昨年中止になったNコン。今年は無観客ではあるものの、無事決勝大会まで開催されました。
決勝の舞台はNHKホールではなく、蒲田にある日本工学院専門学校・片柳アリーナ。実に立派なキャンパス群の地下4階にアリーナホールがあります。
無観客ですので会場はこんな感じになっておりました。オンライン中継を視聴していた全国の高校生(もちろん我が部の部員たちも)にこの空気は伝わっていなかったと思いますが、現場は何とも言えないひんやり感というか緊張感がありました。
10時30分、スクリーンに決勝進出校(者)が部門ごとに映し出されます。
残念ながら私たちのラジオドキュメント番組の名はありません。当然のことながら準決勝に進出した40番組から4番組に残るのは容易なことではありません。結果としては制作奨励賞。しかしそれは準決勝に進出した証です。
今回の番組は昨年の3年生がスタートしようとしたものの大会が中止になりとん挫。それを現3年生が良い形で引き継いだという流れがあります。テーマである東京大空襲への想いとともに、そんな部内の想いも引き受けて完成したものだと考えると、奨励賞以上のものが込められているはずだと思っています。
NHK杯全国高校放送コンテストは開催されていますがリアル大会ではないので、和歌山総文で作品交換を部員は希望しています。可能ですという学校があるようでしたら、部員運用しているこちらまでご連絡ください。
昨年の秋の大会(都高祭)と今年のNコンの作品集です。
昨年に続き合宿はできないため、校内夏期講習。じりじり暑さが襲う本格的な夏の日。同時進行で続くコロナ禍。自分たちでコントロールできないことを嘆いてもいけないので、今はそれらを正しく恐れつつも、粛々と放送技術を高める時間とします。
今週のNコン準決勝から決勝に続く4日間。3日間は校内夏期講習、最終日はNコンのオンライン視聴としました。昨日はアナ朗、今日と明日は番組という日程です。
チーム分けをして簡単な作品を制作。1・2年生はかなり実戦経験が足りません。しかし逆に考えれば色々なことを新鮮にとらえることできると考えます。
まずは基本的なことから少しずつ。何を作りたいのかが定まれば、技術はそれに合わせて次第に付いてくるものという考えもまぁあります。
ただ、知っていることできることは何より色々な可能性を広げます。明日は統一設定でドラマを作ります。
本日夕方、NHK杯全国高校放送コンテストの準決勝進出校(者)がWebで発表されました。今までのリアル大会であれば印刷物が用意され出場校代表者が指定された場所に取りに行き、走って皆の待つところで広げるといった光景でした。(これが例年盛り上がっておりました)
とは言っても結果を見るのはどんな形式でもまずまずドキドキするものです。で、肝心の結果ですが「ラジオドキュメント部門」で初めて準決勝進出しました。3年M君のこだわりの編集、I君の親しみ深い聞き手としての態度等々、努力とテーマへの想いが結実したなと感じます。もちろんその他携わったメンバーもたくさんいて、わずか7分の番組にどれだけのエネルギーが注がれてきたのかを多くの人に想像してもらいたいなと思います。
なお、同じく全国出場を果たした朗読とテレビドキュメントは届きませんでした。しかし、そこに至るまでの想いもかけた時間も決して負けていたものではありません。
この後、週明け2日間で決勝審査(データ審査)が行われ、29日(木)決勝の日の朝に進出校(者)が発表。そのまま決勝会場審査(オンライン中継があります)の段取りです。まな板の鯉ですが、その日を楽しみに待ちたいと思います。
試験の採点をしていると集中力が途切れることがあるので場所を変えてみたりします。基本は当然のことながら職員室ですが、期間中は部室が無人なのでちょっと移動。何しろ無音環境で孤独な作業に没頭できます。
そんな静寂に包まれた作業場と化した部室。昨日ふとした隙間に気になることを1つ発見してしまいました。するともう立て続けに色々なことが気になる。
①壁の高いところに貼ってあるアニメ札(?)ははがされぬまま6年ほど経っている
②ゴミ箱の謎の掲示シールについて質問する部員がなぜかいない
③ぬいぐるみがそこそこ増えつつあるのを部員が温かく迎え入れている
④手術した後のあるプーさんはずいぶん前から電話を見つめている
⑤誰もここに接続してテレビを見ましょうと言わない
⑥そんなにたくさん団扇はいらないと思う
⑦面白いと思われるとホワイトボードの一言はしばらく消されない
そんなことが気にかかるともう採点どころではなくなってしまうのです。これはまずい。