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eCycle

シルバー年齢のサイクリング記録です

Kiwi Cycling

2010-03-14 06:47:09 | NZ(Kiwi) cycling
初めてのニュージランドサイクリングが以前サイクルイスポーツに掲載されました。
それをこのたび私のブログで公開します。








長良川自転車道

2010-03-12 08:52:41 | ACA



3/22 探訪あいち 早春の知多半島ポテリング

2010-03-11 12:41:19 | ACA


3月22日探訪あいち 早春の知多半島ポテリング の下見をしました。
本当に平凡なコースです。

ショップ巡り 知多半島下見

2010-03-06 19:32:33 | ACA
けいたろうとうさんと知多半島ショップ巡りの下見をしました。
詳しくは探訪あいちで案内されます。



知多市を出発。155号線を東進して大府で最初の店によります。
366号線を南進して半田のユーロー、サッサを訪問。
坂道の広域能動を北進、知多市の Bike egg を訪問してテニスコートに戻り終了。
60km



しっかりと坂道もあります。

飛行機で自転車を運ぶ

2010-02-25 21:27:05 | Private Cycling
インドへ長期滞在になりそうなので自転車の運び方を調べてみました。
航空会社はシンガポール航行です。

自転車
自転車を受託手荷物としてお預けになる場合、他の受託手荷物との合計が許容量を6kg超える分までの超過は、通常の超過料金がかかります。超過分が6kg以上15kg以下の場合、6kg分の超過料金でお預けいただけます。
この特別料金はお1人様につき、自転車1台が対象です。1台以上の自転車をお持ちの場合は、通常の超過料金がかかります。自転車はハンドルを横に向け、ペダル等を外し、輸送に耐えうるよう厳重に梱包してください。

米国、カナダ発着のフライトは、個数制限制を採用しているので、各自転車は1つのお荷物としてお運びするようになります。超過分に関しては超過料金がかかります。

横断中に車と事故、自転車側の責任認定 福岡高裁

2010-02-17 16:22:53 | Private Cycling
朝日新聞電子版より引用

歩行者信号が赤で進入した自転車が被告です。
車扱いならば乗用車の黄色進入と同等と思います。

以下は記事です。

 道路を横断していた自転車と直進中の乗用車が接触し、乗用車の男性が大けがを負った事故をめぐり、過失傷害の罪に問われた自転車の男性被告に対する控訴審判決公判が17日、福岡高裁であった。陶山博生(すやま・ひろお)裁判長は罰金30万円(求刑罰金30万円)とした一審・福岡簡裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。被告側は上告を検討するという。

 司法関係者によると、交通事故で自転車側が過失傷害罪に問われて正式裁判になるのは珍しいという。被告側は「乗用車が赤信号を無視した」と主張していたが、高裁判決は、事故当時は被告側が赤信号で、乗用車側は黄色信号だったと認定した。

 控訴審判決などによると、事故は2008年10月に福岡市博多区の交差点で発生した。横断歩道を渡っていた自転車と道路を直進していた乗用車の左前部が接触。ハンドルを切った乗用車は中央分離帯にぶつかり、運転手の男性は首などに大けがを負った。被告もけがをした。

 自転車側が横断歩道の赤信号を見過ごしたなどとして、福岡区検が09年5月、被告を過失傷害罪で略式起訴。被告が略式処分を受け入れなかったため、正式裁判に移行した。一審・福岡簡裁で弁護人は「双方が赤信号で交差点に入った」と訴えたが、福岡簡裁は乗用車側の信号は黄色だったとした上で「自転車の被告が信号を確認しなかった」と認定。被告側が控訴していた。

 交通事故の裁判に詳しい高山俊吉弁護士(東京)は「自転車は軽車両であり、被害結果が大きければ、加害者として責任を問われる事例は目立っており、その一例と言える」と話す。(金子元希)

不完全燃焼なKiwi Cycling IV

2010-02-01 09:39:35 | Kiwi Cycling IV
1月31日に開催されました小松工業高校同窓会の資料に掲載されたものです。

 今回のサイクリングはニュージランドは南島の北端です。皆さんが知っているとすればNelsonという町がこのあたりにあります。
 ここにRichmondとい山系があり、その周りをぐるっと周るサイクリングコースが「マルボローの冒険コース(Marlborough Explorer)」と呼ばれています。
 Marlborough Explorerは400km弱ですから5日間のサイクリングとしてはそんなに難しいものではありません。

 Christchurchを朝7時の列車でサイクリングの開始地点であるBlenhelmに向かいます。この列車は観光用の列車で、The TranzCoastalと呼ばれています。つまり海岸線を走る列車と言う意味です。
 列車はChristchurchからBlenhelmまで 400km を5時間かけてカンタベリー地方の牧場や、ブドウ畑のなかや、アザラシが日向ぼっこをしている海岸を走り11時ころBlenhelmに到着。

 列車から降ろした自転車を今夜の宿 The Groveに向けて国道1号線を北に漕ぎ始めます。この季節は時折強烈な風が吹きます。地元人たちはこの風のことを「ノーウエスト(Nor-west)」と呼び、寒い長い冬を吹き飛ばしてくれる北西の暖かい風で、皆さんはとても歓迎しています。しかし、自転車乗りには大変な風です。
 今日も途中から吹き始めた強力な向かい風にいじめられながら鉄道の終点ピクトンに着きます。

 Pictonは南島の重要な町で、Christchurchから列車で来た人はここから船で北島のWellingtonに向かいます。車もここからフェリーで北島へと運ばれていきます。
 私どもはPictonからリアス式海岸を眺めながら西に進みます。リアス式海岸は氷河によって削り取られたものですから、道は坂道が続きます。いくつか越していく峠からの眺めは素晴らしい。
 53kmを走って今宵の宿、Tanglewood B&Bに着きます。Tangle は茂みという意味です。wood は木のことですから、林の中の宿という意味合いですね。

 B&B というのはベッドと朝食、つまり bed and breakfast を提供する宿です。ニュージランドのB&Bは日本では民宿に相当します。
 B&Bを商売にしているものもありますが、多くの場合子供たちが家を離れて、空いた部屋を客室に改造して客に提供しています。したがってベッドメイキンクや朝食の用意は老夫婦が行います。朝食はコンチネンタルというパンと飲み物だけとか、クックドと呼ばれるベーコン・エッグくらいですから老夫婦でもそれほど負担にはならないでしょう。
 しかも、この仕事は政府の免許をもらって行いますので清潔さ、安全さなどは素晴らしいものです。年金生活の老人には貴重な収入源です。
 日本のようにお仕着せの晩御飯がつく1泊2食というものはありません。晩御飯は人それぞれに好き嫌いがありますので外へ食べに行きます。

 私どもは、およそ8km離れた1軒しかないレストランへ自転車で出かけます。
 レストランについて店内へ入ると「シロウ、こっちだよ」という声がかかりびっくり。呼んでくださったのはカナダからのサイクリストで、わたしと同じ店で自転車を借りていたので私の情報が先方に伝わっていたようです。
 宿に帰ってスパと呼ばれる屋外の風呂に水着を着ていくと、ドイツからのカップルがワインを飲みながら風呂を楽しんでいました。風呂を楽しみながら酒を飲むのは日本人だけでないことを初めて知りました。これにカナダ人のカップルが加わり狭い風呂で6人が大騒ぎ。

 2日目のサイクリングは山越えの90kmで、海抜100m、200m、そして375mの峠を越します。特に最後の375mは鞍部、つまり馬の背中のような山越えにですから、だらだらと長い登りが続きます。この坂道は凄くて、大型トレーラーが人の歩くような速度であえぎながら上っていきます。勿論私どもも死ぬ思いでペダルを漕ぎます。そして相方がついに潰れてしまいました。
 最後の坂道の頂上で彼を待っていると、突然目の前に車が止まり相方が降りてきました。親切な青年のおかげで今夜の宿のある Nelson にたどり着くことが出来ました。

 3日目の Nelson からSt. Arnaud は昨日以上の難コースです。しかし、相方は平地すら走れないほど疲れています。Christchurch の自転車会社に電話をしたならば、観光案内所でバスを調べて移動するようにとの指示がありました。
 観光案内所が開く時間(8:30)を待って電話をしたならば、既に定期バスは出発(7:30)した後でした。タクシーはものすごく高く、自転車を運ぶための装置を付けたものが少ないのですぐには利用できません。
 観光案内所はシャトルバスの会社に相談するようにと電話番号を教えていただいたので電話をしてみる。シャトルバスという日本で言えばジャンボタクシーにリヤカーを曳いたもので、ニュージランドではとてもポピュラーです。会社は2時間待ってくれれば車が空くので120ドル(7800円)で運ぶと言うことで交渉成立。無事午後にはSt. Arnaud につくことが出来ました。
 シャトルで走った90kmは海抜0mからスタートして775mを越す難関で、今回のサイクリングはこの難所を征服することにありましたから、何とも燃えきらない気持ちで車窓から移り変わる風景を見ていましたが、相方は嬉々としてドライブを楽しんでいる。

 4日目のSt. Arnaud から Blenhelm への道は全部が下り坂で距離は100kmです。その気になれば3時間で走れるコースです。
 午前8時半、昨夜は雨が降ったようで湿り気があり気持ちの良い朝です。雪を頂いた山々を後ろに、雲一つ無い青空の下を追い風を押されて下ります。ペダルは全く漕がなくて良い。ただ前を見てブレーキを握り締めて走るだけ。700mからどんどん高度を下げていきます。道は樹林帯を過ぎてブドウ畑に入っていきます。あの悲壮な顔をしていた相方が満面の笑みで走っています。私も嬉しい。
 80km地点までは2時間くらいで走ってしまいました。つまり車みたいな速度で飛ばしたことになります。しかし、気温が上がってきたのでこの地点あたりで河から吹き上げる強烈な風に押し戻され始めます。速度も10km/h以下になってしまいます。
 4時前には宿に到着。やれやれです。

 最終日の朝、食堂に下りていくとまたまた「シロウ」と呼ばれました。別のアメリカからのカッフルです。やはり同じ自転車屋の客です。帰りの列車では最初の日に会ったカップルとも再会。今回のサイクリングは出会いが楽しかったですね。
 最終日は1時半の列車までゆったりとBlenhelmの街を走ります。
 街の中央に戦没者の記念碑があり、朝鮮戦争、マレー戦争、ボルネオ戦争、そしてベトナム戦争で殉職された兵士の名前が刻まれていました。戦争は、その理由が良かれ悪かれ問題の解決にはなりません。新しい戦没者の記念碑が建てられないことを願ってニュージランド遠征サイクリングを終わりました。でも、まだどこかが燻っています。

自転車と歩行者の通行分離 草津で国モデル地区の市道整備

2010-01-13 13:01:46 | Private Cycling
2010年1月13日
区画線や標識で自転車と歩行者の通行帯を区分した歩道=草津市野路で

 国土交通省と警察庁が自転車通行環境整備のモデル地区に指定している草津市の南草津地区の市道で、市の整備工事が完了した。自転車と歩行者の接触事故を防ぐため、両者の通行を分離する区画線や標識が歩道に設けられた。

 同市野路の国道1号野路南交差点からJR南草津駅前の市営駐輪場まで伸びる市道南草津駅中央線の150メートル。同駅を利用する通勤・通学客を中心に通行量が多く、自転車と歩行者の接触事故の危険が高いため、同地区は全国98地区あるモデル地区の一つに選ばれている。

 4メートルの歩道幅の中央に白色の区画線を引き、その左右に自転車と歩行者マークの標識を掲げて通行区分を二分。自転車の通行区分は青色の区画線で明示した。工事費の半額は国の補助金を受けた。

 同地区の国道1号と県道も対象になっているほか、大津市の瀬田地区もモデル地区に指定されており、同様の整備が進んでいる。

中日新聞・電子版より引用

amore

2010-01-12 10:46:58 | Walled cities
 この記事はイタリアにあるサイクリングの旅行会社のサイトが余りにもお粗末な日本語を掲示しているので日本語版を試みているものです。最終的には先方に提示し掲載してもらいます。
 また、将来には皆さんをイタリアにご案内できればと考えています。


Below are Aroma's contents.

私どもの元祖である、1930年代のベロ・クラブ・ナポリの写真です。
最近私どもの歴史を証明する193年代の写真を見つけました。この写真にはベロ・クラブ・ナポリ スポーツ協会のメンバーが写っています。これはナポリにおける初めてのサイクリンググループです。これにはGennaro Cerbone氏が写っています。Tシャツを着ているCerbone氏はベロ・クラブ・ナポリと叫んで済ます。


私どもはイタリアの次の地域で営業をしています。
Veneto(ベネト州) Tuscany(トスカーナ州) Emilia Romagna(エミリアロマーニ州) Trentino Alto Adige(トレンティノアルトアディジェ州) Lombardia(ロンバルディア州)

See our customer services guide on youtube video
私どものサービスの内容はユーチューブでご覧下さい。

私どもの営業内容は次のようなものですが詳しくはお問い合わせください。
営業内容 
自転車のレンタル これには鞄やテントが含まれます。
。空港・駅・ホテルへの送迎および機材の配達は無料で行います
レンタカーの手配や旅行計画なども提供しています。





鞄と自転車の輸送とそのお手伝い、スポーツウエアの洗濯、荷物の保管、自転車の保守や医療に関する手伝い、自転車による怪我の救援、そのほか旅行のあらゆることについてお手伝いをさせていただきます。



私どものサービスには詳しい地図(1:2000) とガーミンのGPSナビゲータを提供します。



どうぞ次のアドレスにご連絡ください。
rentalbikevenice@gmail.com

ご使用になりたい自転車はここでお選びください。
*Click for select bike model right for your rent !

OPENED ALL YEAR bike hire service from 12 euro/day
Organize your vacations with us
自転車は1年中12 euro/dayでご用意いたします。



私どもはお客様のイタリア旅行や競技会の輸送や機材の賃借についてもお手伝いいたします。

***

お客様が鉄道で移動する場合の重要なお知らせ





イタリア国内を鉄道で移動する場合は自転車を分解することなく列者に乗せられます。この場合自転車用の料金は別途必要になります。Intercity や Eurostar trains のような特急列車を利用する場合は私どもが用意いたしますバッグに自転車を分解して収納することにより運ぶことが出来ます。この場合は手荷物扱いになりますので特別な料金は不要です。

お客様がご自分の自転車を持ってイタリアにいらっしゃる場合は次のようなサービスができます。





お客様が国にお帰りになるときには、お客様が最後にお泊りになるホテルで自転車をお預かりしてUPS便でお宅までお送りします。

お客様がレンタカーをご利用になる場合は自転車を運ぶための装備の付いた車をご用意いたします。


Kiwi Cycling IV Day-1 日本出国

2009-12-01 12:28:26 | Kiwi Cycling IV
 いよいよ出発です。
 日本航空 JL3084 便
 名古屋 (中部国際空港) 12:50 発
 東京 (成田空港) 14:00 着 飛行時間 01:10


 HIS の担当者からセントレア出国だから2時間前にはチェックインするように指示があったので空港に着いたが、国際便側には自分の乗るフライトが見つからない。空港の職員に尋ねると国内便との事。この待ち時間は実にもったいない。

 席はエンジンの直ぐ上です。チェックインが早いと大体、翼の上とかエンジンの近くに座らされます。はつきりと座りたい場所を言うべきでした。
わずか1時間のフライトですからお水一杯だけのサービスです。



 成田空港で出発を待つ間、天の神に幸せを、地の神には恵みを祈り旅の安全のためにビールを頂く。

 フライトは日本航空 JL5190便ですがAIR NEW ZEALANDとの共同運航で機体はニュージランド航空です。
 東京 (成田空港) 18:30 発
 クライストチャーチ 10:00 着。飛行時間は 11:30 です。

 乗ってびっくり。ほぼ満席の席は日本人が80%以上を占めています。これならば日本航空で飛べばいいのにと思いました。

 乗りたくて乗った会社なのに機内サービスは中国の西南航空より悪い…世界最低レベルだ。
 上級席の食事提供までエコノミーは待てとあからさまにアナウンスするし、食事の前に飲み物は提供されないし、客室乗務員を呼んでも来ないし、眠っている人に対しては「起きたら食事を用意する」というメッセージは残さないし…悪口を言い出したらきりがない。



Kiwi Cycling IV Day-2 ニュージランド入国

2009-12-01 12:28:09 | Kiwi Cycling IV

 ニュージランド人は専用のゲートを通ります。
 残された入国審査を待っている日本人です。審査が終わるまでにたっぷり30分はかかっています。
 外に出ると懐かしいトレバー親父のお迎え。




 いつも最初と最後の日に泊めていただく A’Portico Gardens, B&B です。
上から順に玄関の左、正面、右です。
 中は広いリビング、ダイニング、事務室、客室2部屋、そして夫婦の部屋があります。


 午前中に自転車の準備が完了したので、昨年お世話になったボブを訪ねるためアンバレーの街に向かう途中にアスパラガスの無人販売を発見。今夜のチキン料理に添えるために購入しました。
 こんな作物の無人販売があるのは私の記憶では日本とここだけです。とにかくものすごく信頼と安全に満たされていると言うことですね。
 写真のおっちゃんがトレバー親父です。
 彼の口からは英語らしき音が出ますが全く分らない。でも今年はかなりなれてきて英英通訳はあまり必要にならなくなりました。
 英々通訳とはアドリーネ母さんがトレバー親父の英語を文章を変えずに別の発音でしゃべってくれること。


 カメラのバッテリーが切れたので携帯撮影です。
 右からボブ、ルーシー、浜ちゃん、そして私です。犬は12歳くらいのものすごく性格の良いおばあさんです。


 無人販売で買ったアスパラを茹でてチキンに添えて晩御飯です。
 チキンのソテーとパン、ワイン、食後には自宅で作ったケーキで終り。質素です。
 私はトレバーのウイスキーを飲み干してしまう。予備のウイスキーは免税店で最高級のものを2本買ってきたので遠慮なく飲むことが出来る。

Kiwi Cycling IV Day-3 Blenhiem to Picton

2009-12-01 12:27:51 | Kiwi Cycling IV


 これが今回走る全コースです。

 Addington Train Station を 0715 と案内されていたのでそのつもりで駅に着くと7時発でした。あわただしくチェックインして乗り込みます。
 列車はほぼ定刻の 12.05pm に Blenhiem に到着。

 列車は強烈な紫外線を避けるため外から見ると真っ黒な窓で異様な感じがします。
 列車には貨物車2両、展望車1両、それに売店・客車が連結されディーゼルで牽引します。速度は車より少し遅いので 80km/h くらいでしょう。

 列車の終点は Picton ですが我々はその一つ前で降りてサイクリングを始めます。


 本日のコースはガイドによると 50km undulating ride with a number of smaller hill climbs とあります。つまりいくつかの急峻な丘がある起伏のあるコースとのこと。ACAで30mの丘を坂道などというとしかられそう。

 下車後直ちに走り始めます。道は国道1号線で交通量が多く注意が必要な道です。道には State Highway 1 という名前がつけられていますが、日本で言う高速道路ではありません。高速道路は Moter Way と呼ばれています。

 ピクトンに近づくにつれて向かい風が強くなってきました。速度も 5km/h まで下がります。このため相方の浜ちゃんが潰れかけました。


 この叔父さんは1年間で私と走る1週間だけが彼が唯一自転車に乗るときです。昨年までは何とか走れたので連れてきたが、来年は条件付になりそうです。
 写真には、彼の後ろに既に風で折れた枝が落ちています。風の強さが伺えるでしょう。


 ピクトンは辺り一帯がフィヨルドになっていまして峠から見る眺めは最高です。
 国道1号線はここで終わりますから、車はフェリーボートでウェリントンに運ばれます。大型のフェリーボートはこの美しいフィヨルドの中を航行します。


 景観維持のためゴミを捨てるなと看板がありますが、この国の人はそういう野蛮なことはしません。
 この峠の頂上でキャンピングカーのおっちゃんに聞かれました。
 「どこ行くの」「ネルソン」「本当かよ 上れなくなったらローリーを止めて運んでもらえ」という助言。背の低い年寄りがネルソンにたどり着くとは思っていないでしょう。
 ついでに、ここは大英帝国の国です。トラックは米語で英語ではローリーと言います。

 さて、今宵の宿は Tanglewood B&B です。Tanglewood という木はなさそうで「茂みの中のB&B」という意味だと思います。ここには戸外にスパがあります。その話は後で…。
 女将が、レストランは2キロくらいのところにあるが車で送り迎えもするよとのこと。2キロなら自転車で行くよ、と走り始めたらなんと8キロも先でした。
 店に入っていくと先客のカップルがいて「あなたは司郎でしょう」と呼びかけがあった。びっくり。同じ自転車屋から自転車を借りているので私の情報が伝わっていたようです。彼らはカナダからのカップルでした。われわれのようなお年寄り2人とは随分違うね。
 夕食から帰ってすぐにスパに行く。既に先客のカップルがワインを飲みながら楽しんでいた。彼らはドイツからのカップル。それに先ほどのカナダ・カップルが加わり芋を洗うような状態で盛り上がる。
 今日はこれでおしまい。

Kiwi Cycling IV Day-4 Grove to Nelson

2009-12-01 12:27:33 | Kiwi Cycling IV


 本日のコースは90kmでガイドには a number of steep hills とあります。
 私としましては距離こそ長いがマウンテンバイクで走るのでそれほどきついとは思いませんでした。最後の峠の頂上に着いても飲料水は半分も減っていない。
 実測プロファイルとガイドと比べてみましたが、走った感じではガイドのプロファイルは正しくないですね。


 始めのうちはこの写真のように素晴らしいところを走ります。風はないし、空気は美味しいし、最高です。
 最初の難所と思われる Rai Saddle 250m は難なく通過。
 異変は次の Blue Hill 690m を巻いて走る Whangamoa Saddle 375m で起こり始めました。相方の浜ちゃんがどんどん遅れ始める。私は彼が追いつくのを待って走るから「楽」相乗効果、他方彼はやっとの思いで追いつくとすぐに出発、「地獄」の相乗効果。その写真が次です。


 最後の鞍部で彼を待ちながらトラックを見ていると、低いギアで上ってくるが私の目前でギアのシフトダウンができずもたもたしているトラックが続出。かなりきつい坂なんですね。


 突然、目前に車が止まり相方が降りてくる。
 あんちゃんの話を聞くと相方の疲れ方を見かねて拾ったらしい。
 すごい拾い物をしたものだ。
 彼らには私共々ネルソンまで送っていただき、少しでものお礼として些少のお金をとってもらおうとしましたが、彼らは頑として受け取らないので私の知っているありったけの謝辞を述べて分かれました。Kiwi って好きだね。私が毎年ここに来る理由がこれです。

 今宵の宿は Sussex House です。
 なんとか生きてここに来られたので祝杯をあげに街に繰り出す。
 この状況になると彼は途端に生き返る変人だ。
 何年か前のツアーでひげ親父さんが彼のことを「わがまま浜ちゃん」と命名した理由が分りました。

Kiwi Cycling IV Day-5 Nelson to St Arnaud

2009-12-01 12:27:14 | Kiwi Cycling IV

 本日は本来ならば90km、そして険しい丘がいくつかあるコースを走る予定でしたが、相方が今日は走られないのでこのコースは経験できませんでした。数年のうちにはリベンジします。


 昨夜泊まった宿のご夫婦です。他に使用人として日本人の娘さんが働いています。彼女はワーキングホリデーですから1箇所に3ヶ月以上働くことが出来ませんから大変です。
 さて、今朝はSt Arnaudまでの移動手段を考えなければならない。
 昨夜自転車屋に電話したら観光案内所に相談するように指示されましたので案内所の開くのを待ちます。
 案内所は午前8時に開くので時計を見ながら電話する。 
 案内によると定期バスは既に出発している。シャトルもあるが満席ですとの事。ただシャトルバスの会社に電話すれば何とかなるかもしれないとの事。
 シヤトルに電話すると12時まで待ってくれるならば車が空くので120ドルで送るよ、とのこと。即決です。


 時間通りシャトルバスが到着。リヤカーに自転車を搭載。本来自転車で走るコースを飛ばしてくれました。
 途中またまた強風で、地面に伏して通る車に救援を乞うサイクリストを発見しましたが我々の車は余分の搭載スペースがないので無視せざるを得ない。
 凄い坂道をガンガンと走る。自転車なら素晴らしかったことでしょう。
 車は1時間半で今夜の宿 Nelson Lakes Homestay B &B に到着。
 ここのオーナーは凄いです。彼らの生き様や考え方を夜中までうかがいましたのでいかに説明します。


 これが建物の全景です。でっかいです。丘の天辺に有ります。近くにはハイキングする距離に5,6軒の民家がありお互いに協力して生活しているようです。これについては後でお話します。


 水はどうしているのかと言う質問にこの画面左のタンクが紹介されました。
 屋根に降った全部の雨がこのタンクに溜められます。この水をフィルターを通して飲料水として利用しています。亭主のお話によれば今まで水が枯渇したことは無いようです。また、空気が綺麗なので汚染は心配ないそうです。
 電気は十分に送電されるのでオール電化だそうです。プロパンガスは街の中、あるいはその近傍でしか使わないようです。


 写真はご夫婦がキッチンに立っているところですが、ここの料理はとても美味しいので、ここに我々を運んできたドライバーもここにご飯を食べに来るそうです。
 昼食が遅かったので我々は夕食のスナックとワインを買ってきて、ダイニングで食べようとしていたらご、夫婦も自分達の夕食を同じテーブルで食べました。
 彼らもスナックだったので、どうして夕食がそんなに少ないのかと訪ねたら、夕食時はお客様の接待が忙しいので昼がメインで夕食はいつも軽く食べるようです。

 夕食の後真夜中まで話をしました。お知らせすべきトピックスをいくつか紹介します。

日本の車について
 昔は日本の中古車が輸入できなくて使いにくい新車が高く売られていた。
 政府が中古車の輸入解禁をするとパワーステアリング、パワーウインドウ、オートマティックを備えた車が新車の半額で輸入され始め、今までの何にも付いていない車が売れなくなり、日本の最新バージョンの車が安く売られるようになった。

日本が規格品の農産物を輸入することについて
 野菜は形が大きくても小さくても味は同じだし、ここでは目方で売るので家族に見合うサイズの野菜を買います。高い規格品を日本が買ってくれて恩恵を受けています。

近くに病院が無いけど心配ではないですか
 近所には良い人が住んでいてお互いに助け合っている。病気になれば一番近いクリニックまで誰かが運んでくれます。時間は30分くらい。さらに処置が必要であれば応急処置の後救急車でネルソンまで運んでもらいます。さらにドクターヘリのシステムも完備しているので安心です。

 他にも色々伺いましたが定年後の生活を楽しんでいるようです。

Kiwi Cycling IV Day-6 St Arnaud to Blenheim

2009-12-01 12:26:52 | Kiwi Cycling IV


 今日はブレナムまで 100km を駆け下ります。GPS の測定値とガイドとは異なり、とにかく下りだけ、そして追い風が押してくれるので 40km/h で駆け下りました。気分的にも余裕がありますので珍しい写真を沢山撮りましたので紹介します。


 出発前に宿の親父と記念写真。奥さんとも撮りたかったですが奥様は写真家で,旦那がシャッターを押すことが許されていないようです。(勿論冗談)


 宿を出て直ぐのところにある標識の前で記念撮影。目的地まで 100km です。


 路面の張替えのサインです。この国は大粒の砂を撒いてアスファルトのような接着剤を散布してしばらくそのままにします。このときに砂が飛び跳ねますので警告サインが置かれます。


 相方が2日前のトラブルをどのように思っているか知らないけど、軽快に飛ばしています。彼はきっとこれがサイクリングと思っているでしょう。
 この格好でペダルを踏む必要はないし、注意するとすればオーバースピードにならないようにブレーキをかけることです。


 先がみ難いカーブにはこのような標識があります。右カーブで 55km/h で走れと言う意味です。ここまでは 100km/h で突っ込んできますからかなり重要な標識です。


 ニュージランドの国道にかかる橋の95%は1車線です。日本では考えられませんが交通量から考えれば無理して2車線は不要と言う判断でしょう。
 この標識は橋の上の優先順位を示しており向こうから来る車に優先権があります。これは自転車にも適用されます。


 この写真では分りにくいですが橋が1車線になっています。
 ここで私の言いたかったのは写真の左にある橋の番号です。
 国道に細い土管が埋められていても必ずこの橋番号が付与され管理されています。このあたりがこの国の底力です。


 火災警報です。空気の乾燥状態によって注意警報が知らされます。ただしこれは人が来て矢印を調整します。


 途中で荷物を満載したおにいちゃんサイクリストに会うが軽く激励して走る。
 ほどなくこの別嬪を発見。ただちに停車命令を発する。
 私は若い女の子には自我を捨てる癖があります。
 話をするとスイスから来て、先に走っていったのは相棒だそうだ。写真を撮らさしていただいて激励してお別れ。


 昼ごはんに入ったパブでビールをいただきました。ここにはタイからの出稼ぎのお姉さんが働いていました。
 入ってきた客や出入りの業者が一様に挨拶してくる嬉しい国です。


 パブの壁に「麻薬中毒患者には酒を売ってはならない」という掲示がありました。店の親父に麻薬患者の見分けが着くのかね、と聞くとそれは分らない。馬鹿げた法律だよと笑っていた。客に聞くわけも行かないしね。


 防風林、日本では北陸の農村地帯とか太平洋側の海岸に多数見かけますが、ニュージランドでは牧場にたくさんあります。
 牧場間の境とか、牧場と道路の境に植えられています。英語(ニュージランド後)では tree fence と言います。
 風の強いときなどに牛の群れが防風林の根元に伏しています。


 カンタベリー平原の南のほうにはオリーブはありませんが、このあたりではあちこちに植えられていましたが、まだ木が若いので最近の事業でしょう。


 目的地まで後10kです。向かい風に苦しんでいます。


 ブドウ畑の坂井にバラの花が植えられています。無粋な金網でなく香りの良いバラが素晴らしい。


 サクランボ園を発見。風が強いことを理由に立ち寄る。
 1箱10ドルでたっぷり頂きました。美味しかったですが気持ちまでは撮影できませんでした。
 ここの凄いのは広大なサクランホ果樹園が全部ネットでカバーされていることです。鳥にも少し分けてあげればいいのに…と思いました。

 今宵の宿は Henry Maxwell’s Central B&B です。詳細は明日の記事に掲載します。