Jazz-Rambler

Jazzの世界をぶらぶら歩き回る日記

加納奈実 with 永武幹子 Duoライブ★新宿三丁目Polkadots

2018-07-17 23:20:55 | JAZZライブ



2018年7月17日(火)
■新宿三丁目Polkadots
■加納奈実 with 永武幹子 Duoライブ
 加納奈実(as)、永武幹子(pf)





今宵は、お互いに選曲の趣味が合うというこのお二人のライブ。抜群のテクニックでこの日のおじさん達を魅了してましたね。
この日の選曲もこれまでお二人のライブを聴いていて出てくるミュージシャンの曲がちらほらと・・。Carla BleyとかSteve Swallowといったミュージシャンの名前は加納さんのライブを聴くようになって初めて知ったのですが、永武さんのライブを聴き始めるとやはりこの名前が出てきてなるほどと思っていました。
この日の選曲もお二人の好みで普段はあまり知らない曲がたくさんでその演奏は素晴らしい。
永武さんのオリジナルも2曲ほど織り交ぜてましたね。
印象に残ったのは、永武さんが持ってきた♪Kary's Trance / Lee Konitzの演奏が結構激しくてよかったかな。
知らない曲ばかりを聴いていたおじさん、アンコールに超スタンダード曲を数曲示してこの中からとリクエスト・・♪On Green Dolphin Streetの演奏が始まりましたが、テーマも含め凝った演奏でふつうとは違った雰囲気におじさん達またまたおどろいていましたねぇ。

先日の私の投稿「ナッツ考」、順子ママがすこぶる受けたようで、この日の私に出されたお通しのナッツには、ジャイアントコーンは入っていませんでした(笑)。
永武さんも出されたお通しのナッツを見て思い出して、あのナッツはどれ? これだよと教えてあげ、それをさっそく食べて‥ポリポリ‥音でるねー(笑)






■Set List
1-1. Lost In The Stars / Kurt Weill(Carla Bley,Steve Swallow ver.)
1-2. Little Birthday / Mikiko Nagatake
1-3. Smatter / Kenny Wheeler
1-4. What Kind Of Fool Am I (邦題:何て愚かな私)
1-5. Lost Falksong / Mikiko Nagatake

2-1. Something Special / Jim Hall
2-2. Falando De Amor / Antonio Carlos Jobim
2-3. Kary's Trance / Lee Konitz
2-4. Miyako / Wayne Shorter
2-5. La belle dame sans regrets / Sting
enc. On Green Dolphin Street

♪Smatter / Kenny Wheeler
ケニー・ホイーラー(ホイラー、ウィーラー)
Kenny Wheeler
カナダ、オンタリオ州トロント生まれの主にイギリスで活躍するジャズ・トランペット・フリューゲル

ホーン・コルネット奏者。作曲家。

Smatter / Kenny Wheeler: - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=myKkvyOxYXA

♪What Kind Of Fool Am I(邦題:何て愚かな私)(1961)
(Words & Music by Anthony Newley & Leslie Bricusse)
この曲は、特にサミー・デイヴィス・ジュニアによる62年のドラマチックな熱唱が有名だが、彼はひところこの曲をたいそう好んで歌っていたこともあって、この曲を有名にしたのは彼の功績だと断言してもよい。
サミーのレコードは同年のグラミー賞(最優秀歌曲賞)を受賞した。

What kind of fool am I who never fell in love
It seems that I'm the only one that I have been thinking of
What kind of life is this
An empty shell, a lonely cell in which an empty heart must dwell...

何て愚かな私 恋をしたこともない
考えてみたけど そんな人間は私だけのようだ
何ていう人生だろうか
空っぽの貝殻 空虚なハートが住む寂しい小部屋

何て唇だ 偽りの口づけをし 空々しい愛の言葉をささやく
そんなのは自分を孤独にするだけだ
なぜほかの人々のように恋ができないのだろう
恋をすれば どんなに私が愚かか 分かるのかもしれない…

「人生というものが分かっているのか、なぜ芝居の仮面を捨てて、自分の人生を生きられない
のだ、何て愚かな私だ…」という自嘲的な男の歌である。もっとも、シャーリー・バッシー、ナンシー・ウィルソンやカーメン・マクレエといった女性歌手も自分のレパートリーにこの曲をしっかりと入れていた。

♪What Kind of Fool Am I / Sammy Davis - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7Jg7wFHWXT4

♪Something Special - Jim Hall (1993) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=5vcOvCzPyxM

♪Falando De Amor / Antonio Carlos Jobim

できることなら この愛を このよろこびを
いつか君にあげたい
できることなら この愛を 毎日君の所へ届けたい
だからこわがらないで もっと近くにおいで
このショーロ・カンサォンに隠された
秘密に耳を傾けて

僕がどれだけ君の匂いを 花のような仕草を
愛してるかを知っていたなら
君は拒んだりしなかっただろう
恋を前に途方にくれてる僕のキスを
フルート ヴィオラォン
僕も君のために歌って 泣くよ
この愛を歌うショーロで
ゆっくりと静かに

この日のあたる道を 通り過ぎる君の美しさ
見かけた僕のハートは高鳴る 
僕はサッカーのことも忘れて
足早に不安もなく通り過ぎる君を見る
君のため
このショーロ・カンサォンに秘めた思いは
心の奥底に僕が隠した
この秘密の思いは

Tom Jobim - "Falando de amor" (Ao Vivo em Montreal) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=X4XeDo09fek

♪Kary's Trance / Lee Konitz
Lee Konitz Quartet - Kary's Trance - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=a4DW0nNDENg

♪La belle dame sans regrets / Sting
Sting - La belle dame sans regrets - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=Zxq8zCXJ4qM