣ライブシリーズ、今回はピアノの松本茜さん抜きでのコードレストリオでのライブということで、コレまで聞いた2回とは別の選曲になるとのことで、初めてのこのお店へ。店の1Fの入り口でママさんらしき方に、そして地階ドア入り口で・・・んん八木映美ちゃんではないですか。そして店内に入ると・・・んん及川陽菜ちゃんがいるではないですか。はじめてきた店ですが知っている子がいてなんとなくほっとしました。今日は予約で満席ということで来た順から前から座って・・ということで、そるぴで見かけた女性の方がココどうぞと席を空けてくれてほぼかぶりつきの位置で聴くことに。その女性はヤマジョーさんが若い頃からずぅっと追っかけしているそうです。同じ席には高校の同級生?だった方もいて受験番号が並んでいて当時はヤマジョーさんロンゲ(中学の頃からロンゲ・・びっくり)だったとの話で盛り上がりました。そういえばこの間Getしたジョーさんのジャケットには長い髪を束ねた写真でしたねぇ。
さてライブ。ジョーさんいつ聴いても凄いです。圧倒されます。そして泣かせられますねぇあのバラード・・・。お客さんも一体となって掛け声連発拍手喝采で大いにもりあがりましたなぁ。
1-3. What Am I Here For / Duke Ellington とか1-5. Gingerbread Boy / Jimmy Heathは初めて聴いた曲。またいろいろ調べてみよう。








■Set List
1-1. In Your Own Sweet Way
1-2. Dindi
1-3. What Am I Here For / Duke Ellington
1-4. My Foolish Heart
1-5. Gingerbread Boy / Jimmy Heath

2-1. Simone
2-2. I’ve Never Been In Love Before
2-3. Slow Blues
2-4. Pannonica
2-5. Rhythm A Ning / Thelonious Monk
enc. Everything Happens To Me

(ちょっとお勉強・・)
■Frank Foster
1953年にカウント・ベイシー楽団に加入、同時期に加入したFrank Wess と共に Two Franks と呼ばれ、ウェスが Coleman Hawkins 直系であるのに対して、どちらかというと、 Lester Young の影響を受けたモダンなスタイル。ベイシーは '30年代に Lester Young と Harschel Evans のテナーバトルが好評を博したことから、それ以降必ずといっていいほど、レスター・ヤングのスタイルと、Harschel Evans や Coleman Hawkins のスタイルのテナーを揃えていました。ベイシー曰く、「リズムセクションを固めたら、次はテナーだよ。」というくらいテナーサックスの人選には気を配っていたようです。それでも、フォスターとウェスの違いはそれほど大きいものではないように思えるのですが・・・。フォスターもぶりぶり吹きまくるのは得意なはず。 Basie In London の Jumpin' At The Woodside の延々と続くソロは鳥肌もんです。
 また、作曲家、アレンジャーとしても楽団に多くの楽曲を提供し、なかでも Shiny Stockings は楽団の最重要レパートリーといってもいいでしょう。この曲のネーミングはキレイな足が好きだった(!!)彼が、あるとき客席のかわいい女の子のストッキングがステージのライトを反射してきらきら光っていた事からつけたんだそうです(スィングジャーナルのインタビューより)。う~ん、深いです。Easin' It はそんな彼の楽曲のみで構成されたアルバム。ブルースが多い。
♪Simone
https://www.youtube.com/watch?v=Td9eSm_4OKs

(ちょっとお勉強・・・②)
■Jimmy Heath
元はアルト・サックスをやっていたが、1940年代後半にCharlie Parkerがハワード・マギーやディジー・ガレスピーと演奏しているのを聴き、テナーに変えた。それで"Little Bird"と呼ばれた。
1959年にジョン・コルトレーンに替わりマイルス・デイヴィス・バンドに短期間参加。ケニー・ドーハムやギル・エヴァンスとも共演。
1960年代にはミルト・ジャクソンやアート・ファーマーとよく共演。
1975年、兄弟でヒース・ブラザースを組み、ピアノのStanley Cowellも参加した。
1956年にチェット・ベイカーとアート・ペッパーのアルバムPlayboysの曲の大半を書いた。
♪Gingerbread Boy
https://www.youtube.com/watch?v=-YN-T4X8_Qc

(ちょっとお勉強・・・③)
■What Am I Here For
どこかで聴いたことがあるな・・と思っていたらこのアルバムで聴いたことがたったんだね。
♪What Am I Here For / Clifford Brown & Max Roach
https://www.youtube.com/watch?v=22q5Dmzw9W0