2018年7月19日(木)
■南青山Zimagine
■永武幹子Trio Petit Tour
永武幹子(pf)、落合康介(b)、服部マサツグ(dr)
永武さんのライブを重点チェックしてきて、今回は彼女のもう一つのユニットのライブ。
これまでとまた違った演奏が聴けるのかとワクワク。
そして今日のお店は名前は以前から知っていたが初めてのお店であることも楽しみなんです。
青山の骨董通り・・この辺りはオシャレなお店が多くこの辺りを往来する人達は日本人でもなんとなく人種が違って品が良い・・といつも感じる街なんですねぇ・・好きなんだなぁ・・。骨董通りを、真っ直ぐ進んでBlue Noteのちょい手前の角のビルのB1階。店に入るとレンガの壁に木の床、こじんまりとしたハコ・・・すごく気に入りました。店に入りこの日のチャージ 3,000円を払い、ドリンクを注文してその都度支払・・この方式はいいですね。「PIT INN」や「Airegin」「アケタの店」のような老舗のライブスポットと同じ。
さてライブ。このユニットはこれまでのライブとは全く趣が異なり、まさに「アバンギャルド(前衛的)」なライブで、メンバー3人それぞれが自由奔放な演奏かつそのインタープレイが素晴らしくそれぞれの感性で攻める攻めるといった感じで凄い。次々とそれぞれが繰り広げるプレイに食い入るように目が釘付けで目が離せない、気が抜けない迫真の演奏・・
永武さんはこれまで聴いてきたライブでその感性の片鱗をのぞかせ、私はその感性に注目してきましたが、この日はその牙をむき出し、本性がほとばしる感じのライブ演奏でした。綺麗なタッチで力強くて、アグレッシブでスリリングなサウンド
ベースの落合康介さんは、2006年に加納奈実さんのライブで二度ほど演奏を聴いてますね。しかし今回のような強烈な印象を受ける演奏は初めて認識。弦を叩いて、擦って鳴らすその奇才な演奏に息をのむ凄さ。
ドラムの服部マサツグさんの演奏を聴くのは初めて。ネットで見たらスガダイローTRIOで演っているみたいですね。ストレートに煽っていく強烈でダイナミックなドラミングが凄かった。
ということで、「永武幹子TRIO」半端ないってぇ~ 恐るべし。
ネットでいろいろ見てるとこんな記事が・・・
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2014年9月29日(月)
永武幹子(piano)トリオ
落合康介(bass)服部マサツグ(drums)
今とても光っている若き女性ピアニスト「永武幹子」はまだ早大在学中。ジャズ研の一員ですが、プロのバンドからも声がかかり都内のライヴハウス各所に出演しています。既にライヴシーンで活躍の「落合康介」とドラムの「服部マサツグ」とのトリオ演奏に注目を・・。
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なんと4年前からこのユニットでライブ演っていたですねぇ。しかもまだ永武さんは大学生。ビックリです。(写真も若いぃ)
■Set List
1st-set
※いくつかの曲を通しで演奏
(どの曲をどの順番で演奏したか不明:調査中)
2nd-set
2-1. Leaving / Mikiko Nagatake
2-2. I'll Be Seeing You
2-3. God Has Twelve Fingers / Mikiko Nagatake
2-4. Allegro / Oscar Peterson
2-5. Throw Away / Mikiko Nagatake
enc. Epistrophe / Thelonious Monk
購入したCD。
今回のプチツアーに向け柏ナーディスでのライブ演奏を収録したそうで、レコーディング(録音機材のセッティング等)からマスタリング等すべて服部さんが担当し。パッケージ関係は永武さんが担当。プチツアーの旅費や宿泊費のたしになればと制作販売したとのこと。
しっかり三人のサインをいただきました。
Thelonious Monk "Epistrophy" (1957) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=YecvWY8RQyY