Jazz-Rambler

Jazzの世界をぶらぶら歩き回る日記

2041227vocal unit a・i with 井上ゆかり★大久保 Boozy Muse

2014-12-27 21:03:41 | JAZZライブ

2014年12月27日(土)
■大久保 Boozy Muse
■vocal unit a・i with 井上ゆかり
石川真奈美(vo) 中村早智(vo) 矢野眞道(vo) 井上ゆかり(p)


■Report
ちょうど2年半前に真奈美さんが所属するvocal unit a・iのライブで♪Wrap Your Troubles In Dreamsをリクエストしたのですが、そのときはレパートリに入っていなかったのでしたが、その後私は忘れていたのですが、実は a・iの皆さんがこのユニット用にずぅっと譜面作りをされていたそうで、今年の8月のE1タワーライブで久しぶりに真奈美さんの歌を聴いたときに、真奈美さんから「あの曲完成しましたよ!」とおしえてくれたのです。私は驚いてこれはa・iのライブを聴きにいかねばと、ずぅっと思っていていたのですが、なかなかライブに行けなくて、ずぅっと気になっていていました。このモヤモヤっとした気持ちで年を越せないなと思い、今年最後のチャンスで、ピアノの井上ゆかりさんとのライブということもあり、思い切ってこの日のライブを聴きに行くことに。事前に真奈美さんにメッセージで♪Wrap Your Troubles In Dreamsをリクエスト。快く受けていただきました。
久しぶりの大久保 Boozy Muse。この日はa・iの歌い納めで、お客さんもa・iファンの方々で和気あいあいと楽しいライブでした。
2ndセットでいよいよお目当ての曲。なかなか凝った構成のできでしたねぇ。早智さんとお話をして聞いたところによると、この曲はまだまだ手直しを検討中とのことでした。これはまた楽しみです。
2014年の私のJazzライブ聴き納めの師走の宵でした。(明日は大友師匠のセッションに参加しようと思ってます)



■Set List
1st-set
1-1.Contigo En La Distancia(井上ゆかりソロ)
1-2.You're Everything(Chick Corea)
1-3.Bluesette
1-4.Corcovado
1-5.In a Mellow Tone
1-6.Hallelujah(井上ゆかりソロ)
1-7.Fly Me to the Moon
1-8.My Funny Valentine

2nd-set
2-1.Symphony No.9「歓喜の歌」より(井上ゆかりソロ)
2-2.Wrap Your Troubles In Dreams
2-3.Morning
2-4.Duke Ellington's Sound of Love (Charles Mingus)
2-5.Walk Between The Raindrops
2-6.赤とんぼ&Shenandoah(井上ゆかりソロ)
2-7.Embraceable You
2-8.Spain(Chick Corea)
enc.Sermonette


■Today's Recommendation
♪Sermonette(作曲:Nat Adderley)
1960年の♪Work Song は囚人の労働を歌った彼の代表作であるが、56年に♪Sermonette という奇妙なタイトルの曲を書いている。♪Work Song と♪Sermonette とはよく似た曲想
それにJon Hendricksが歌詞をつけて、ジャズコーラスで59年発売のLambert, Hendricks & Ross2枚目のLPの中で歌っている。

Youtubeより
①Nat Adderley & Cannonball Adderley
https://www.youtube.com/watch?v=0nQloJp7nCA
②Lambert, Hendricks & Ross
https://www.youtube.com/watch?v=Xy6GCWN70fk
③MILT JACKSON
https://www.youtube.com/watch?v=ATe7swS80R0
④Quincy Jones
https://www.youtube.com/watch?v=5r3hBgHcTuk
⑤Della Reese
https://www.youtube.com/watch?v=39xek7pR-bA

♪Wrap Your Troubles In Dreams

2014-12-27 12:57:38 | JAZZ★SAX
♪Wrap Your Troubles In Dreams

昨日は仕事納めでした。
2014年は会社生活の中で、ある面かなり辛い思いをし、またそんな中かなり自分としては頑張ってやり切った充実感もあった。辛かったこと満足したことあわせて「フィフティ・フィフティ」かな。
こんなことを思いながら、このところ頭の中をコダマしているJazz曲がこれ。
落ち込んだ気持ちを励ましてくれる応援歌みたいなものですねぇ。
(ジャズヴォーカリストの皆さん、是非レパートリーに加えて歌ってくださいね!)
この曲は、高田馬場GateOneで本田チコさん(渡辺貞夫さんの妹なのです)が歌っているのを聴いたのが初めてでした。
※そのときのブログはこちら
http://blog.goo.ne.jp/jazz-rambler/e/4d851a9679705fe35b6f4ad829c5acdd

空が雲に覆われどんよりしていても
そんな日は長くは続かない
だから苦しみは夢に包んでしまおう
夢が君の苦しみを取り除いてくれる
太陽が顔をのぞかせるまで
やるべきことはひとつだけ
君の苦しみを夢に包むこと
夢が君の苦しみを取り除いてくれる

せっかく築いた城が崩れるとしても
それも運命、人生の面白いところさ
愚痴はやめて、微笑もう
一日だけでも王様になれたのだから
忘れちゃいけない
雨の後には必ずお日様がやってくる
だから苦しみを夢に包んでしまおう
夢が君の苦しみを取り除いてくれる

When skies are cloudy and grey
They're only grey for a day
So wrap your troubles in dreams
And dream your troubles away
Until that sunshine peeps through
There's only one thing to do
Just wrap your troubles in dreams
And dream all your troubles away

Your castles may tumble (that's fate after all)
Life's really funny that way
No use to grumble, smile as they fall
Weren't you king for a day?
Just remember that sunshine
Always follows the rain
So wrap your troubles in dreams
And dream your troubles away

♪Wrap Your Troubles In Dreams 1931
(Ted Koehler / Billy Moll / Harry Barris)
作詞:テッド・ケラー、ビリー・モール
作曲:ハリー・バリス 1931
歌:B・クロスビー(オリジナル)、F・シナトラ、S・ヴォーン、
  スー・レイニー、ミルドレッド・ベイリー他

邦題『苦しみを夢に隠して』。ビング・クロスビーがガス・アーンハイム楽団と吹き込んでヒットさせたバラード。クロスビーは高校の頃、バンドを組んでドラムを担当していたが、親に反対され大学では法律の勉強をしていた。でもそこでアル・レイカーと出会う。二人はバンドを結成し大学を中退。ロサンジェルスに流れ着き、ポール・ホワイトマン楽団に雇ってもらう。その楽団で今度はピアニストのハリー・バリスと知り合い「リズム・ボーイズ」を結成(この曲はその頃ハリー・バリスが書いたようです)。1931年にはCBSラジオで番組を担当するようになり、全米規模の大スターになっていきました。夢を諦めなかった男の話。

★バロン&HIBI★Chazz-K
https://www.youtube.com/watch?v=ZMbYx2GovYU