ニュース配信

御巣鷹山のことで将来の映像配信がどうなるかすこし考えましたが、上空からの画像は軽量プレーンがやってのけます。ですから、現場のキャスターは模型飛行機のコントロール技術が要求されるようになる。それは専門のスタッフがやるでしょうが。この軽量プレーンは一時期かもしれませんが映像配信の無線中継に使われるでしょう。

御巣鷹山のマスコミ

いまから３０年後のニュース配信はどうなっているのか。今でも可能ですが、１人でニュース配信ができるのです。テレビであれば三脚を立ててマイクを持ってニュースを流せます。特に戦場ではこの方法が用いられています。４－５年前、一度だけこれはドコモを使っているな。というテレビがありました。１秒に２コマだったと思いますが、携帯電話のルートの絵をテレビに出したのです。３０秒か１分ぐらいの絵でしたが討論番組でした。立っていてコメントし、動かないので最適な状況でした。当時は火山の状態等を見るのに使っていた機器だと思います。さて、御巣鷹山でマスコミが中継車どうのこうのの話ですが、イギリスではハードディスクがはやっているそうです。テープではないのですね。それと３０年後ですが、モーター駆動カムはないでしょう。撮った絵を同時にそのまま局で保存する方法がとられる。いまは携帯可能な現場編集機器がありますが現場は撮るだけとなる。それからハイヤーの話ですが、ちょうど２０年前ぐらいですがＳＳがハイヤーを使って空港に行っていました。とにかく搭乗しなくてはならないし、花形職業でしたので。
しかし、経営の観点からいつかなくなりました。これはマスコミも同じで会計のほうからの観点ですとスリム化するのに真っ先に対象となる監査対象です。残念ですが主要キャスターですとハイヤーでしょうが、現場までハイヤーをまわす余裕はだんだんなくなってきているのが現状と思われます。それからテレビといえば、１時間くらい撮った絵がテレビに流れるのはほんの数十秒なんですね。一生懸命撮ったのにほとんど使われないのです。ですから、テレビにほんのちょっと出たシーンでもいっしょうけんめい見ることが大切です。