Jazz-Rambler

Jazzの世界をぶらぶら歩き回る日記

赤坂由香利 弾き語りライブ★日吉Wonder Wall Yokohama

2016-10-03 22:07:48 | JAZZライブ
2016年10月3日(月)
■日吉Wonder Wall Yokohama
■赤坂由香利(vo,pf)弾き語りライブ


8月以来の赤坂由香利さんのこの店での弾き語りライブ。
ジャズスタンダードから映画音楽、ポップスとなかなかいい選曲での演奏が楽しみなライブ。この日も興味深い曲をたくさん聞かせていただく。
また彼女のライブ曲の間のMC、いろいろなネタを話してくれてなかなかほのぼのとして面白い。
電車の車内アナウンス・・、曲のキーを変えて演奏が大変・・、有線放送で流れていた♪Wisper Notからベニー・ゴルソンの話~トムハンクスの映画ターミナルの話へ・・・
この日のお客は皆、楽器を演っている方々だったので、「・・・ぃやなかんじぃ・・」とちょっと演りづらいよう(笑)。


■Set List
1-1. A Child is Born(Thad Jones) *inst
1-2. O Grande Amor *inst
1-3. Come Rain Or Come Shine
1-4. Sophisticated Lady(Duke Ellington)
1-5. Melodies of Love(Joe Sample)
1-6. Tears In Heaven(Eric Clapton)

2-1. When Sunny Gets Blue‘ *inst
2-2. Island
2-3. Just Squeeze Me(Duke Ellington)
2-4. Misty
2-5. Autumn Leaves *inst
2-6. Antonio's song

3-1. Left Alone
3-2. Gee Baby Ain’t I Good To You
3-3. Here's To Life(Shirley Horn)
3-4. In A Sentimental Mood
3-5. How Do You Keep the Music Playing( Michel Legrand )

■A Child Is Born - Thad Jones & Mel Lewis Jazz Orchestra
サドジョーンズ作曲の名バラッドとして知られていますが、実はここでピアノを弾いているローランドハナが実質的な作曲者であるという説もあるそうです。
ともあれ透明感のある美しい曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=-M2ADUgffFE

■O Grande Amor - Stan Getz
https://www.youtube.com/watch?v=z85JoHA9h34

■Melodies Of Love - Joe Sample
The CrusadersのメンバーJoe Sampleのソロ。悲しげなバラードのナンバー
https://www.youtube.com/watch?v=ET-QOotxfw8

■Tears In Heaven - Eric Clapton
https://www.youtube.com/watch?v=8o3CfckWCXE

■Left Alone
師匠の大友義雄が音楽監督のこの映画・・・
角川映画/キャバレー サウンドトラックより 「レフト・アローン」インストver. 演奏:STARDUSTERS
https://www.youtube.com/watch?v=0cC283rrDJE

■Here's To Life - Shirley Horn
https://www.youtube.com/watch?v=QOj1JryGj8A

■How Do You Keep the Music - JAMES INGRAM & PATTI AUSTIN
あぁっ・・この曲、知っている聞いたことある・・とこのPATTI AUSTINの動画聴いて思い出した。いい曲だぁ。
https://www.youtube.com/watch?v=Y-4Nc84uEK8


♪Here's To Life(Shirley Horn)について
「ここから人生が始まる」。私の心に入ってきた歌にはそんなタイトルがつけられていた。少し長いが、全文をあげておきましょう。作詞「フィリス・モリナリー」、作曲「アーティー・バトラー」。改めて読んでみても、ちょっと胸がキュンとなる詩ですね。

Lyrics;Phyllis Molinary, Music;Artie Butler

No complaints and no regrets
 不平も無いし、後悔もしていません
I still believe in chasing dreams and placing bets
 私はまだ信じて夢を追いかけ、その夢に賭けているのです
And I have learned that all you give is all you get
 あなたは得たもの全てを私に与えてくれていたんですね 
So give it all you’ve got
 そう、あなたは自分が得たもの全てを私に与えてくれたのです

I had my share, I drank my fill
 それに比べ、私は自分の取り分をもらうと、自分だけで目一杯飲んでいたのです
And even though I’m satisfied, I’m hungry still
 それで満足すべきなのに、まだ満ち足りていないと思っていました
To see what’s down another road, beyond a hill
 丘の向こうにつづいているもうひとつの道を見て
And do it all again
 全てをもう一度やり直そうと思ったのです

So here’s to life
 だから、ここから人生が始まるんです
And every joy it brings
 あらゆる喜びをもたらしてくれる人生がね
Here’s to life
 そう、ここから人生が始まるんです
To dreamers and their dreams
 夢見る人たちやその夢のために

Funny how the time just flies
 どうして時は速く過ぎてしまうでしょう、不思議ですね
How love can go from warm hellos to sad goodbyes
 どうして愛は暖かい出会いから悲しい別れへと移ってしまうのでしょう
And leave you with the memories you’ve memorized
 どうして愛はあなたに想い出を残して去っていってしまうのでしょう
To keep your winters warm
 あなたを暖かい気持ちにしてくれたあの冬の思い出をのこして
But there’s no yes in yesterday
 でも、昨日存在していたものは、もうここにはありません
And who knows what tomorrow brings, or takes away
 明日が何をもたらして何を持ち去るかなんて誰が分かるというのでしょう
As long as I’m still in the game, I want to play
 私がまだこの人生ゲームに参加しているならば
For laughs, for life, for love
 笑いや人生や愛のためにゲームをしたいと思うのです

So here’s to life
 だからここから人生が始まるんです       
And every joy it brings
 あらゆる喜びをもたらしてくれる人生がね
Here’s to life
 そう、ここから人生が始まるんです
To dreamers and their dreams
 夢見る人たちやその夢のために
May all your storms be weathered
 あなたを襲ってくる全ての嵐を切り抜けて
And all that’s good get better
 良いものはますます良くなっていくでしょう

Here’s to life
 ここから人生が始まるんです
Here’s to love
 ここから愛が始まるんです
And here’s to you
 ここからあなたのもとへ ・・・

この歌のオリジナルは、「シャーリー・ホーン/Shirley Horn」が1992年にリリースしたアルバム「Here’s To LIfe」らしい。「シャーリー・ホーン」といえば、「ダイアナ・クラール/Diana Krall」などに代表される、ピアノ弾き語りスタイルの女性ジャズ・シンガーの元祖として、50年代半ばから活躍したアーティスト。「マイルス・デイヴィス/Moles Davis」らの勧めでニューヨークに進出した後、人気を獲得したという。しかし晩年は、乳がんと糖尿病と関節炎と闘い、脚も切断し、満身創痍の日々を送っていたが、2005年に脳卒中で倒れ、亡くなった。71歳だった。代表する傑作アルバムは「Here’s To LIfe」と、「I Remember Miles」(1998年)である。アルバム「Here’s To Life」を1990年にレコーディングするに当たって、マイルスが2曲に参加することになっていたらしいが、レコーディングが実現する前に、マイルスは死んでしまい、「I Remember Miles」は、彼へのトリビュート・アルバムとしてレコーディングされたという。この歌を聴くと、彼女の71年の人生がこの歌に凝縮されているような思いがこみ上げててくる。多くのアーティスト達がカバーしているこの歌、多分、この歌はもう「スタンダード・ソング」になっているといってもいいだろう。
http://premiumage.com/oyaji/2011/01/14/60%E6%AD%B3%E9%81%8E%E3%81%8E%E3%81%9F%E3%82%89%E8%81%B4%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%81%84%E6%AD%8C%EF%BC%8866%EF%BC%89%E3%80%80%EF%BD%9E%E3%80%80heres-to-life%E3%80%80%EF%BD%9E/

http://ozsons.jp/Here'sToLife(Joe).htm


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