高知ファンクラブ

“高知をもっと元気にする”ボランティア集団、「高知ファンクラブ」のブログです。

龍馬の生家「龍馬伝」幕末志士社中が平成23年7月9日オープンします

2011-05-31 | 2011年2月~の記事

高知ファンクラブの皆様 

 

平成2335日に開幕しました「志国・高知 龍馬ふるさと博」メイン会場「こうち旅広場」内に

龍馬の生家「龍馬伝」幕末志士社中が平成2379日オープンします。全国の多くの方々にお楽しみ頂けることと思います。

この度、この会場内で、寺子屋「龍馬」~龍馬こころざし体験塾~を開校することとしました。

つきましては、皆様のお力をお借りして、全国の方々にご来高頂けますようご案内いただきたくリリースを

送らせていただきました。詳細は添付のリリースをご覧ください。

それぞれの授業の講師も募集しています。乙女ねえやん役、半平太役、龍馬役、是非、名乗りを上げてください。

尚、平成2367日(火)1100分~高知県観光情報発信館とさてらすに於いて説明会を開催いたします。

是非、お越しいただいて内容のご確認を頂ければと思います。

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≪お問合せ≫〒780-0064高知県高知市和泉町15-3

NPOももたろう企画内

寺子屋「龍馬」~龍馬こころざし体験塾~実行委員会

事務局 宮本典晃

090-7628-2378 fax088-879-4103

メール:momotaro@mc.pikara.ne.jp

  


 

 

HN:サカチャン

紙芝居の宮本典晃 さんに関する記事

坂本龍馬ファンクラブ

HN:サカチャン さんの記事


鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・その7 活力は土佐沖の海底より出づ

2011-05-30 | 2011年2月~の記事

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・

その7 活力は土佐沖の海底より出づ   

          鈴木 朝夫 (高知工科大学名誉教授・東京工業大学名誉教授)

 

7) 活力は土佐沖の海底より出づ


{メタンハイドレートの開発研究}

日本のメタンハイドレートの調査研究は2001年に始まっている。資源エネルギー庁から業務委託を受けて、(独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構、(独)産業技術総合研究所、(財)エンジニアリング振興協会の3者が「メタンハイドレート資源開発研究コンソーシアム(MH21研究コンソーシアム)を組織し、「フェーズ1」の活動に入った。

 

{MH21フェーズ1}  

日本周辺海域の賦存状況や賦存量調査を目的として、東海沖から熊野灘に掛けての東部南海トラフ海域で物理探査や試錐を行った。また、カナダの凍土で陸上産出試験を行った。ここでは基本的に減圧法を採用している。2001~2008年。

 

{MH21フェーズ2、フェーズ3}  

 研究開発の第2段階に相当する2010年からは海洋産出試験の実施に向けた事前調査や設備検討などの準備段階に入る。東部南海トラフ以外の海域の調査、長期生産性や生産障害の解決、経済的・効率的な産出技術の確立が目標となっている(2009~2015)。商業的産出に必要な技術の整備等に進む予定(2016~2018)。

 

{地の利、高知} 

滑走路2500mの高知龍馬空港・拡張の余地を残す高知新港(FAZ)・これらを結ぶ高速高知道、そして香南市・香美市・南国市・高知市・いの町が位置する香長平野は広い。これらは生産設備・試験設備・備蓄基地などの各種施設の立地条件を充分に満足するものである。今は、海洋研究開発機構所属の地球深部探査船「ちきゅう」の寄港が出来ることが素晴らしいことである。

 

{海の利、土佐} 

土佐湾沖の南海トラフのメタンハイドレートとそれに伴うリチウムの回収だけではなく、200海里の排他的経済水域内には各種の有望な海底鉱物資源の存在する可能性が高い。ニッケル・コバルト・白金などを含むコバルトリッチ・クラスト、ニッケル・銅・マンガンなどを含むマンガン団塊、そして金・銀・亜鉛・鉛・銅などを含む熱水性鉱床である。

 

{人の利、龍馬} 

高知には知の利がある。県内企業(有)アトラス申請の掘削に関する特許が認可された。海洋研究開発機構(高知コア研究所)、高知大学、高知工科大学、県立高知大学、高知県産業技術委員会他がある。第二の龍馬たちに期待したい。付随した関連特許が山のように出てくるであろう。様々な関連するベンチャー企業も生まれてくるだろう。

 

{NPO21世紀構想委員会とは} 

真の科学技術創造立国を確立するため、研究テーマを掲げて討論する場として1997年にスタートした。会員はベンチャー企業、行政官庁、大学、マスコミの4極から参加している。会員数は約100人である。理事長は馬場錬成氏(東京理科大学大学院 知財財産戦略専攻 教授、元読売新聞論説委員)である。

 

 {メタンハイドレート実用化研究委員会} 

NPO21世紀構想委員会に所属する会員の特許出願の支援を行ってきた渡邉望捻氏(イオン特許事務所弁理士)らの要請により、すなわち国家プロジェクトととして取り上げるべきとの観点から、表記の委員会を設置し、委員長に平朝彦氏((独)海洋研究開発機構 理事、元高知大学教授)を選任した。2010年12月6日には、第2回のメタンハイドレート実用化研究委員会が開かれた。この委員会をべースにして、「メタンハイドレート国際戦略部会(仮称)」、「メタンハイドレート技術専門委員会(仮称)」を、そして高知県ベースで「NPO高知県メタンハイドレート開発研究会」を設置することが決まった。仕事の手始めは内閣府へ「国際戦略総合特区」の申請書、「メタンハイドレート実用化研究から資源大国へ」を提出することであった。

 


{NPO高知県メタンハイドレート開発研究会}

本日、尾崎正直知事、馬場錬成氏、平朝彦氏、渡邉望捻氏をお招きして、高知県での研究会を発足させる運びになった。これで、国の行う壮大なプロジェクトに対して、高知県の民・産・官を挙げての受け皿は整った。

 

{メタンハイドレート技術専門委員会(仮称)}

 高度な技術的な問題解決が第2段のステップになる。大企業の連合体を主体とし、県内企業も加えた委員会を設置する準備に入る。

 

{メタンハイドレート国際戦略部会(仮称)} 

日本の将来に関わるエネルギー戦略を大所高所から、国際的視点から考えておく必要がある。

 

 

メタンハイドレート の取り組み 記事 目次

設立総会・記念講演の開催2011年7月18日(海の日)、 

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたいコーナー

 
 

 


鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・その6 石油の代替エネルギー  

2011-05-29 | 2011年2月~の記事

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・

その6 石油の代替エネルギー   

鈴木 朝夫 (高知工科大学名誉教授・東京工業大学名誉教授)

  

6) 石油の代替エネルギー


{石油ピーク} 

石油の産出量がピークを過ぎると、緩やかな減少に転じて石油減耗の時代となる。米国の石油生産量は1971年にピークを迎えたことが知られている。既に、全世界の石油生産量はピークを過ぎ、石油減耗の時代に入ったとも考えられる。

 

{エネルギー利得率、EPR} 

EPR=(出力エネルギー)/(入力エネルギー)である。採掘・精製・保管・輸送などの生産に必要な入力エネルギーと利用出来る出力エネルギーの比がEPRである。石油火力は7.9である。石炭火力が6.5、液化天然ガス火力2,4、風力3.9、地熱6.8などとなっている。なお原子力は17.4となっているが、計算の根拠が不明である。

 

{原子力エネルギー} 

津波による福島第一原発の事故で、信頼は一気に低下した。また、地球温暖化は原子炉の排水による海水温の上昇であると考える人も多い。都市のヒートアイランド現象に匹敵するとする試算もある。また建設段階から高レベル廃棄物処理、そして廃炉までの入力エネルギーの見積もりは難しいし、CO2排出も大きいと思われる。

 

{メタンのエネルギー利得率} 

燃料としては天然ガスの代替として使える。ガスタービン発電は一般的である。また水素燃料電池としての可能性も高い。C1化学の原材料として、複雑な有機化合物の合成も、また使いやすい化合物に変化させた燃料も可能である。

 

{ハイドレートからのメタンは副産物}

リチウムがメタンハイドレートの分解水に含まれているとすれば、どちらが副産物か分からなくなる。局所加熱によるエネルギー節約型の掘削法でもあり、総合的なエネルギー利得率はかなり大きなものになると期待できる。

 

{大地震の誘発は}

今の人類の知識の範囲では因果関係を考える根拠を持たない。予知できる学問の進展への期待と、コスト・ミニマムの安全・安心の対策を考える必要がある。

 

{地球温暖化への影響} 

 CO2の20倍もの温室効果があり、5500万年前の生物の大量絶滅の原因とも言われているメタンである。これは46億年にわたる地球のダイナミックな営みの中での物語である。議論になるのは、掘り出して燃焼させることと、自然放出との比較になる。メタンはCO2の排出量の差から、石油に代わるエネルギー源として期待できる。

 

 

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたいコーナー 

メタンハイドレート の取り組み 記事 目次

設立総会・記念講演の開催2011年7月18日(海の日)、 

 

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・その5 新しいメタンハイドレートの掘削法  

2011-05-29 | 2011年2月~の記事

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・

その5 新しいメタンハイドレートの掘削法   

                  鈴木 朝夫 (高知工科大学名誉教授・東京工業大学名誉教授)

  

5) 新しいメタンハイドレートの掘削法


{特許権の確定}  

 出願番号:特願2005-238783号、名称:「ガスハイドレート層からのガス回収システム」、出願人:(有)アトラス、公開日:平成19年3月1日、公開番号:特開2007-061508号、確定日:平成23年3月 日。

 

 

{加熱法(その場局所加熱)の掘削法}  

この特許のメタンハイドレート分解・回収装置の基本は「加熱法」である。掘削先端・その場局所燃焼加熱・超臨界水循環・減圧・押上圧送方式と呼べる。地上からは、空気(酸素)、可燃ガス(スタート時)、水、そして制御信号を送り込み、地上へは、回収メタンガス、燃焼排気ガスを取り出すことになる。掘削先端近くに置いたガスタービン発電装置で、その場で発生のメタンを地上からの酸素で燃焼し、それで電力を供給し、各種の熱エネルギー発生装置の電源とする。ヒーター熱による蒸気発生、高周波加熱による過蒸気生成、メタン押し上げのための超臨界水の発生、衝撃波発生によるMH層の破砕、マイクロ波発生などの各種の電源になる。(図3 その場局所加熱掘削装置の概要)


 
{ジェット・スクラバー}

超臨界水を経路を狭めて高速循環させることで、より強い減圧部分と高圧部分が発生する。ジェット・スクラバー(エゼクター型、ベンチュリー型)の原理である。メタンハイドレートを効率よく吸い上げて、分離した水も、堆積粒子汚泥も現場に残留させて、地上に持ち来さない方式であり、地上へも、海底にも環境汚染を引き起こさないことが大きな利点である。このことは必然的に、取り出すに必要なエネルギーを小さくして、エネルギー利得率を大きくできる。

 

 

{ガスタービン} 

ガスタービンの特徴は1)は小型で高出力、省スペース、2)は始動時間の短さ、3)は排気温度が高いなどである。1)の特徴は、ジェットエンジンと呼ばれ、航空機に活かされている。3)の特徴は、コンバインド・サイクルとして、排気熱による蒸気発生で蒸気タービンを廻し、熱の再利用が行われる。このような特徴を持つガスタービンを掘削時にその場で使うことは理に叶っている。熱エネルギーを有効に利用して、熱の及ぶ範囲を拡げることができるのも大きな利点である。


                                                                   
 {超臨界水}

超臨界とは液体と気体の差がなくなる状態である。水は374℃ 以上、220気圧以上で超臨界状態になる。気体の性能を備えた液体、液体のような気体と言っても良い。言い換えれば、密度の極めて高い気体、構成分子が乱雑に激しく運動する液体であり、運動量が大きくなり、反応性が高くなるのが特徴である。水分中のLiを含む可能性を増すかも知れない。また、他の有用なレアメタルを濃縮できる可能性もある。


                                             
{試掘権の設定} 

特許権認可を前提に、経済産業局長宛に試掘権を2011年2月に願い出た。鉱区は南海トラフ上の数カ所、対象鉱物は分類Ⅱの「石油、天然ガスなど」である。

 

 

 

  

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたいコーナー 

メタンハイドレート の取り組み 記事 目次

設立総会・記念講演の開催2011年7月18日(海の日)、 


鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・その4 メタンハイドレートの掘削は  

2011-05-27 | 2011年2月~の記事

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・その4 メタンハイドレートの掘削は   

                   鈴木 朝夫 (高知工科大学名誉教授・東京工業大学名誉教授)

  

4) メタンハイドレートの掘削は


{従来のエネルギー資源の掘削法} 

固体の石炭:固体を掘り出す。液体の石油:液体が湧き出る、液体を汲み出す。気体の天然ガス:気体が噴き出す、気体を吸い出す。固体のメタンハイドレート:固体を気体(メタン)と液体(水分子)に分離し、気体として地上に取り出す。石炭、石油、天然ガスの従来のエネルギー資源との大きな違いがここにある。

 

 

{ハイドレートからのメタン回収法}  

 「加熱法(温水圧入)」、「加熱法(抗井加熱)」、「減圧法」、「分解促進剤注入法」、「ゲスト分子置換法」などが考えられてきた。温度を上げれば、体積の増える方向の水とメタンの分離に向かう。圧力を解放すれば、同じく体積の増える方向に向かう。加熱法は、際限なく加熱し続ける必要が出てくる。また、メタンハイドレートの形成を阻害する分解促進剤(インヒビター)を、例えばメタノールや塩を注入すれば、メタンの分離は可能だが、促進剤注入のコストが問題になる。また、炭酸ガスをゲスト分子として、メタンを炭酸ガスと置換した混合ハイドレートにすれば、CO2固定が可能であり、環境配慮として意味のある技術になる可能性は高いと思われる。

  

{減圧法によるメタン回収} 

日本のMH21開発計画では減圧法が採用されている。ハイドレート堆積層に水平抗を堀り、発生する水を汲み上げて圧力を低下させ、これにより発生するメタンを吸い上げる。この分解は吸熱反応であり、周囲の温度を低下させる方向に動く。しかし堆積層の周囲の地熱により溶解が進み、圧力低下を持続させる。問題は減圧効果の範囲と持続時間にある。生産性障害になるのは、氷の生成であり、自己保存性が裏目になる。温水圧入や抗井加熱などの加熱法との併用が試みられている。出砂も問題であり、海底や地上に大量の堆積粒子汚泥を取り出すことになる。

 

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設立総会・記念講演の開催2011年7月18日(海の日)、 

 


鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・その3 メタンハイドレートの分布域は  

2011-05-26 | 2011年2月~の記事

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・その3 メタンハイドレートの分布域は   

                            鈴木 朝夫 (高知工科大学名誉教授・東京工業大学名誉教授)

 

3) メタンハイドレートの分布域は                
{メタンハイドレートの起源} 微生物分解起源と熱分解起源のメタンハイドレートがある。地層中に堆積した動物や植物の生物起源の有機物をバクテリア(古細菌)が分解し、メタンを生成する。一方、更に地中深く沈み込んだ有機物は地熱により熱分解し、メタンを発生させる。いずれも隙間の多い砂泥互層(ダービダイト)に集積する。海水温は深くなると低下し、圧力は高くなる。海底下の地層は深くなるとさらに圧力も高まるが、温度も地熱により高くなる。その中間にメタンハイドレートの安定な温度域・圧力域が存在する。
 
{メタンハイドレートの分布域は}  静岡から四国・九州の100~300km沖合、南海トラフ一帯に分布する。その他に茨城県沖、新潟県沖、北海道南岸沖などが有望視されている。水深700~2000mの海底下、100~500mの地層がメタンハイドレート形成の条件を満たしている。海底疑似反射面(BSR)で当たりを付け、試錐を行って詳細を知ることができる。

{海底疑似反射面(BSR)とは}  船で曳航するエアガンから大きな音波を出し、多数の受信機で地層からの反射音を記録する。地層構造からの反射とは別に、層状に横たわるメタンハイドレートの下層境界部分からの強い反射が帰ってくる。このBSRは海底地形に平行になっている。これから下は水とガスを含む柔らかい地層であり、上に行くほど地熱の影響が弱まり、メタンハイドレートの安定な温度・圧力になる。BSRはその境界面であり、その分布調査からハイドレート層の存在域が推定できる。

{メタンハイドレートの賦存量は} 日本周辺に賦存するメタンハイドレートは、我が国の天然ガス年間消費量の約100年分と推定される。天然ガス消費量は年間937億m3である。

{泥火山とは} 南海トラフの地中深部の未固結堆積層に高圧がかかり、流動化してその上位にある浸透率の低い粘土層を破砕して、表面に噴出してきたものが泥(どろ)火山である。メタンハイドレート層に貫入・上昇した泥ダイアビルは泥の他に、メタンと水を伴ってて噴出する。

{リチウム、Li} メタンが噴き出している泥火山で、メタンと共に噴出する水に大量のリチウム(海水の1000倍)が含まれている。しかし、その理由は解明されていない。NaClはメタンハイドレートの安定領域を低温・高圧側にシフトさせ、インヒビターとして使えると報告されている。他の塩とは逆に、海水中に含まれるLiClがメタンハイドレート形成を助けるのかも知れない。あるいは、濃縮されるとすればその仕組みを考える必要がある。

{海水からのリチウム抽出} スピネル型リチウムマンガン酸化物(LiMn2O4)を使って、海水からのリチウム回収の研究が進んでいる。メタン回収に際して得られるであろう「リチウムに富んだ水」から、効率の良いリチウム回収が期待できそうである。リチウムイオン二次電池の正極材料、電解質、負極材料の何れにも必要である。今後のエネルギー問題にとって不可欠の物質である。 

 

  

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたいコーナー

 

メタンハイドレート の取り組み 記事 目次

設立総会・記念講演の開催2011年7月18日(海の日)、 


7月18日、設立総会での平 朝彦先生の記念講演で、この液状化現象についても触れていただけます

2011-05-25 | 2011年2月~の記事

NPO高知県メタンハイドレート開発研究会 設立準備会 事務局の坂本です。

一昨日のNPO高知県メタンハイドレート開発研究会 設立準備会のメーリングリストでも紹介させていただきました(下記の記事)が、大きな被害に遭われた平先生よりのメールに”液状化現象の物凄さを語る画像”が添付されておりましので、平先生にお願いして皆様にもご紹介させていただくことにしました。

昨日(22日)、NHKの10:30からの「目撃!日本列島、浦安」に平朝彦先生が登場!

近い将来予想されている"南海地震"における高知での取り組みの参考(高知市は昔からの地形からして、液状化現象での被害も相当考えられる)にもできれば・・・

平先生からのメールの抜粋です。

実際、かなりひどい目にあっており、また、街の復興についてなかなか先が見えない状態です。
私自身は、まあ、頑張っておりますので、大丈夫であります。
写真を2枚、添付します。地震の翌日の我が家のあたりと近くにできた噴砂丘です。

浦安舞浜我が家前通りの泥

住宅近くグランド噴砂丘

 

その後の平先生からのメールより

さらに2枚のデータ、追加しました。
7/18には、話をいたします。  

           平 朝彦

(事務局より、7月18日に行います NPO高知県メタンハイドレート開発研究会 設立総会での平 朝彦先生の記念講演のなかで、この液状化現象について触れていただくことをお願いしておりました。)

見明川小学校グランド噴砂丘

見明川小学校抜け上がり

 

設立総会・記念講演の開催2011年7月18日(海の日)、

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたいコーナー 

メタンハイドレート の取り組み 記事 目次

 


羽迫博己さんの町屋あれこれ・・・~奈半利町の町並み~浜田家住宅(増田屋)

2011-05-24 | 2011年2月~の記事

羽迫博己さんの町屋あれこれ・・・~奈半利町の町並み~浜田家住宅(増田屋)

 

 

 「うだつのある家」

 

         浜田家住宅(増田屋)

 

 

 大蔵・蔵~江戸末期築。

 主屋・店舗・レンガ塀~明治36年築。

 

 1795年創業で、造り酒屋と質屋を営んでいた。

 主屋一階平面はなまこ壁、二階には奈半利では

 めづらしい うだつ(火事よけの防火壁) がある。

 土間の梁は50cm角で長さ12mの松材、

 大蔵は酒造、蔵は米蔵と道具蔵。

 赤レンガ蔵は寄棟造りで、

 桟瓦葺の二階建である。

 (阪神へ木材を運び、戻る船のバランスを

  取る為に底にレンガを積んだ)

 

 

  羽迫博己さんの世界 に関する記事

ひな人形・・・四万十川流域

羽迫博己さんの、町屋あれこれ

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昨日(22日)、NHKの10:30からの「目撃!日本列島、浦安」に平朝彦先生が登場!

2011-05-23 | 2011年2月~の記事

おはようございます。NPO高知県メタンハイドレート開発研究会 設立準備会 事務局の坂本です。

NPO高知県メタンハイドレート開発研究会 設立準備会の呼びかけ人になっていただいたり、独立行政法人 海洋研究開発機構の理事・メタンハイドレート実用化研究委員会の委員長という立場で、7月18日の設立総会では記念講演をお願いしております平朝彦先生が、昨日(22日)、NHKの10:30からの「目撃!日本列島、浦安」に登場された事を、鈴木先生から連絡いただきました。

ご覧になった方も多いかと思います。私は外出中で見逃していましたので、PC検索しましたら、平先 生のお家が舞浜三丁目で液状化現象の大変な被害を受けられたこと、また
その中で、地域の復興に向けての地域ぐるみのご活躍をされている事を知りました。
遅くなりましたが、平先生には心からお見舞い申しあげます。

近い将来予想されている"南海地震"における高知での取り組みの参考(高知市は昔からの地形からして、液状化現象での被害も相当考えられる)にもできればと・・・関連記事の紹介をさせていただきます。

(2011年4月12日  読売新聞)より
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/feature/chiba1302357021844_02/news/20110412-OYT8T00012.htm
■生まれる復興の機運

 それでも信念を持ち、浦安にとどまる人たちがいる。やはり液状化被害の大きかった舞浜3丁目で3月21日、自治会内に「災害プロジェクトチーム」(19人)が結成された。地質の専門家や弁護士、税理士、設計士らが土木建築・地質、法律、税務など5分科会を設け、住民の相談を受け、復興に向けて行政と交渉する。

 4月3日の住民説明会では、自身も被災者であり、東大名誉教授で海洋研究開発機構理事の平朝彦さんが「情報はコミュニティーから得るのが望ましい」と考え、舞浜の液状化について説明。伊能隆男自治会長は「この街のブランド力は人材」とみて、「住民が自分たちの能力を生かし、自ら動き出すことで、街の活力が生まれる」と考える。

 舞浜は「浦安都民」と呼ばれる人々が集まる新興住宅地だが、震災をきっかけに、「街のために何かしたい」という機運が生まれた。主婦らが自ら仮設トイレを掃除したり、近所の人同士が自然と声を掛け合ったりする場面が増えた。伊能自治会長は「日本人本来の助け合いの心がよみがえった」と手応えを感じている。

「舞浜3丁目自治会 対策本部ブログへようこそ」
液状化のアンケートの依頼
http://ameblo.jp/maihama3c/entry-10841653086.html

防災ブログhttp://design-with-nature-simogawa.blogspot.com/

一日も早い復興をお祈り致します。
7月18日、NPO高知県メタンハイドレート開発研究会の設立総会・記念講演のご案内です。

http://blog.goo.ne.jp/metanh-k/e/39196487150dffce690b43416c810c92


 

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたいコーナー 

メタンハイドレート の取り組み 記事 目次

設立総会・記念講演の開催2011年7月18日(海の日)、 


鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・その2 メタンハイドレートとは

2011-05-22 | 2011年2月~の記事

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい

・・・その2 メタンハイドレートとは  

                     鈴木 朝夫 (高知工科大学名誉教授・東京工業大学名誉教授)

燃えるメタンハイドレート

画像出展:ウイキペディア メタンハイドレート 

 

2) メタンハイドレートとは


{ハイドレートの結晶構造は水の泡} 包接化合物(クラスレート)の一種である。メタンハイドレートでは、水分子が水素結合で作る立体網目のカゴ毎に、メタン分子が収まっている。立体網目は、水分子が作る正五角形の面から成る正12面体(Sカゴ)が2個、正五角形12面と正六角形2面の計14面から成る14面体(Mカゴ)が6個の割合で形成されている。カゴの各面は両側の2つのカゴとの共有であり、従ってMカゴの正六角形は、接続している隣のMカゴの正六角形と共通になる。Mカゴは一線に連続していることになる。また各辺は3つのカゴの共有であり、頂点は4つのカゴの共有である。この立体構造は石鹸水の泡と良く似ている。

{ハイドレートの結晶構造は立方体}
 立方体単位胞の8つの頂点には正12面体のSカゴが位置するので、単位胞あたり1個に相当する。向きを変えた中心の1個と合わせてSカゴは2個である。14面体のMカゴは一直線に並ぶが、横に(X)、縦(Y)に、奥(Z)にと3方向に向いている。立方体の面には2個づつ配置されて計12個になるが、隣の面と共有するので、単位胞の所属は6個になる。これらのカゴの全てにメタン分子が入ればその数は合計で8個である。メタン分子1個は5.75個の水分子で囲まれている勘定になる。なお、MカゴにNbを、SカゴをSnにと置き換えれば、それは超伝導金属間化合物のNb3Snの結晶構造のA15構造になる。

{ハイドレートから取り出せせるメタンは}メタンハイドレートに含まれるメタンを気体として取り出せば、その体積は最大で170倍になる。しかし、メタン分子の充填率が100%にはなっていない。他の原子・分子が占有したり、空隙である可能性もある。(図1 メタンハイドレートの結晶構造)    

{メタンハイドレートの相安定性}  安定領域の温度・圧力の境界は、+10℃で76気圧、+4℃で50気圧、0℃で26気圧、-30℃で10気圧、-80℃で1気圧などである。言い換えれば、温度が低下すれば圧力は小さくても安定であり、圧力を高くすれば温度が高くても安定である。(図2 メタンハイドレートの相平衡)

{海水の圧力}水深10mの水圧は、水の圧力1気圧+水面を押す大気圧1気圧=2気圧である。約600mの海底は60気圧であり、プラスの海水温でもメタンハイドレートが安定な領域になる。このような海底から湧出してくるメタンが、海水に触れて直ぐにメタンハイドレートの小さな白い粉末状の固体に変わる現象が観察されている。

{燃える氷、メタンハイドレート}   海底地層中から掘り出したメタンハイドレートは見たところは、白く固くて氷に似ており、触れば冷たく感じる。火を付けると炎を出して燃えるが、常温・常圧で比較的安定である。正に「燃える氷」である。なお、水とメタンガスを配合して、所定の高圧・低温に保てばハイドレートを実験室で作ることができる。

{自己保存効果} ハイドレートが安定に存在できない常温・常圧であっても、メタンを放出して残された水は氷結して表面を覆う。これは、メタンと水に分離する反応が吸熱であることによる。この氷が保護被膜の作用をして反応を遅らせ、常温でも比較的安定である。しかし、このことがメタン採掘に際して抗井を氷結閉塞させる可能性を孕んでいる。

{水素結合} 1個の電子を持つ水素原子は1価であり、共有結合の結合手は1つで、水分子はH-O-Hと表される。しかし、電子を引き寄せる酸素が少しマイナス(δ-)に偏り、電子が引っ張られた水素は少しプラス(δ+)になっている。イオン結合ではないが、静電的な結合状態が水分子のδ-と他の水分子のδ+が引き合って水素結合ができる。これが水の様々な面白い性質の原因となっている。ハイドレートを形成するのもその一例である。

{地球上に生命を育む水} 常温付近に氷・水・水蒸気の安定域が接近している(高い融点と沸点)、暖まり難く、冷め難い(大きな比熱)、水滴ができる(大きな表面張力)、水に浮く氷(氷の比重が大きい)、物質を溶かし込む(大きな溶解性)などである。全て水素結合のなせる業である。この特異な性質が水になければ、地球上にこれだけの様々な生命は生まれ出なかった。

 

  

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたいコーナー 

メタンハイドレート の取り組み 記事 目次

設立総会・記念講演の開催2011年7月18日(海の日)、 

 


「鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたいコーナー」 作成しました

2011-05-21 | 2011年2月~の記事

メーリングリストからの転載です。

 

"目に青葉 山ホトトギス 初鰹" の季節となって来ました。私の住んでいる団地では、未明からホトトギスの鳴き声が聴こえて来るようになりました。ウグイスの巣などへ"托卵"するホトトギスの声に、ウグイス達の警戒は大変だとか・・・
その後、皆様いかがお過ごしでしょうか。NPO高知県メタンハイドレート開発研究会 設立準備会 事務局の坂本です。

「鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたいコーナー」  作成しました。
http://blog.goo.ne.jp/metanh-k

鈴木先生から以下のコメント付きで原稿をいただきました。

「辞書のように項目に分けて記述してあります。必要に応じて、依頼を受けた講演の趣旨に応じて、取捨選択できるような構成です。
また、時々刻々、 補充・改訂・追加・削除を続けていく予定です。7月の講演では、杉本特許の部分を取り上げる予定です。未完ですので、とりあえず見て頂き、不備な 点などご指摘頂ければ幸いです。」

燃えるメタンハイドレート

日本周辺海域のメタンハイドレートの推定埋蔵域

画像出展:ウイキペディア メタンハイドレート 



その後のコメントより・・・

字引のように項目別にしたことが特徴である。
1)追加記述できるようにしたこと。
2)各種の依頼講演に適応できるようにしたこと。
必要なところだけ選択して講演すれば多様な用途に使える。
3)項目の書き換えも随時可能。

皆さんの多数のコメント、ご指摘を期待します。
今後も改訂を続けていきますので、

発足の講演会には、図を付けて、杉本方式に重点を置いた話にする予定である。  鈴木朝夫

NPO高知県メタンハイドレート開発研究会の
設立総会・記念講演の開催2011年7月18日(海の日)、・・・(於ける:三翠園ホテル)

 

http://blog.goo.ne.jp/metanh-k/e/39196487150dffce690b43416c810c92


今から是非、皆様の予定に入れておいていただければ幸いです。

この取り組みの事務局として、力を貸していただける方が10名を超えました。
皆さんお忙しい中で、少しずつ知恵と力を出し合ってやっていきます。
この取り組みが、"高知県の活性化の一つの大きな起爆剤"となる事を期待しながら、取り組んで行きますので、どうかよろしくお願いします。

 

 

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたいコーナー

メタンハイドレート の取り組み 記事 目次

設立総会・記念講演の開催2011年7月18日(海の日)、 


鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・その1 メタンとは

2011-05-20 | 2011年2月~の記事

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたい・・・その1 メタンとは   

                            鈴木 朝夫 (高知工科大学名誉教授・東京工業大学名誉教授) 

1) メタンとは                                                    
{メタンの仲間たち} メタン(CH4)、エタン(C2H6)、プロパン(C3H8)・・・の順に炭素の数が多くなる。分子量が、16、30、44・・・と大きくなるにつれて、液体が安定になり、液体から気体に変わる沸騰点(℃)は、-162、-89 、-42 ・・・ と上昇していく。

{温暖化への影響度}フロンのような人工的な化学物質以外では、水蒸気(H2O)、炭酸ガス(CO2)、メタン(CH4)などが大きい。大気は地球環境を暖かく包む毛布の役割である。太陽から受け取った熱エネルギーを宇宙に放散するのを遅らせ、冬夏、夜昼の温度差を緩和する役が大気である。この作用が過度であれば温暖化になる。

{フロンとは} メタンの4個の水素の2つを塩素(Cl)に、残りの2つをフッ素(F)に置き換えれば、代表的なフロンである。オゾン層破壊物質であり、温室効果ガスでもある。

{メタンの発生源} 湿地帯・湖沼、熱帯雨林、天然ガス、海底から湧出、泥火山、家畜の糞尿や牛のゲップ。一方で、森林の土壌がメタンを吸収すると言われている。

{天然ガス}  主成分はメタン。輸送・貯蔵は、気体の1/600の体積を持つ液体状態(LNG)で行うが、温度を-162℃以下に保たなければならない。

{固体・液体・気体} 一般に、物質に圧力を加えれば、体積は小さくなる。そして、気体は液体に、液体は固体に変化(相転移)し、体積を減少させていく。物質の温度を下げれば、体積は縮小する。気体は液体に、液体は固体に相転移し、その時は発熱を伴なって温度を一定に保とうとするかのように振舞う。自然界では、外界からの変動を、自分自身を変化させて緩和しようとしている。物質の変化も同じである。

 

 

鈴木朝夫のメタンハイドレートのこと、もっと知りたいコーナー 

メタンハイドレート の取り組み 記事 目次

設立総会・記念講演の開催2011年7月18日(海の日)、 


武田勝頼土佐の会より、5月28日(土)総会・講演会の案内・史跡巡りの案内

2011-05-19 | 2011年2月~の記事
武田勝頼土佐の会より、5月28日(土)総会・講演会の案内・史跡巡りの案内
 
101人の武将 BCC・CCで 様
会員等の方にはメール便にて通知
                 武田勝頼土佐の会 会長 岡林
 
総会・講演会の案内・史跡巡りの案内
 
AM(勝頼伝説史跡めぐり(送迎バス))
日時:平成23年5月28日(土) 9:00~12:00(仁淀川町大崎 仁淀川町基幹集落センター着)
集合場所:JR高知駅北口(8:50ごろまでにお越しください) 

内容:勝頼史跡めぐり
■勝頼の娘「檮姫」墓所(越知町栂ノ森地区) 10:00~10:20
■勝頼と嫡男・信勝の墓所(仁淀川町大崎) 11:00~12:00
■昼食会(休憩タイム) 12:00~13:00 (新・かつよりくん弁当800円)

●下記の総会&ミニ講演会までご参加いただくことになります。
 終了、JR高知駅17:00着予定です。

・緊急時の連絡先:武田勝頼土佐の会 岡林会長携帯080-6392-5327
参加料金・・・バス2000円+新・かつよりくん弁当800円+お茶菓子代200円=3000円/人

PM(総会&勝頼伝説・ミニ講演会)

日時:平成23年5月28日(土) 13:00~15:30
場所:仁淀川町大崎 仁淀川町基幹集落センター2F
内容:以下参照
■総会13:00~14:00  (23年度の活動計画とは!?今年は大きな動きも!)
■勝頼伝説ミニ講演会14:00~14:40  (勝頼伝説に新事実発見!)
■情報・意見交換会14:45~15:30 (春の新茶でお茶会形式、お気軽に!)

参加料金・・・お茶菓子代200円
なお、新・かつよりくん弁当800円の必要な方は下記〆切までにFAXをお願いいたします。

(お申し込みについて)
〆切5/26 FAXにて
【注意事項】
1)勝頼伝説史跡めぐり(バス利用で総会&)の方は昼食(かつよりくん弁当)、茶菓子代まで含まれます。
2)午後からの参加で、かつよりくん弁当を希望の方は別途ご連絡ください。
3)勝頼伝説ミニ講演会のみ参加も可能です。その際は、お茶菓子代のみ当日お支払いください。

【お申し込み先】
武田勝頼土佐の会 
高知県仁淀川町大崎340-1
電話(FAX兼用)0889-20-2003
 

仁淀川町ファンクラブ

仁淀川ファンクラブ


仁淀川クリーン作戦 in 仁淀川町 に参加しませんか

2011-05-19 | 2011年2月~の記事

仁淀川クリーン作戦 in 仁淀川町 に参加しませんか


新緑の仁淀川町で、川をきれいにし、川を楽しもう!
................................................................................................
【日時】 平成23年5月21日(土)9:00~15:00
【場所】 集合:仁淀川町北浦ふれあい公園 
 ※小雨決行(中止決定は当日7:00ごろ)
................................................................................................
 開会式を北浦ふれあい公園前で行います。
 閉会式は、昼食場所でもある「木どり家」前の広場で行います(11:30~)
スケジュール
 ・開会式 9:00~
 ・河川清掃作業 9:15~
  (各自準備物・・・軍手、金ばさみ等。川に入る方はウェーダー等用意のこと)
 ・水生生物調査 10:00~←「石川妙子さんが講師で城下手伝いです」
 ・閉会式 11:30~
 ・昼食・交流会・地場産品販売 11:40~←「城下が紙芝居やります」
  (池川茶業組合の新茶 、池川茶園の緑茶プリン あり!)
 ・カヌー無料体験 12:30~15:00(親子歓迎!先着30組予定)←「城下がカヌー講師です」
 ・終了 15:00
☆昼食は実行委員会で用意していますが、準備の都合もありますので
参加希望(昼食希望)の方は事務局までご連絡ください。

【連絡先】実行委員会事務局(仁淀川の"緑と清流"を再生する会)
     橋本 090-1572-2907

 

HN:仁淀川 さんの記事

仁淀川流域"宇宙桜の会" に関する記事 

仁淀川流域の情報 

仁淀川・四国カルストジオパーク に関する情報


遅くなりましたが、4月26日の第5回鏡川流域情報交流会のご報告です

2011-05-18 | 2011年2月~の記事

おはようございます。初夏の青葉の季節、気持ちの良い朝ですね。
さて遅くなりましたが、4月26日の第5回鏡川流域情報交流会のご報告です。
平成23年度の鏡川流域の取り組み・計画を出し合いましょうという事で、会を持ちました。



高知市環境保全課で、議会第2委員会室を確保していただき、山本課長や片岡係長・鏡川担当の宮崎さんが異動した後任に、西日本科学研究所に勤めていた堀内さんが4月から採用されて、担当者として参加してくれていました。
元鏡村長の川村議員も鏡川上流域担当者として、参加され、えこらぼ理事長の石川妙子さん、貝を育てる会の高橋啓さん、元キリンビール高知支店長の宮本典晃さん(NPOももたろう企画)、観光ガイドボランティアなど広くボランティアをやっている根木勢介さん、ホタルの大石桂三さん、こども祭実行委員長の森田俊彦さんほかが参加されました。

昨年スタートした鏡川流域での幾つかの取り組み、第1回鏡川こども祭や「鏡川早朝ウォーキング」、鏡・吉原での「鍋なべ会」川下からの応援や下流域 干潟での水質調査などを報告しあいました。



この報告・反省を踏まえて、
①昨年からの懸案である、鏡川流域のホタルネットワークを作ろう。ホタルプロジェクトの立ち上げ。

②前鏡川担当の宮崎さんがやりたかった事、行政からの提案でもある、川ガキ復活プロジェクト「鏡川 川ガキ養成塾」(仮題)を展望したプロジェクトの立ち上げ。

③第2回鏡川こども祭(鏡川トリム公園)を9月11日(日)の予定で、準備を進めていく。

④7月30日・31日の鏡川”土佐の宵まつり”の昼間バージョンの実施。

⑤鏡川の上・下流での取り組みを今年も応援していく。

⑥防災問題など、地域ぐるみで生活にもう一歩踏み込んだ「潮江こども祭」を学校や保育所・幼稚園、町内会などと連携して、わんぱーくみどりの広場等で実施する・・・行政も含めた関係機関で企画を話し合う集まりを早急に持つ。

⑦「鏡川流域ネットワーク」との連携や整理について担当者より提起され、あまり活動していないし、目的はほとんど同じなので、整理統合しては・・・の話がありました。
ネットワーク代表の野島幸一郎さんが「鏡川ファンクラブ」の代表でもあり、「鏡川流域情報交流会」の代表世話人といった方向で、”鏡川清流保全条例”を推進し、併せて鏡川流域の活性化を図ることを目的に、情報交流をするゆるやかな組織としてとらえてはどうかと話ています。

⑧このほか宮本さんからは、企業人としての経験の中から、現在企業が求めるCSR(企業の社会的責任)は、単なる寄付や助成で企業名がチョコット載る程度ではなく、企業の社員が社会的責任を共有できる社員参加型の取り組みであることが話されました。
私たちの取り組みも、環境団体やボランティア団体と行政や企業との新しい協働・コラボのあり方を求めていくことを話し合いました。

長くなりましたが、第5回鏡川流域情報交流会のご報告にかえさせていただきます。

 

鏡川流域の情報交流会 に関するページ

第1回 鏡川こども祭 目次  (カテゴリーから連続で記事を見る事が出来ます)