聴く鏡Ⅱ/菅原正二
一関ベイシーへ久しぶりに行ってきた。
14時前に到着し、もう開店しているかなぁと思いつつドアを開けると一番乗りで、
エバンスのライブ盤が静かに流れていた。
後ろの中央席に座りコーヒー(柿の種付き)を注文し、かかったアルバムは以下の4枚。
John Coltrane / Settin' The Pace
Kenny Dorham / Matador
Sonny Rollins / and the Contemporary Leaders
Count Basie / Echoes Of An Era
新緑をいっぱいに拡げた大樹を思わせるロリンズの淀みないテナーが今でも耳に残っている。
Sonny Rollins / The Bridge
音が溢れ出て止まらない50年代ロリンズも好いが、
音を選び思慮深い60年代ロリンズも好いな。
Jim Hall(g)が加わることにより、
青色の絵具に白色を混ぜたように音が柔らかくなり、
春の陽光に合っている。
手持ち盤はステレオで傷無しなのだが、
プチプチとノイズがあるのでレコード屋で視聴し買い換えるつもり。
Paul Desmond / Glad To Be Unhappy
ロリンズ盤同様、サックス,ベース,ドラム,Jim Hall(g)のカルテット盤。
ジャケットの様に薄暗い雰囲気の中でデスモンドのアルトが青白くゆらゆら漂うが、
柔らかい風が吹き込む、何とも心地良いアルバム。
ロリンズ盤であったノイズが出るかと思い購入したが、こちらは皆無。
Blue Giant / 石塚真一
ビックコミック掲載中で、高校生『大(ダイ)』がプロミュージションを目指すJazz漫画。
ぼくは『大』が『Blue Giant』になれると信じて疑わない。
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