高知ファンクラブ

“高知をもっと元気にする”ボランティア集団、「高知ファンクラブ」のブログです。

第4回鏡川こども祭 9月29日( 日)、  その3-1  アユはスイカのにおいがする?

2013-11-25 | 2012年11月23日~の記事

9月29日( 日)、第4回鏡川こども祭 沢山の親子でにぎわいました。天気にも恵まれて、昨年を大きく上回る、2千数百人の親子で、鏡川トリム公園が膨らんでおりました。

毎回好評の川の生きものさがしや、アユ1000匹のつかみ取り、水切り大会など、川の中で遊ぶお楽しみのメニューが沢山あり、ずっと川から離れない子どもや  ものづくりのブースで竹とんぼや間伐材で森の動物づくり、マイハシづくりなど・・・どのブースも大盛況でした。

遊びのコーナーでは、竹馬に挑戦したり、高知工科大生が指導するジャクリングや、金ちゃん工房の木のおもちゃには長い列が出来ていました。

今回も参加してくれた皆さんに感謝を込めて、取り組み内容を連載していきますので、よろしくお願いします。

 

その3-1  アユはスイカのにおいがする?

 今年の新しい企画で、鏡川流域ネットワークの取り組み 

=100万匹の天然アユがのぼる 自然豊かな鏡川をめざして=

鏡川・市民参加の現地学習会(シリーズその1)を、第4回鏡川こども祭 のプログラムの中で開催しました。

 「アユはスイカのにおいがする?」          講師:松浦秀俊(友釣り連盟顧問)

 「アユはスイカのにおいがする?」 のは、養殖のアユはほとんどその匂いがなくて、天然のアユでないといけないと・・・

クーラーボックスに用意してくれておりました。

 

   

 天然アユをバケツに入れて、子ども達につかませて、においをかかせてくれて・・・

子ども達の真剣な眼差しが、準備をしてくれた講師の皆さんの、嬉しい場面です。

 

 

 きれいな川にしか上って来ないアユの生態について、パネルを使いながら、分かりやすく説明してくれました。

 

  第4回鏡川こども祭  2013年9月29日( 日) 連載まとめ

こども祭


第4回鏡川こども祭 9月29日( 日)、  その3-2  アユの産卵場所、魚道の再生

2013-11-25 | 2012年11月23日~の記事

9月29日( 日)、第4回鏡川こども祭 沢山の親子でにぎわいました。天気にも恵まれて、昨年を大きく上回る、2千数百人の親子で、鏡川トリム公園が膨らんでおりました。

毎回好評の川の生きものさがしや、アユ1000匹のつかみ取り、水切り大会など、川の中で遊ぶお楽しみのメニューが沢山あり、ずっと川から離れない子どもや  ものづくりのブースで竹とんぼや間伐材で森の動物づくり、マイハシづくりなど・・・どのブースも大盛況でした。

遊びのコーナーでは、竹馬に挑戦したり、高知工科大生が指導するジャクリングや、金ちゃん工房の木のおもちゃには長い列が出来ていました。

今回も参加してくれた皆さんに感謝を込めて、取り組み内容を連載していきますので、よろしくお願いします。

 

その3-2  アユの産卵場所、魚道の再生

 今年の新しい企画で、鏡川流域ネットワークの取り組み 

=100万匹の天然アユがのぼる 自然豊かな鏡川をめざして=

鏡川・市民参加の現地学習会(シリーズその1)を、第4回鏡川こども祭 のプログラムの中で開催しました。

 

 「ここはアユの産卵場所」  「魚道の再生を実現・現地で確認」   

 講師:藤田真二(西日本科学技術研究所)さん作成のパネルを使いながら、分かりやすく説明をしてくれておりました。

 

 

 

 サプライズを用意してくれた、講師:大崎靖夫(鏡川漁業協同組合)さん。

大きなツガニの雄と雌に、子ども達がびっくり!!

 雄と雌の見分け方などの説明に、大人も聞き入っておりました。

 

 けた違いに大きいのです。

 

 第4回鏡川こども祭  2013年9月29日( 日) 連載まとめ

こども祭


第4回鏡川こども祭 9月29日( 日)、  その1 オープニング

2013-11-25 | 2012年11月23日~の記事

9月29日( 日)、第4回鏡川こども祭 沢山の親子でにぎわいました。天気にも恵まれて、昨年を大きく上回る、2千数百人の親子で、鏡川トリム公園が膨らんでおりました。

毎回好評の川の生きものさがしや、アユ1000匹のつかみ取り、水切り大会など、川の中で遊ぶお楽しみのメニューが沢山あり、ずっと川から離れない子どもや  ものづくりのブースで竹とんぼや間伐材で森の動物づくり、マイハシづくりなど・・・どのブースも大盛況でした。

遊びのコーナーでは、竹馬に挑戦したり、高知工科大生が指導するジャクリングや、金ちゃん工房の木のおもちゃには長い列が出来ていました。

今回も参加してくれた皆さんに感謝を込めて、取り組み内容を連載していきますので、よろしくお願いします。

 

その1 オープニング

1回~3回まで司会を担当してくださっていた浜田道雄先生(元・市内中学校の校長)が、今回は所要で参加できず、急きょ岩崎弥太郎こと、元キリンビール高知支社長の宮本典晃さんと、高知大好き!乙女ねーやんの武内妙さんが担当してくれました。参加者が多くて大変な中、絶妙なお二人のコンビで、実にスムーズにプログラムを流していただき、お陰様で最後まで盛り上がりました。

 

実行委員長・森田俊彦さんの、開会宣言です。 

 主催者を代表して、鏡川漁協の高橋徹組合長が挨拶しました。

 

地元旭地区の93町内会を代表して、旭地区町内会連合会の 井上会長より、歓迎のあいさつがありました。

 

高知市環境部長の黒田さんからも、ご挨拶がありました。

元鏡村村長の川村貞夫さんや、高知市環境政策課長の氏原さんが紹介されました。 

今回の第4回こども祭から事務局長に就任した、地元町内会長の菅井清次さん(旭地区安全推進協議会事務局長)より、注意事項とキャラクター名の募集などのお知らせがありました。

 

地元、旭子どもよさこい「はっぴーぼいす」のよさこい披露です。 

 今年も元気に踊ってくれました。

 

 つづいて、タツヤスファンクダンスクルーのダンス披露です。

踊が好き!! と身体全体で主張しているような、そんな子ども達が日ごろの練習の成果を披露してくれました。 

 

第4回鏡川こども祭  2013年9月29日( 日) 連載まとめ 

こども祭


第4回鏡川こども祭 9月29日( 日)、  その2  川の生きものさがし

2013-11-25 | 2012年11月23日~の記事

9月29日( 日)、第4回鏡川こども祭 沢山の親子でにぎわいました。天気にも恵まれて、昨年を大きく上回る、2千数百人の親子で、鏡川トリム公園が膨らんでおりました。

毎回好評の川の生きものさがしや、アユ1000匹のつかみ取り、水切り大会など、川の中で遊ぶお楽しみのメニューが沢山あり、ずっと川から離れない子どもや  ものづくりのブースで竹とんぼや間伐材で森の動物づくり、マイハシづくりなど・・・どのブースも大盛況でした。

遊びのコーナーでは、竹馬に挑戦したり、高知工科大生が指導するジャクリングや、金ちゃん工房の木のおもちゃには長い列が出来ていました。

今回も参加してくれた皆さんに感謝を込めて、取り組み内容を連載していきますので、よろしくお願いします。

 

その2  川の生きものさがし

 川の生きものさがし は、毎年好評で沢山の親子でにぎわいます。

水棲生物の専門家・石川妙子さんから、講師の紹介をしていただきながら、参加者にこれからの取り組み説明がありました。 川の生きものさがしは、水棲生物の専門家として有名な石川妙子さんを中心に、下流域の貝を育てる会代表の高橋啓さんや、高知市環境政策課の鏡川担当の片岡さんや野田さんもスタッフとして参加されました。

 今年の新しい企画で、鏡川流域ネットワークの取り組み 

=100万匹の天然アユがのぼる 自然豊かな鏡川をめざして=

鏡川・市民参加の現地学習会(シリーズその1)を、第4回鏡川こども祭 のプログラムの中で開催しました。

3人の講師です。  「アユはスイカのにおいがする?」          講師:松浦秀俊(友釣り連盟顧問)

 「ここはアユの産卵場所」          講師:大崎靖夫(鏡川漁業協同組合)

 「魚道の再生を実現・現地で確認」          講師:藤田真二(西日本科学技術研究所)

 

 参加者に網とバケツが渡されました。今年も参加者が多くて、用意した道具が足らないことに・・・来年は網と白いバケツをもっと購入して、数を増やさないかんねー・・・の声も出ていました。

 

 川の中での、エビやカニ、虫の習性を話して、石を動かす時は、川下に網をかまえて…など網の使い方などが説明されていました。

 

 

 

 

子ども達が見つけた川の生きものを持ち寄っての 取りまとめでは、

清流に棲むカワゲラやヘビトンボなどの数が多くて、鏡川の水がきれいであることを証明しています。・・・などの説明が、ありました。

子ども達のなかには、プログラム終了後も、「平成の名水百選」に選ばれたきれいな鏡川で、ずっと遊び続ける姿が沢山ありました。

 

 第4回鏡川こども祭  2013年9月29日( 日) 連載まとめ

こども祭


ブログ 室戸岬の宿(まぜ)

2013-11-25 | 2012年11月23日~の記事

朝夕はしのぎやすく心地いいが

昼間の暑さは

木々の木漏れ陽で

秋を感じます

いぎすで

ようかん 出来上がりました

夏バテ解消

 お茶タイムにいかがでしょう 

 

まぜの宿&喫茶から

明日もいいことありますよう

 


9月29日( 日)、第4回鏡川こども祭 のご案内

2013-11-25 | 2012年11月23日~の記事

第4回鏡川こども祭 のご案内

“龍馬も泳いだ鏡川”家族みんなでしゅうごうぜよ!

自然と親しみ、自然に学ぶ 鏡川は今も昔もみんなの教室
体験が、遊びが、川ガキを育てる  さあ、みんな一緒に楽しもう!

 

平成25年9月29日( 日)10:00~15:00

             場所 鏡川トリム公園

 

《川の体験コーナー》

10:20 「川の生き物さがし」          講師:石川妙子(水棲昆虫の専門家)ほか

11:00 「アユはスイカのにおいがする?」          講師:松浦秀俊(友釣り連盟顧問)

11:15 「ここはアユの産卵場所」          講師:大崎靖夫(鏡川漁業協同組合)

11:30 「魚道の再生を実現・現地で確認」          講師:藤田真二(西日本科学技術研究所)

12:00 アユ(1,000匹)のつかみ取り ( 小学生以下)  

       (鏡川漁業協同組合の提供イベント) 

13:00 水切り大会 (仁淀川お宝探偵団のみなさん)

     参加受付は、当日会場で行ないます。



《ものづくり、体験コーナー》  原則 10:20~15:00までオープン

(材料がなくなると終了します)

〇 草笛や水鉄砲など昔遊びがいっぱい!(高知昔遊び研究会)

〇 太陽熱でポップコーンづくりの実演ほか(環境ネットワークえこらぼ)

〇 マイハシ、携帯ストラップづくり(こうち森林救援隊)

〇 のこぎり体験で、木のバームクーヘン作り(こうち森林救援隊)

〇 けん玉名人に挑戦!(名人にいろいろ教えてもらおう)

〇 手づくり木のおもちゃで遊ぼう(金ちゃん工房)

〇 竹とんぼづくりなど(土佐竹とんぼの会)

〇 排油で石けん作り実演(石けんのオリーブ)

〇 間伐材を使って森の動物づくり(高芝工房)

〇 木製工芸品/工作コーナー(四万十・アリス工芸)

〇 ストーンペンティング(貝を育てる会)

〇 コケ玉づくりほか(思月工房)

〇 高知工科大学 ジャクリング同好会  

〇 鏡川の写真展・生き物展(鏡川写楽の会ほか)

〇 リサイクル(高知大好き!乙女ねーやん)

(一部内容に変更が出る場合があることを、ご了解ください。)

《おいしい・珍しい・楽しい物販コーナー》

〇 アユの串焼き(鏡川漁業協同組合)

〇 焼きそばとかき氷(あさひはっぴぃーぼいす)

〇 うどん(鴨部会)

〇 飲料・ノンアルコール飲料 (神田体育会)

〇 アイスクリン(ちりんちりん・小島)

〇 たこ焼き(ら・ら・ら会)

〇 ツガニそうめん・田舎寿司・いも天(鏡 吉原ふれあいグループ)

〇 ジンジャエール(夢産地とさやま開発公社)

〇 フランクフルト・飲料 (旭小学校PTA)

 

 

 

 キャラクター名前募集!


「鏡川こども祭りが面白そう!」とシバテン
姉弟が遊びに来ました。
新しい仲間に名前をつけてあげましょう。
下の応募券を切り取って、当日応募箱に
入れて下さい。閉会式で発表します。
名付け親の中から一人にすてきなプレゼントを用意しました。
おたのしみに!!

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≪お知らせとお願い≫              
*小雨決行*会場内仮設トイレあり(マルナカ旭店のトイレもご協力により使用できます。)  
*川で遊ぶ際は着替えを持参願います。*事故の際はイベント保険の範囲での対応となります。  
*駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。*駐輪場はあります。    
問い合わせ先:  実行委員長 森田俊彦 090-3783-5909、 事務局長 菅井清次 090-7570-6251

 

主催:鏡川こども祭り実行委員会
共催: 鏡川漁業協同組合
後援:高知市教育委員会・高知市PTA連合会
   高知市町内会連合会・旭地区町内会連合会
   旭地区地域安全推進協議会・旭地区社会福祉協議会
   高知法人会城西支部・鏡川流域ネットワーク(予定含む)

こども祭


鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 ・・・北海道、オープンガーデン巡り

2013-11-25 | 2012年11月23日~の記事

北海道、オープンガーデン巡り

                            情報プラットフォーム、No.312、9月号、2013、掲載

 

青森からフェリーで函館に着いて直ぐに書店を探し、「2013 OPEN GARDENS of HOKAIDO{オープンガーデン オブ 北海道 2013}」(発行ブレインズ)の通称イェロー・ブックを買い求めた。これに記載されている100軒を超える個人宅、約50のショップとガーデンが私達の 2週間の北海道旅行にとっての羅針盤となる。

昨年、同じ季節にお庭見物の3泊の北海道パックツアーに参加した。高知では順番に咲くバラが品種に関 係なく満開であることに驚かされた。突然やって来る短い春に、遅れないように咲き誇るのだろうと納得した。もう一度、北海道の丹精込めた個人のお 庭を見たかったのである。犬の散歩が縁でお近づきの始まった近所に住む高芝俊信・美佐子さんご夫妻との4人旅である。主要なルートを決めただけ で、自由度の高い旅にしてハプニングを楽しむことにした。

 ワインちゃんのこと。北海道入りして最初の夜は雄大な駒ヶ岳の東側に位置する鹿部のホテルである。チェックアウト直後に素晴らしい庭を発見。庭 の奥にはログハウスがあり、手作りの燻製装置が設置してある。居間にはワインセラーがあり、愛犬の名前もワインである。外国旅行に出かける前日の 忙しい時とのこと、でも庭の話となれば別物である。そして、旅行に際してワインを預けなければとのお話。預けるのはワインちゃんと気が付いたのは 数日後の夕食でワインで乾杯したときである。4人が同時に「ワ!」と声を上げた。

高芝工房の動物。間伐材による小さな動物たちである。訪問先でお二人の干支をお聞きして動物を選び、接着剤で組み立て頂く趣向である。昼食に立ち寄った黒松内の「タンポポハウス」でも、組み立てて頂いた。その2頭はストーブの上を飾っている。

 岩見沢の白井邸。各種のバラを拝見し、お茶の接待まで受けた。高橋邸では2階を越えそうなつるバラが昨年よりも見事。マイクロバスが着いたの で、ご挨拶だけにした。

 お庭を拝見して。趣味が自分と微妙に異なっている場合も多い。そんなときは「ユニークですね」とし、対極は「素晴らしい」と決めておいた。我々 に共通の暗号である。

 東川町のお庭。西山邸は流木・木工創作の点景が、八木邸は芝生が目玉である。昨年の旅のガイドだった里美さんの佐藤邸(さとぴーガーデン)を探 せなかったのが残念である。

 士別市の観音邸。そこまで迫ってきた高速道路の延伸で立ち退きを余儀なくされているとのこと、立派なお庭も今年限りと聞いて悲しくなる。庭の点 景の品々を差し上げますと言われても、欲しいものばかり、しかし運べないものばかり、大変残念である。 

 宗谷の岬。「流氷解けて 春風吹いて ハマナス揺れる 宗谷の岬」の歌が流れている。

 礼文島での会話。半日間の貸切りタクシーを選んだ。登ったことのある利尻富士の威容を間近に、サハリンを微かに望みながらの花園巡りである。ア シカの群れの見える場所に案内してくれたが、美佐子さんと一枝さんは貝殻や小石拾いに夢中。運転手さんに「折角なのに」と謝ると「ええんで、ない かい」だった。それからは我々の流行語になっている。

ハマナスの花びら摘み。興部町の「かみでファーム」ではハマナスの大群落が満開の最盛期を迎えていた。「オホーツク海を一望できるハマナスの丘」に間違いはなかった。上出社長さんと一緒の香料やジャムにする花びら摘みのお手伝いは、得難い経験となった。

 北見市常呂町土佐。明治28年(1895)に土佐からの入植の記念碑と土佐神社があり、高知との縁が深いことを実感した。新設の高知工科大学の 学生勧誘に北見市を訪れたときに、高知県県人会に大変なお世話になった。そのルーツがここにあると理解できた。(つづく)

 

ご感想、ご意見、耳寄りな情報をお聞かせ下さい。

鈴木朝夫 s-tomoo@diary.ocn.ne.jp

〒718-0054 高知県香美市土佐山田町植718

Tel 0887-52-5154、携帯 090-3461-6571

 

 

ブログ  鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」

鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 目次

鈴木朝夫の講演・出版の記録 目次

こんな祝う会も・・・鈴木朝夫先生の叙勲を祝う会


鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」 ・・・続  北海道、オープンガーデン巡り

2013-11-25 | 2012年11月23日~の記事

続 北海道、オープン・ガーデン巡り

                     情報プラットフォーム、No.313、10月号、2013、掲載予定

 

  ご一緒する高芝さんご夫妻は北海道に住んだことがある。私も子供の時に網走、札幌に、そして高知に赴任する前の3年間は札幌に住み、スキー三昧であった。 一枝も何度か北海道を旅している。4人での、北へ戻って見る旅行である。

 この木、この草、気になるね。北海道の何処を走っても、道の両側は巨大なイタドリの群生である。紅色のコウリンタンポポや黄色のタンポポモドキ が柄を高くして道路脇の空き地で我がもの顔である。目を上げれば、満開の白い塊の花がエンジュの存在を気付かせてくれる。高い所まで這い上がるマ タタビは、葉を白くして目立ちたいようである。

 小清水原生花園。花の種類も多く、名前は覚えきれない。「エゾ・・・」とすればそれらしくなる。背が高く、他よりも抜き出た白い花はオオハナウ ドやバイケイソウである。

 渦巻きの野付半島。向かう先の一面の黄色は土の色か花かと意見は2分した。近づくにつれて花、花、花のエゾキスゲの大群落であることに納得であ る。

 釧路湿原の周り。釧路町の西川邸には奥様の2人のお友達が居て会話が弾んだ。釧路市の千葉邸は体調不良で手入れ不十分とのこと。でも、葉物の多 い庭は趣きがあった。

道を尋ねて。幕別町忠類本町の高木邸・山内邸が目的地。郵便局で道を尋ね、近くの保健センターの駐車場で地図を眺めていた。そこでお会いしたご夫妻に道を尋ねると「我が家のお隣さんです。付いてきて下さい」とのこと。その浦尻さんのお庭は乗り換えたい程の素晴らしさであった。玄関アプローチの敷石 の両側の小砂利の中に可憐なコマクサが咲いている。山頂近くの砂礫の上にいるような感覚を覚えた。

 訪問2度目の恵庭(鈴木の2人)。昨年を思い出しながら恵庭市恵み野へ向かった。お留守で再会できなかったが、手作りの木製楽器の数々が出迎え てくれたのは田端邸の庭である。市丸邸では手作りの鉢が見事。鉢を積み重ねて花の立体的配置を創り出している。

 花カフェきゃろっと(内倉邸)。内倉さんにお会いしたいと思ったが、丁度ツアー客を案内中とのことで残念であった。しかし、ここで「2013恵 み野花マップ」を頂き、イエローブック以外のお庭の情報が得られた。その中の1軒がバラの花いっぱいの池田邸である。高知でもお仕事をされたとの こと、サンピアや四銀のことなど高知の話で盛り上がった。

 ロック・ガーデン。噴火湾沿いの豊浦の四釜邸は斜面を生かした庭である。幾つかの花の種を頂いたが、一枝は高知でも育てて見せようとの意気込み が強いようである。

 さようなら北海道。下北半島先端の大間町へのフェリーから何度も振り返った函館。

決算報告。全走行キロ数は5,550km。ガソリン代62,860円、高速道路料金31,250円、フェリー料金46,840円である。15泊の宿泊費 は、108,490円/人で、1泊7,233円/人になる。運転は高芝さんお一人に頼っていた。「交代要員が3人も居ますからね。何時でも」が残 り3人の口癖になっていた。高芝さんの答えは「ええんで、ないかい」であった。

 これは「花より団子」ではなく、「グルメより花園」の北海道からのリポートである。イエローブックには「北海道を庭園の島にしたい」と書いてある。その役割を見事に果たし、「人とつながる」こともできている。その象徴が、1980年に恵 庭ニュータウン恵み野と命名した宅地である。四国で、高知で、同じようなことが出来るだろうか。例えばブルーブックとしよう。何を載せたらよいだ ろうか。

四国遍路とジオパークと豊かな自然を組合せることだろうか。土佐には牧野富太郎がいる。四国には「お接待の心」がある。

 

ご感想、ご意見、耳寄りな情報をお聞かせ下さい。

鈴木朝夫 s-tomoo@diary.ocn.ne.jp

〒718-0054 高知県香美市土佐山田町植718

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ブログ  鈴木朝夫の「ぷらっとウオーク」

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