ビギナークリスチャン♪シズコの縁側

クリスチャン歴18年、うつ状態歴27年をむかえたけど未熟or発展途上?悩み満載!生かされて感謝♪クリスチャンブログ。

ある死

2007年10月14日 | Weblog
今日、夕食前突然親友のYちゃんから電話が来た。

丁度メールを打っていたので、すぐ出た。「もしや・・・」と思った。
予感は当たった。
「ばあちゃんが、今日の朝亡くなったんだ。シズちゃんには連絡しなくちゃと思って・・・」
Yちゃんは語った。

Yちゃんと私は、生まれる前からのお付き合いである。
正確に言うと、お互いのお母さん同士が、私たち二人がお腹の中にいるときのご近所で、小さなそのご近所には、同じ年の女の子が私たちだけだった。

私は小さな時、今では想像できないほど自立心がなかった。

優しくておとなしいYちゃんが私の憧れだった。
Yちゃんがピアノを習うと言うので、私も習った。
Yちゃんが吹奏楽部に入ったから、私も入った。
そんな感じで、Yちゃんがすることは何でも真似した。
幼稚園から高校までずっと一緒だった。
彼女は途中で演劇の道へ、私は合唱へと別れた。
大学三年生で、私はそこから引っ越して、今の家に来た。
それでも年に何度かは会い、電話をし、旧交をあたためていた。

Yちゃんのおばあちゃんに、Yちゃんと私はお茶を習っていた。
Yちゃんのおばあちゃんは、茶道の先生だった。
小学生の私たちに、基本からきちんと教えてくれた。
だから私は、今でも真似事ならお茶をたてられる。
不思議なもので、身体を使って覚えた事は、身体が覚えている。
袱紗の使い方。茶せんの使い方。今でもできる。

いつも遊びに行くと「さあ、お茶しましょう」
笑顔で迎えてくれるYちゃんのおばあちゃんから、私とYちゃんは逃げていた。
でも、もう、お茶を教えては頂けなくなった。

さみしい。

夕食後、母と一緒に弔問に伺った。
お顔は、眠っているようだった。
「ああ、この世のお勤めを全うして逝かれたなあ・・・」そう思った。

水曜日のお葬式には、ありったけの感謝をもって行こう。
何故か、そう思いました。

長い日曜日でした。

おやすみなさい。