岩倉高等学校 放送部

東京都台東区上野にある岩倉高等学校・放送部のブログです(創部1958年)

GW前半戦

2017年04月29日 | 活動

今年のGW前半戦は、本日と明日です。

昨年同様、作品を複数手掛けると結局「戦う」ことになります。
今日は、ラジドラ、ラジドキ、そして2つあるテレドラのうちの1つの作業でした。


ラジドラは、キーになるピアノの音を、とある場所で録音しました。演奏というわけではないのですが、一音の長さ、強さなどのイメージがあるようなので、何度も鍵盤をたたいては確認するといった作業です。

ラジドキは、方向性と素材はあるのですが、ここにきて少しすっきりしないところがあったので、あらためてフレッシュな考えで構成することになりました。そのため、副部長の2年U君は、険しい顔をしてパソコンとにらめっこ。部長のA君がよいアドバイスをしながら、本日それ相応に前進したと思います。

テレドラ1作品は、一番早くゴールが見えている感じもあったのですが、様々なアフレコで寄り道をしてしまった感じがあります。何を見ている人に感じてもらいたいのか。それを実現するためには、すべてをリアルに描写することでは必ずしもありません。途中で、過去作品を視聴して、編集メンバーのK君・O君はある重要なことに気づいてくれたようです。

ところで、昨日OBのKさんが、とても便利なものを寄付してくれました。ちょっと写真が分かりにくいですが、裏に磁石が付いている電子メモパッド。

校内インターホンで、先生方から生徒の呼び出し依頼があります。その時のメモ用としてミニホワイトボードを使用しているのですが、毎度毎度書いては消しての繰り返し。ですから、これはありがたい。

折角持参してくれたのに、顧問は大忙しの時間帯でほとんど話せず、お礼できずに申し訳なかったです。部員に「塩対応です」と言われてしまいました。




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飛行機雲・ひこうき雲

2017年04月25日 | その他

飛行機雲を見ました。恐らく明日から天気が崩れるのでしょう。


飛行機雲が見えた翌日は傘の出番という話は、よく知られたものです。低気圧が接近する前は空の高い所から段々と湿度が上がっていくのですが、湿度が高くなると飛行機雲がなかなか消えなくなり、このように長く、そして太い飛行機雲になります。
青い空に飛行機雲はとても美しいのですが、翌日は雨という知らせ。物事の二面性の不思議です。

飛行機雲を見ると、ユーミン[荒井由実・松任谷由実]の「ひこうき雲」のイントロのピアノ音が頭の中を廻ります。澄み切った青空をイメージさせる本当に美しい曲なのに、歌詞は明らかに誰かの「死」を歌っています。

部員たちの作品作りの様子を見ている中で、一生懸命やっている部員が少しずつ少しずつ色々な解釈で思い入れを持ち始めています。わかりやすく伝わりやすくということはとても大切なことなのでしょうが、一方で実はこんな「想い」もありますということがあってもいいのかなとも時に思います。

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春の青空

2017年04月23日 | 活動

今日は良い天気。春の青空です。


春は大気が水分を多く含んでいるので、青空もほんのりと霞んだ色をしています。
まだ新学期の平常授業が始まったばかり(1週経過しただけ)ですが、少しだけ空を眺めてぼーっとしてみます。

上野の桜(ソメイヨシノ)は終わりましたので、次はツツジの季節。
ただ過ぎていく時間も、季節の花の推移を感じると、それとなく節目を想うことができます。

昨日、創作テレビドラマ2作品の映像編集を「規定時間」という制約に準拠して終わることができました。両作品ともに「削って削って」という作業なので、部員は「うわっー」と絶叫しながら進めています。時間をかけている分、削るのはとても辛いものなのですが、こればかりは作品の前提なのでしようがありません。

ここからは、アフレコという、これも又手間のかかるステージになります。また、ドキュメントの編集を本格的に始めなくてはなりませんので、パソコンのやりくりもしていかなくてはなりません。

新入部員の迎え入れが疎かになってしまうといけないな(というより勧誘しないと…少し焦ります)とも思うので、車の両輪、いや4輪で走らせるべき感じ。次の週末からはGWというものが始まるようですし。(意味深)

 

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坂道

2017年04月18日 | その他

都内のとある坂道。



狭くて急な坂道。傾斜22%の坂道って中々遭遇しないはず。写真にはありませんが、積雪があった場合は通行不可という珍しい標識がありました。

急な登り坂を前にすると、人は大なり小なり気分が滅入ります。しかし、そこを通過しなければならない理由が普通はあるので、ただひたすらそれを登ることになります。

現在、多くの部員が作品制作でちょっとした坂道を感じています。急な坂道を登っているわけではなくても、今までかけてきた時間と対比して、感覚的にそれが急な坂道に見えることがあるのかもしれません。そんな時は、急な坂道を登る人間の視点を意識してみるといいと思います。急であればある程、恐らく多くの人は一歩一歩視点を低くして(自分の足を見るように)登っていきます。


急な坂道を登り終えた後、後ろを振り返ると、よくぞ登ってきたなといった自分を褒めたい気分になります。まずは今は足元の一歩を見て、最後の最後に振り返ることを楽しみに粘りたいものです。

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部活説明会

2017年04月15日 | 活動

昨日と今日の2日間、カフェテリアで部活説明会[ブース別]が行われました。
その様子は学校のホームページに掲載されていますが、どの部も一生懸命説明していました。もちろん、私たち放送部も関心を持ってもらおうと部員が導線打ち合わせまでして臨んでおりました。

中学校では「放送」は委員会が主で、部というところは公立では特に少ないはずです。ですから、どうしても放送部という名前でも、せいぜい校内放送でしょという認識になりがちで(もちろん毎日工夫して部員はやっています)、活動内容をなかなかイメージしてもらえません。

その辺は部員もよく分かっていて、訪れてくれた新入生には、こんなこともあんなこともやっていてやりがいがありますよ、といった説明を懸命にします。そして、一生懸命説明した結果、「色々あってただ忙しだけの部と思われてしまったかもしれない」「一方的に話してしまって盛り上がらなかった」と頭を抱える部員もいます。しかし、それでいいのだよと思うのです。

あれもこれもは事実だと思いますし、暇で楽であることはないし、常にどうしようああしようと相談することの多い毎日ですし。それでも、だからこそ多くの部員が色々なものを得てきたと思っていますし、これからも変わりにくいことだとも思っています。

前向きな気持ちで、仲間に入ってもらえる新入生を、現部員が暖かく歓迎して、前進できるといいですね。

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