岩田家のガラス芸術 BLOG 岩田の事

炎の贈り物 藤七・久利・糸子が織りなす岩田家のガラス芸術

「春の逸品作品展」より 作品No.2 No.3

2015-04-20 19:04:08 | 藤七作品
「春の逸品作品展」より



 Np.2 岩田藤七作「夢の想い」 1967年 幅9.5cm奥行9.5cm高さ39cm  

藤七は1983年生まれ。その70代は円熟期であり、花器、茶の器はもちろん
貝のシリーズなど、それまでに培った力をさらに発展させ
ますます作品を深めていった。

この時期はまた、色ガラスによる壁面装飾「コロラート」の大作も
手がけ、1968年には皇居新宮殿建築に伴い、コロラート「大八州」を
設置している。

この作品は1967年、銀座資生堂ギャラリーで催された
岩田藤七回顧展に出品したもの。
四角に吹いた細長い角柱に夢のような美しい色彩が
舞う。








 No.3 岩田藤七作「凛」 1953年 径10cm 高さ61.5cm  

大変背の高い、しかし安定感のある作品。
下部の透明から段々に濃い藍色へとのびやか。
すっくりとした姿だが、内側には泡ガラスが使われているため
奥行きのある柔らかい肌合いになっている。
1953年5月、高島屋新作展のおり制作。
翌年春、60歳で日本芸術院会員となる。




この作品は下記で展示中です。



会場 ヴェルリー クマップ 
      〒104-0041 東京都中央区新富2-4-14 新富田所ビル4F
            TEL:03-3553-5810



会期 「春の逸品作品展」
   2015年4月16日(木)~5月1日(金) 11:00~18:00 
   土・日・祭はお休みです。 ご来場の節はご一報ください。


    ヴェルリークマップ  岩田家のガラスアート 





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