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アジア協会アジア友の会の地域グループ *****JAFS松原ぞうすい(雑炊・贈水)の会*****

JAFS「松原ぞうすいの会」は、地域で活動するNGOグループです。アジアの村に衛生的な水(井戸)を贈る活動をしています。

ミャンマーのテテさん、笑顔が素敵!

2009年04月19日 | ぞうすいの会・ゲスト
このブログは、ウイグルのジャミラさん(第46回ぞうすいの会 2009.3.1)のご紹介から始まりました。でも、以前のゲストもみなさん素敵でした。もったいないので、少しずつ今までのゲストも紹介してゆきたいと思います。カテゴリーの「ぞうすいの会ゲスト」に入れますね。

≪ 第40回 ぞうすいの会 ≫
ゲスト;  テテ ティンさん(ミャンマー)
2007年9月9日 12:00~14:00
場  所; 松原市立三宅公民館
内  容; 人々の暮らし、お祭り
          一緒に踊りましょう
ぞうすい; ミャンマーのぞうすいの代わりに「モンヒンガー」(麺)
              ミャンマー料理です。レシピは次の記事で見てくださいね。

今回は、お祭りの話が楽しい発表でした。シャン地方の風船祭りは、竹製の紙で作った巨大なバルーンを、地域、企業、学校などの団体が大空に上げてその勇姿を競います。牛、オウム、ヤギ、鶏などのかわいい姿が楽しく、夜にはろうそくでイルミネーションされた仏陀イメージのバルーンも、幻想的です。夜には花火大会も。3日間の祭りの最後に飛ばされる巨大バルーンの中には、なんとプレゼントの品やお金が。落ちたところの人は、拾っていただきラッキー!!という夢のある話です。日本まで飛んできてほしいですね。伝統的な正月(4月)の水祭りでは、通りでホースから水を撒きまくり、群がる人々は水浸しに。

テテティンさんという名は、個人名で、なんとミャンマーではファミリーネームはないそうです。すべての名前は何曜日生まれかが分かるように付けてあって、性格もあらわすとか。たとえば日曜日生まれの人は、すべてが成功するという曜日の生まれだそうです。 お母さんはレストラン経営というテテさん、モンヒンガーという朝ごはんに良く食べる具沢山の麺も美味でした。民族衣装での踊りも素敵でした。みんなで一緒に踊りました。タイの踊りもそうですが、手首を立てるのが特徴的でした。日本に数学教育の留学生として滞在していた数年間の間に、たくさんの出会いがありました。

写真は、アイセラシュラホールで行われた藤井寺市民向けの「新春セミナー」(2008.1.28)での、踊るテテさんです。

ミャンマーでは、テテさんの滞在中に軍事政権と市民が衝突し、日本人ジャーナリストが犠牲になる事件がありました。また、テテさんは2008年の3月に帰国しましたが、その後5月2日から3日にかけて、ミャンマー南部をミャンマー史上最大の自然災害、大型サイクロン「ナルギス」が襲いました。JAFSからは7月に支援で寄せられた米7トンと衣類10箱がコンテナで送られました。深刻な被害を受けた現地リポートは、JAFS災害復興支援プロジェクトの永井氏より詳しく第45回のぞうすいの会(2008年8月30日)で聞くことが出来ました。2008年3月に贈った井戸を視察する私たちのスタディツアーも、中止しざるを得なくなりました。

テテさんとは混乱の後、残念ながらいまだ連絡が取れていません。


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