ガキの頃、家には常に「かりんとう」があった。
そう、あの黒くて硬いやつだ。
煎餅やポテトチップスなら喜び勇んで食べてしまうのだが、
いくら腹が減っていたとしても、かりんとうだと素通りしてしまった記憶がある。
しかし、歳を重ねると好みも変わり、甘いものを欲するときがあり、
アイスクリーム、シュークリームでも無く、黒糖かりんとうが無性に食べたくなる時がある。
それとは関係ないかもしれないが、キースでも、エバンスでも、マッコイでも、・・・・でも無く、
ドド・マーマローサが聴きたくなるときがある。
バド・パウエル、アル・ヘイグ、バリー・ハリスらバップ時代のピアニストは、何か一味違う。
麻薬治療を終え、復帰後に収録したアルバムでこの時35歳。
A1<Mellow Mood>をどうぞ。
amazonに注文していたPat Moranが届く。
注文から到着まで約2週間かかるが、アメリカからの国際便なので早いほうかもしれません。
Ebayで注文するより安い。
早速聴き始めるが、出張帰りでオーディオ装置が暖まっていないせいもあり、
スコット・ラファロのベース音が小さい気がする。
まぁ、このスピーカーでは致し方無いか。
そこで、トーンコントローラーをグィと右に回す。
これでスコットも満足だろう。
まだ、1回しか聴いていないが、B面でご機嫌なスコットのベースが聴けた。
B3<I Could Have Danced All Night >
50秒過ぎにベースが疾走する。
B5<Yesterdays>
1分10秒過ぎにボクの足が動き始める。
エバンス盤よりスコット・ラファロの凄さが分ると思う。
床屋に行きサッパリした後、コルトレーンが無性に聴きたくなった。
JAZZという括りで無く、ドルフィーやモンクでも無く、「コルトレーン」だ。
数ある作品の中で№1ジャケットと思っている本作を取り出す。
ジャズ喫茶でモンクを聴くときに正座する客の話がラズウェル細木さんの漫画であったが、
流石にそこまでしないが寝っ転がって聴くことは出来ず、スピーカー前の椅子に座り聴く。
ジャケットの色合いと同じ、深いブルーな音が全身に満ち、
髪と同じように心もシャキッとして、折り目のついたズボンのような気分になる。
A2<Soul Eyes>、B1<The Inch Worm>が好い。
昨日、タワーレコードで購入したキースのSACDを普通のCDプレイヤーで聴く。
ステレオサウンドで和田博已さんが推薦しているし、あちらこちらで音が良いとの評判なので、
レコードを所有しているのですが購入してみました。
馬鹿耳の僕でも冒頭から違いを感じ、念のため ↓ のレコードと比較しました。
SACDは全体的にモヤモヤが少なくクリアな音で、ディジョネットが場面場面でシンバルの音色・余韻を意図的に変えているが判りました。残念なのは僕だけかもしれませんが、キースの唸り声も当然クリアになりました。
この頃、レッド・ロドニーにハマっており Red Rodney Bird Lives! を聴く。
A3<Round Midnight>でのCharles McPherson(as)が好く、真夜中に酔っぱらいが寂しく歌い上げているようなサックスが堪らない。
音源見つからないので、B3<ドナリー>をどうぞ。
「Jaki Byard / Out Front」を聴く。不敵な笑みを浮かべるバイヤードだが、出てくる音もジャケット写真の通り。
ブッカー・アービン参加のA3が黒さ爆発で好いかな。
Jazz Barで「Scott LaFaro / The Legendary」を聴き、スコット・ラファロのベースラインに耳が釘付けとなる。
パット・モランの名盤なのだが今まで聴いたことが無く、家に戻りAmazonで↓を注文した。
「本の雑誌 ベスト10」が届く。28年分の年間ベスト10が収録されており、読みたい本が続々と出てきて困る。
7合目までの林道が開通したので樽前山へ。
「迷ったときの樽前山」と言われるほど気軽に行け、個人的には北海道で一番お気に入りの山。
カメラを忘れたので、昨年10月に行った時の写真を。
本屋の新刊コーナーで帯に『細野晴臣さんの推薦』とあるのを見かけ、「ピアノのムシ1巻」を購入。
ピアノの調律師(「美味しんぼ」の山岡士郎と似たキャラクター)の話で、読み応えあるので2巻以降も購入することにする。
引越しの際、EP盤を全て処分したが、性懲りも無くまた購入してしまった。
リタ・ライスのEP盤は残して置くべきだったな。