高知ファンクラブ

“高知をもっと元気にする”ボランティア集団、「高知ファンクラブ」のブログです。

森林ボランティア リーダー養成講座 25年度受講生募集中!

2013-03-20 | 2012年11月23日~の記事

森林ボランティア リーダー養成講座

 

 

25年度受講生募集中!

森づくりコース  自然体験コース   木工・クラフトコース

目的

環境教育や森林保全活動の最前線で活躍できる森林ボランティアリーダーを養成するための講座です。

内容

講座には、森づくりコース、自然体験コース、木工・クラフトコースの3コースがあり、情報交流館ネットワークの会員や県下でご活躍の方々を講師にお招きし、森林や自然に関する多彩な分野の学習を実施します。森や木に親しみ、自然の大切さを実感してみませんか。

応募対象

奉仕の精神を尊び、森林ボランティアリーダーとして活躍してみたい方なら大歓迎です。20歳以上であれば、年齢・性別を問いません。

募集人員:各講座15名程度(申込み多数の場合は抽選)

受講料:5000円(その他材料代は個人負担)

実施場所:高知県森林研修センター 情報交流館ほか

 

お申し込み方法

電話、ファックス、ハガキ、メールで4月7日(日)までに下記までご連絡下さい。(氏名、連絡先、住所、希望コース)

お申し込み・お問合せ

〒782-0078 高知県香美市土佐山田町大平80

高知県立森林研修センター 情報交流館

電話 0887-52-0087 ファックス 0887-52-0097

メール kouryukan@able.ocn.ne.jp

 

森づくりコース

自然体験コース

木工・クラフトコース

 

 

 

情報交流館の活動紹介(総集編)

2012年 11月25日、こうち山の日 情報交流館祭り

情報交流館ネットワークの構成団体

あそぶ・学ぶ・体験する・・・情報交流館ネットワーク の企画イベント  目次

高知県森林総合センター情報交流館ホームページ

情報交流館ネットワーク

 

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金ちゃん工房の 2013年 小枝で作る 森林鉄道と四季  3月 おひな様

2013-03-20 | 2012年11月23日~の記事

金ちゃん工房の 2013年 小枝で作る 森林鉄道と四季  3月 おひな様

山間部の満開の紅白の花を咲かせる梅畑をワルシャード蒸気機関車が楽しげに走っているところを丘の上から「おだいり様」と「おひな様」が仲良く見ている様子をイメージし作品にしました。

寒い冬も終わり山々の木々も芽を出す季節となり梅の花も一斉に咲きほころんでいます。

「明かりをつけましょ、ぼんぼりに」といつのまにか口ずさんでしまいます。私だけでしょうか。そして歌いながら孫娘の成長を祈っている今日この頃です。

 

金ちゃんの手づくり木工品コーナー 目次

カテゴリーから連続画像で見ることができます)

木のおもちゃ・木製品 に関する記事

木のおもちゃ・木工品高知

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第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース&親子体験  (花炭をつくる)

2013-03-04 | 2012年11月23日~の記事

第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース&親子体験  (花炭をつくる)

2013年1月20日(日)は、くらしと炭焼きの会が指導して、

炭焼き体験・花炭づくり、竹でご飯を炊く、シシ汁を作るなどを行いました。

 (花炭をつくる)

高知県森林総合センター情報交流館の、フィールドスペースとして使っている里山の、野外炊飯施設に隣接して「炭窯」が作られています。

情報交流館ネットワークの構成団体である「くらしと炭焼きの会」が、炭焼き体験のプログラムなどを展開してくれています。

2013年1月20日(日)は、くらしと炭焼きの会が指導して、

第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース、炭焼き体験ほかを行いました。

この中で、指導体験も含めて・・・と言うことで、「親子の炭焼き体験」希望者も募集して実施しました。

 

「くらしと炭焼きの会」の奴田原さんご夫婦が指導をしてくださって、花炭づくり 体験を、参加者で行いました。

入れた中身によりますが、約30分くらいで、 きれいな花炭が出来上がります。

テレビ高知の「エコ応援団」の取材も行われ、最初から最後まで、つぶさにカメラに納めていました。

 

 

 

さあ、どんなものを花炭に焼いてみたいか、拾って来ましょう!・・・で、参加者は周りに落ちているドングリや松ぼっくり、クリのイガなどを拾っていました。

 

テレビ高知の「エコ応援団」の取材も行われ、最初から最後まで、つぶさにカメラに納めていました。

 

 

 

情報交流館ネットワークの構成団体

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2013年4月6日、第5回土佐塩の道30kmうおーきんぐ 参加者募集!

2013-03-04 | 2012年11月23日~の記事

第5回土佐塩の道30kmうおーきんぐ

ーーいざなぎの里・物部~絵金の町・赤岡までーー

DSC02442.jpg

開催日2013年4月6日(土) 小雨決行 (中止の場合:翌日の4月7日決行)

いざなぎの里、物部から絵金の町・赤岡まで古道「塩の道」30kmをウォーキング。

山道・登り坂・下り坂・山間ののどかな風景を楽しみながら、日々の生活では体験できない30kmの道のりを歩く。途中つかれた人は救護車もあるから安心。

定員は80名(最小催行人数40名)、申込締切は3月29日(金)。

第5回塩の道30kmうおーきんぐ

●名称第5回土佐塩の道30kmうおーきんぐ

●開催地赤岡保健センター
地図

●所在地〒781-5310 香南市赤岡町1327

●料金:ひとり5,000円(昼食弁当・移動バス代・完歩証・塩の道饅頭代込み)

●アクセス(公共交通)土佐くろしお鉄道阿佐線(ごめん・なはり線)「あかおか」駅より約0.5km

●駐車場あり

●問い合わせ先香美市いんふぉめーしょん
TEL:0887 -52 -9880

申し込み先: 香北観光トラベル  電話0887-59-3393  FAX 0887-59-2355

郵送先: 〒781-4212 高知県香美市香北町美良布1061-1 香北観光トラベル 宛

申込締切は3月29日(金)

 

奥ものべを楽しむ会 公文寛伸会長のスケッチコーナー16  塩の道

自然体験 土佐奥ものべ・・・塩の道


奥ものべを楽しむ会 公文寛伸会長のスケッチコーナー
塩の道 に関する記事


自然体験 土佐奥ものべ に関する記事

 

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明日、2月26日 高知ホタル シンポジューム 開催します

2013-03-04 | 2012年11月23日~の記事

明日、2月26日 高知ホタル シンポジューム 開催します

(3月高知市議会で審議される「ホタル条例」に先立ち、高知ホタル シンポジュームを開催します。どなたでも自由にご参加ください。)

開催の主旨

ホタル保護の実効を目的に、捕獲を原則禁止する「ホタル条例」化の動きが進んでいます。パブリックコメント(意見公募)でも多くの市民の声が寄せられ、ホタルを通した子ども達の環境教育や環境問題が盛り上がっています。

高知市内でも、かつての盛り上がりはありませんが、「ホタルの里づくり」などの取り組みが進められ、ホタル祭や観察会なども行われております。

“平成の名水百選”に選ばれた鏡川をはじめ、河川の環境保全と川に親しむ取り組みが多くの市民参加で進んでいます。

先進地の「北九州市下水道河川部水環境課ほたる係」などの紹介を参考にしながら、「ホタル条例」に端を発した今回の取り組みが、ホタル保護と共に河川の環境保全と川に親しむ取り組みや、環境問題の大きな前進の第一歩となることを目的として、開催します。

 

とき 2月26日 14時から17時

ところ 高知市議会棟 第一委員会室

 

会次第

開会あいさつ (14:00開会)

1、基調報告 (14:10~14:40)

先進地「北九州市下水道河川部水環境課ほたる係」の取り組みの紹介

  報告者: 羽迫博巳さん(福岡市在住・2年前まで高知市民で活動していた人)

 

2、パネル討論 (14:40~17:00)

  パネラー 橋本 正博 (高知小学校校長、高知県環境教育研究会会長)

       川村 貞夫 (元・鏡村村長、市会議員)

       橋詰 辰男 (久礼野地区・住人)

       羽迫 博巳 (基調報告者)

       上田 和久 (高知市環境保全課 課長)

       石川 妙子 (水生昆虫専門家)

       福田  仁 (高知新聞社 社会部記者)

  コーディネーター 坂本 耕平(「高知ファンクラブ」運営事務局長)

閉会あいさつ

 

主催:鏡川ホタルネットワーク、鏡川情報交流会

後援:高知市

 

鏡川ホタルネットワーク に関する記事

鏡川流域ネットワーク

こども祭

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根木勢介 さんの記事・・・龍馬その5:長岡謙吉特集第5回目八策は、「十一策」だった?

2013-03-04 | 2012年11月23日~の記事

根木勢介 さんの記事・・・龍馬その5:長岡謙吉特集第5回目八策は、「十一策」だった?

 

 日曜日に魚梁瀬森林鉄道や馬路村の地域振興に尽力中の若者(34歳)のはなし

を聞く機会がありました。

NHK総合テレビの番組で「嵐の桜井翔」が馬路村を訪れて間伐体験などを

体験する番組が放送されました。いい番組だったと記憶しております。

この番組の放映後、馬路村への来村者が、増加しているそうです。

その彼は、テレビの影響・効果は、大きいと話していました。

 

 さて、「長岡謙吉」特集を今回も続けたいと思います。

なお、赤字部分は、根木によるものです。

■坂本龍馬 五つの新常識:文藝春秋スペシャル2012季刊夏号・48pより

 

「船中八策」は十一策あった(菊地明・幕末維新研究家執筆)

 

 慶応三年(1867)五月十二日、京都で薩摩藩の島津久光、宇和島藩の伊達

 宗城(むねなり)、福井藩の松平春嶽、それに土佐藩の山内容堂が合同し、政局

 を議する「四侯会議」が開かれました。容堂は親幕派ですが、久光は反幕、宗城

 と春嶽は幕府体制の維持には消極的な立場にありました。

 当然、容堂は孤立してしまい、その後の会議をボイコットして、二十七日には

 病気を理由に帰国の途についてしまいます。

 しかしこのままでは土佐藩の存在意義がなくなってしまいます。そこで容堂は

 帰国に先立って、長崎滞在中の後藤象二郎に事態を打開するため、上京を命じて

 いました。

 後藤象二郎が長崎から船で大坂に向かったのは、六月九日のことです。これには

 後藤の依頼によって、やはり長崎にいた龍馬が同行していました。

 この航海中に龍馬が提示したとされるのが、大政奉還と議会制を柱とした、

 いわゆる「船中八策」です。同行していた海援隊の長岡謙吉が起草したと

 いいます。

 

  ところが、この「船中八策」も「亀山社中」同様、昭和になってからの名称

 なのです。

 しかも、当初は「八策」ではなく、「十一策」だったとされていました。

 明治二十九年の『阪(坂)本龍馬』は、「長岡謙吉」をして建議案十一箇条を

 草せしめたり」、大正元年の『維新土佐勤王史』は「世にいわゆる坂本の八策なる

 もの」「第九、第十、第十一」の文字は、世に伝わらず」とあります。

 これが「八策」とされるのは大正三年の『坂本龍馬』からで、そこには「長岡を

 して左の八策を草せしむ」とあり、昭和元年の『雋(しゅんけつ)傑坂本龍馬』

 では「世にいわゆる龍馬の八策」とあります。

 ※雋(しゅん、すぐれているの意)

 

  そして昭和四年刊行の平尾道雄の『坂本龍馬海援隊始末』によて、初めて「時勢

 救済策として八箇条を議定した。いわゆる船中八策と称されるもので・・・・」と

 「船中八策」という名称が使用されたのです。

 後藤象二郎が山内容堂に上京を命じられてから、長崎を出立するまで、ある程度の

 日数があります。

 このとき後藤と龍馬は盟友関係にあり、上京命令を受けた後藤は、龍馬の意見を

 求めたはずです。後藤に対応能力がないということではなく、自分とは異なった

 経験を重ねている龍馬による、別角度からの打開策の有無を探ったに

 違いありません。

 その結果に有効性があると考えれば取り入れ、なければ却下すればいいのです。

 とにかく、反幕的方向に進んでいた政局において、親幕派の土佐藩が存在感を

 示すことは非常に困難な状況にありました。

 それなのに後藤は、乗船するまで龍馬に相談しなかったというのでしょうか。

 龍馬は相談を受けていたとしても、船に乗るまでは何も語らなかったというので

 しょうか。

 そう考えるのであれば、それは「船中」という言葉に引きずられた結果に過ぎず、

 そのようなことがあったはずはないのです。

 

  後藤と話し合った龍馬は、一つの答えを見いだします。それが、一見すると

 親幕的でないものの反幕的雄藩の政治参加を認めるというものでした。

 つまり、幕府が政権を朝廷に返還し、徳川家が一つの藩として新政権に加わると

 いう大政奉還です。

 もちろん、龍馬のオリジナルではありません。前述したように、海舟・松平春嶽・

 横井小楠らはそうした構想を抱いており、龍馬はそれに興味を持って彼らと接触し、

 海舟の門下生となったのです。

 長崎出立前の五月二十八日、龍馬はお龍に手紙を書きました。現存する唯一のお龍

 宛てのものです。

 そこに龍馬は「このたびの上京は誠にたのしみにて候」と書いています。

 このことは、龍馬が乗船後に大政奉還策を提示したものでないことを、如実に物語

 っています。

 龍馬が「たのしみ」にしていたのは、京都見物でも知人との再会でもなく、大政

 奉還という政策に京阪の親幕派の土佐藩士や反幕派の諸藩士がどのように反応

 するか、そこに興味があったのです。

 

  結果的に、土佐藩は大政奉還を藩論とし、幕府に建白することとなり、反幕派の

 薩摩藩もそれを認めました。

 そして、時の将軍・徳川慶喜は建白を受け入れ、徳川幕府は消滅することと

 なるのです。

 

 

根木勢介  携帯:090-2825-2069

 

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4月7日(日)、第3回潮江こども祭&防災フェスティバル 開催します

2013-03-04 | 2012年11月23日~の記事

わんぱーくこうち20周年記念行事 と 恒例のチューリップ祭 とタイアップして!

第3回 潮江こども祭&防災フェスティバル 

 2013年4月7日(日)、10時 ~ 15時

 桜が満開のわんぱーくこうち 芝生広場 で開催します。

 

〇ステージのタイムスケジュール

(調整中)

〇好評の 防災ゲームのスタンプラリー 

(子ども・家族、みんなでやってみよう!)

“6個できたら アイスクリン ゲット”

① 潮江地域の避難所をカルタで確認 

② 保育所・幼稚園児のムカデ競争! 

③ おみこし競争! 

④ ジャッキで、アップ、アップ! 

⑤ みんなで綱引きゲーム! 

⑥ ノコギリで小丸太伐り

⑦ 避難所で、飲み水を確保するための実演コーナー

⑧ 消火器の使い方コーナー

⑨ けむり体験コーナー

⑩ 設置義務化された火災探知機を知ろう

⑪ 防災〇×クイズに参加しよう!

⑫ 倒れてくる家具などの恐怖とは!

 

〇防災グッズの紹介展示・販売コーナー

〇 おいしいものの出店があります。

☆事故のときは、イベント保険の範囲内での対応になります。

 

〇体験メニュー(遊びのなかに 学びがいっぱい!)

〇 作ってみようコーナー  

〇 遊ぼうコーナー  

〇 競争しようコーナー

〇 挑戦・観察コーナー

☆ わんぱーくこうち アニマルランド(入園無料)

☆ 遊園地でも遊べるよ(有料) 

(内容に変更が出る場合があることを、ご了解ください。)

 

いまから4月7日(日)、予定に入れといてね。

 

主催: 「潮江こども祭&防災フェスティバル」実行委員会 実行委員長 鎌田良耀(高知市町内会連合会会長・潮江地区町内会連合会会長) 連絡先事務局 坂本耕平 090-2781-7348 E-mail info@kochifc.net

後援: 高知市・高知市教育委員会・高知市町内会連合会・高知市老人クラブ連合会・潮江地区町内会連合会など (予定)

 

第2回 潮江こども祭&防災フェスティバル(2012年12月9日)の連載、目次

第1回潮江こども祭&防災フェスティバル (2012年2月26日)の連載、目次

こども祭

 

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根木勢介 さんの記事・・・土佐の戦国七守護その1:若宮八幡宮

2013-03-04 | 2012年11月23日~の記事

根木勢介 さんの記事・・・土佐の戦国七守護その1:若宮八幡宮

 

 我が妻は、牧野富太郎に厳しい見方をする。富太郎の奥さんの最後が「哀れ」だと

言う。『うどんが、ごちそう』の苦しい時期を支えたのは、奥さんであり、

そして、彼の家族だった。植物研究のための本の購入をすこし控えれば、うどんが

ごちそう、だというようなすさまじい生活をしなくてよかったのだから。

牧野植物園のSさんによると、『奥さんは、牧野富太郎の「同志」であった』から

最後までついて行けた』という。

 

 牧野富太郎の「植物画」は、有名である。画家を志しておれば、おそらく独特な

「絵画」の境地に到達していただろう。画家としても、一流の画家になったに

違いない。

彼が、好んで使用していたという「ネズミの毛の筆」のことが、出ていたので紹介

します。おそらく当時も「ネズミの筆」は高価だったでしょう。

赤字は、根木によるものです。

●文藝春秋・三月特別号(2013・3)

 

・輪島塗の下支え 文:神津カンナ、写真:高田浩行

 ・・・。

 線描用の驚くほど細い根朱筆(ねじふで)。左手の親指に縄でくくりつけた、

 絵画で言えばパレットのような爪盤(つめばん)、作品をしまっておく湿風呂

 (しめふろ)と言われる棚。どれもめずらしく、思わず見入ってしまう。

 「伝統工芸を支えるのは伝統工芸なんです。蒔絵師が存在しても、筆を作る

 人、紙を漉く人、炭を作る人がいなくなるとなりたたない。」

  ネズミの背骨の横にすっと出ている立ち毛で作る根朱筆(ねじふで)。

 一本作るのに最低でもネズミの皮は五枚必要だという。しかもどんなネズミでも

 いいわけではなく、今はなかなか手に入らず、この筆も一本数万円以上はする。

 ローテーションで何本かを使い回しし、消耗しないようにしているが持つのは

 三ヶ月程度。塗物を平らにするための作業工程は炭研ぎといわれるが、・・・。

 

 今日は、五月連休のシャトルバスについての研修がありました。

その研修の中で、若宮八幡宮について「疑問点」が出されました。

以下の記述がよくわからない、との疑問です。赤字は、根木によるもの。

■高知観光ガイドブック3 108pより

 

・若宮八幡宮

 八幡宮は武家の守護神として昔から崇拝された。鎌倉時代の文治元年(1185)

 、源頼朝が吾川郡を吾川荘として京都の六条若宮八幡宮に寄進したとき、その

 八幡宮をあらためてこの地に勧請(かんじょう)したものと伝える。

 祭神は応神天皇(おうじんてんのう)、神功皇后(じんぐうこうごう)などの

 五柱である。

 長宗我部元親は、永禄3年・・・。

 

帰りに図書館で調べてわかったことを皆さんに紹介します。参考になれば幸いです。

赤字・青字は、根木によるものです。

■長宗我部地検帳の神々(廣江 清執筆) 14pより

 ・・・。

吾川郡長浜村(高知市)の若宮八幡宮は、

 「京都六条若宮八幡宮の勧請したるものと見たり。六条若宮を今左牡牛八幡と云。

 往昔頼朝公の時六条為義の宅地を追福の為且国家安鎮に八幡宮を鎮め祭られ若宮

 八幡といふ。土佐国吾川郡を一円に寄附せられし由東鑑に見たり」

 (『詒謀記事(だいぼうきじ?!』)

 『東鑑』には、

  「文治元年十二月卅(三十・そう)日己卯以土佐国吾川郡令寄附六条若宮」

 とある。

 六条若宮の社領に分祀された八幡であるから別宮であるが、本社が若宮であるから

 若宮八幡と称えたものであろう。

 『地検帳』には単に若宮とあるが、

 若宮ノ御宮床

  一ゝ卅(三十)代 本社三間四間板つき(フきカ)   若宮宮床

 カヤフキ

 舞殿二間五間

 横殿二間八間ノ跡横殿ハナシ

 

 なかなかりっぱな社殿で、社領も一町二反二十六代一歩ある。

 長宗我部元親が出陣の時に祈願をこめたと言い伝えられているだけのことはある。

 祭神は応神天皇・神功皇后・市杵島姫神・田心姫神・㟨(たん)津姫神の五柱

 (『神社明細帳・吾一』)と記されているが、

 『土陽淵岳志』は、

 「吾川郡長浜村若宮八幡宮ハ里人云伝ヘテ、悪源太義平ヲ祭ルト云。俗説信ス

 ヘカラス」

 『南路志』は何によったかわからないが、

  「或云昔長楽院罹₂火災₁失₂旧記₁、其詳不ㇾ可₂得而知₁矣(い・※註)。

  云言悪源太義平之祠或云吉良冠者希義之祠(下略)」

 

 と記している。これは「若宮」からきた連想であろう。

 若宮には四種ある。(『一三)若宮の項参照)が、その一つに非業の死を遂げた人

 の霊をまつった社がある。

 この若宮八幡に義平や希義がまつられているという伝説が生まれたのは、両人とも

 悲運に倒れている上、何れも源家にゆかりがあるからであろう。

 (このあとに、「一覧表」があるが、省略)

 

 ※矣(い)=置き字といわれる。普通は、読まない。

       きっぱりと言い切る語気をあらわす。

  祠=原文では、「ネ+司」の漢字。打ち出せないので「祠」を当てた。

 

根木勢介  携帯:090-2825-2069

 

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第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース&親子体験  (竹でご飯を炊く 1)

2013-03-04 | 2012年11月23日~の記事

第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース&親子体験  (竹でご飯を炊く 1)

2013年1月20日(日)は、くらしと炭焼きの会が指導して、

炭焼き体験・花炭づくり、竹でご飯を炊く、シシ汁を作るなどを行いました。

 (竹でご飯を炊く 1)

高知県森林総合センター情報交流館の、フィールドスペースとして使っている里山の、野外炊飯施設に隣接して「炭窯」が作られています。

情報交流館ネットワークの構成団体である「くらしと炭焼きの会」が、炭焼き体験のプログラムなどを展開してくれています。

 

2013年1月20日(日)は、くらしと炭焼きの会が指導して、

第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース、炭焼き体験ほかを行いました。

この中で、指導体験も含めて・・・と言うことで、「親子の炭焼き体験」希望者も募集して実施しました。

「くらしと炭焼きの会」の奴田原さんご夫婦が指導をしてくださって、竹(孟宗竹)でご飯を炊く 体験を、参加者で行いました。

ドラム缶を半分にしたカマドの幅に合わせて、竹がゴロゴロしないために切り目を入れて、カマドの両脇にはめる様にします。

お米を入れる部分の節の間を、鋸で引いて蓋にします。

このつくり方が大切です。

ナイフであけた穴の周りを、刺さらないようにきれいにします。

 

お米を洗って、竹の中へ入れます。

 

水加減は、お米を平らにならして、指を立てて第一関節くらいまで水を入れます。

親子で協力しながらの作業です。

 

第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース&親子体験 (竹でご飯を炊く 1)

第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース&親子体験 (竹でご飯を炊く 2)

 

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第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース&親子体験  (竹でご飯を炊く 2)

2013-03-04 | 2012年11月23日~の記事

第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース&親子体験  (竹でご飯を炊く 2)

2013年1月20日(日)は、くらしと炭焼きの会が指導して、

炭焼き体験・花炭づくり、竹でご飯を炊く、シシ汁を作るなどを行いました。

 (竹でご飯を炊く 2)

高知県森林総合センター情報交流館の、フィールドスペースとして使っている里山の、野外炊飯施設に隣接して「炭窯」が作られています。

情報交流館ネットワークの構成団体である「くらしと炭焼きの会」が、炭焼き体験のプログラムなどを展開してくれています。

 

2013年1月20日(日)は、くらしと炭焼きの会が指導して、

第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース、炭焼き体験ほかを行いました。

この中で、指導体験も含めて・・・と言うことで、「親子の炭焼き体験」希望者も募集して実施しました。

「くらしと炭焼きの会」の奴田原さんご夫婦が指導をしてくださって、竹(孟宗竹)でご飯を炊く 体験を、参加者で行いました。

孟宗竹の温める部分で、節で空気が抜けない部分は、ドリルで穴をあけて爆発防止策を取りました。

炊け具合を観察しながら、火の加減を見ることが大切です。

火が大きくなると水のない部分が燃えたりしますので、水をかけて消したり、目が離せません。

 

竹串などで蓋に取っ手をつけることが大切で、炊け具合を見たり 、取り出す時に便利です。

参加者で、竹の香りが漂う炊けだちの、美味しいご飯を食べました。

第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース&親子体験 (竹でご飯を炊く 1)

第10回森林ボランティアリーダー養成講座 自然体験コース&親子体験 (竹でご飯を炊く 2)

 

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