Soul Time / Bobby Timmons
ボビー・ティモンズのブルージーでコロコロ転がるピアノ、
ブルー・ミッチェルのストレートで嫌味の無いトランペット、
サム・ジョーズの弾むベース、そして、いつもと違い後ろで地味に叩くアート・ブレイキー。
品の無いジャケットで手を出し難いアルバムだが、
湿気の少ないカラッと晴れた好いアルバム。
Starting Time / Clifford Jordan
ソファーに寝転び、本を読みながら本盤を聴いていたが、
次の2曲で読む手が止まる。
A3<Down through the years>、B3<Don’t you know I care>。
ともにスローなバラード曲だが、ハードボイルドに淡々と歌い上げるクリフォード・ジョーダンのテナーが好い。
センスの良いシダー・ウォルトンのピアノにも魅せられる。
Looking at Bird / Archie Shepp & Niels-Henning Ørsted Pedersen
サックスとベースのデュオで、チャーリー・パーカー5曲、スタンダード2曲、バリー・ハリス1曲を演奏。
暴れ馬アーチー・シェップ(ts,ss)も手綱をペデルセン(b)に握られ、大人しい。
THELONIOUS MONK / At Carnegie Hall
以前『MOSAIC社』出ていたアルバムのリイシュー。
ジャケ写真(Five Spotでの写真ではないか?)につられて購入。
奇跡の画家 / 後藤正治
モンクやコルトレーンに感じる孤高さに純朴さを加えた画家、石井一男に惹かれる。